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Capital/Core 001-1121
ストレフォン(Strephon)皇帝の在位50周年(jubilee)記念年が始まり、 宮殿内外では新年祝賀行事が執り行われています。
式次第の最初は、叙勲者名簿(Honors list)の発表です。 本日発表の名簿は非常に長大なものでしたが、意外な人選はありませんでした。 イリジウム玉座(Iridium Throne)の皇帝陛下が 新たにナイト爵位や貴族位を得た数十名の方々を認証される 厳粛な儀式です。 その後、 玉座から年次教書(annual Address)を発表されましたが、 大きな新政策の発表はありませんでした。
早朝の式典が終わってから、新年祝賀行事が始まりました。 式典は非常に壮麗なもので、 皇族御一家に加えて、公爵20名、大公3名がお出ましになられました。
シンシア皇女殿下(Grand Princess Ciencia)は、 婚約者の ウシュラ(Ushra)大公の後継者 フレイター・ガニディイルシ・リング・シマルー博士 (Doctor Frater Ganidiirsi Ling Simalr)と何度もお出ましになられました。 お二人には、 帝国名士の方々や一般代表の方々から多くのお祝いが述べられました。
とりわけ重要だったのは、 アナクシャス(Anaxias)及びデルファイ(Delphi)の マーガレット・マーガレット・イエトリナ・アルカリコイ・テュケラ大公 (Duchess Margaret Yetrina Alkhalikoi Tukera)が、 キャピタル(Capital)に珍しく姿を見せたということです。 キャピタルに到着していたという事前のアナウンスはありませんでしたが、 大公閣下は当日の式典の最初に宮廷から姿を現しました。 大公閣下並びに御家族は 多数の式典やイベントに参加なされ、 一日の大半を皇帝陛下とお過ごしになられました。
【訳注】
1121年突入。新年の祝日の報告。
Ω
Shululsish/Solomani Rim 011-1121
惑星全域で活動するシュルルシシュ・インターネットワーキングLIC社 (Shululsish Internetworking LIC)は、 エウム・シャ・グィ(Ewm Shao Gwi)ツフール(tuhuir)の アナウン・トイェン(Anaun Twoyen)及び他のメンバーと 大規模なジョイントベンチャーに乗り出すと発表しました。 ヴェガン・コンソーシアム(Vegan consortium)は 今後10年にわたって、 シュルルシシュ製のコンピュータ、ネット機器、ロボットを 購入する数兆クレジット規模の契約を行いました。 引き替えに、 同社はエウム・シャ・グィのパートナーとして シュルルシシュのヴェガ人の消費者に向けて、 物品や軽工業製品を販売することになります。 新会社のアルデラミン・ホールディングス(Alderamin Holdings)が、 パートナー活動の調整役として設立される予定です。
記者会見で、アナウン・トィエンは 「このパートナーシップは、アルデラミン貿易地域の繁栄が 新時代に入ったことの象徴である。 当然、 同地域のヴェガの物品やサービスを 新市場に展開していける期待も持っている。」 と語りました。
【訳注】
なにやら舌を噛みそうな名前が並んでいますが、
政情的に不安だった地域に経済活動が始まったということです。
238-1120に関連ニュースがあります。
Ω
Ludmilla/Solomani Rim 030-1121
「チェン・ゴロックは健在だ!(Cheng Golok lives!)」
恒星間労働者組合(the Interstellar Brotherhood of Labor:IBL)の 幹部指導者の一人が、 首都にあるアステリオンスポーツ機関(Asterion Sports Facility)周辺に 集まった人類種族(Human)、ヴェガ人(Vegan)の労働者に向けて語りました。 演説者は 「種族や職業によって我々を分断しようとする力に対する永遠の抵抗」を 呼びかけました。 そして、政府内の人類至上主義者(Human-superemacist)を 「人民の敵」と告発しました。
「典型的なチェン・ゴロックのやりかただ。 あの演説者は他の誰でもないだろう」 演説が終わった後でコメンテイターの一人が語りました。 「顔つきはだいぶ違うが、 仕草や単語の選び方や、なにより場所の選択、 全てが由緒正しきチェン・ゴロックだ。 彼は生きている。 そして、ルドゥミラ(Ludmilla)政府と星系外の政府支援者に対して 明確に宣戦を布告したのだ」
IBL関係者からのコメントは得られていません。
【訳注】
関連ニュースは168-1120。
半年前に爆弾テロに襲われたチェン・ゴロック氏ですが、
氏と思われる人物がアジ演説を行ったというニュースです。
Ω
Rhylanor/Spinward Marches 038-1121
現地の有力貴族の一員が ノリス大公(Archduke Norris)に対する 大規模な訴訟に踏み切ると発表しました。
ジネル=ホート・クルシャー男爵(Baroness Jynel haut-Kurshar)は 公共の場に姿を現し、準備された発表を読み上げました。 「私と私の仲間達は数年に渡り本件の整理を進めてきた。 我々は長期にわたる大公の行為を調査し、 第5次辺境戦争(Fifth Frontier War)開戦前まで遡った。 我々は大公の不自然な行動を示す明確な証拠を発見した。 この件を帝国法廷に提訴するつもりである」
男爵は詳細を示すのは時期尚早だとして、言及を避けました。
「しかしながら、我々は確信している。 我々はノリスの悪事の証拠を握っているのだ」
【訳注】
ジネル男爵について、特に関連情報は無いようです。
第5次辺境戦争直前のノリスは干されていた時期のはずなんですが。
Ω
Capital/Core 045-1121
帝国造幣局(Imperial Mint)は、 ストレフォン皇帝在位50周年(Emperor Strephon's Jubilee)を祝した 記念コインの発行を公式に開始しました。
コインの額面は5クレジットと500クレジットです。 500クレジット貨はイリジウム合金製で1億2500万枚発行されます。 コインの表にはストレフォン皇帝の横顔が、 裏には帝国旗(Imperial Sunburst)が刻まれます。
500クレジット貨の実際の発行は、 星域の人口に応じて各星域の財務省に回されます。 コインは多くのコレクターにとってすぐにでも垂涎の的となることでしょう。
【訳注】
1億2500万枚というと多そうですが、
帝国の人口は10兆を越えているため、10万人に1枚以下ということになります。
似たような記念コインとして
昭和天皇在位60周年記念コインがありますが、
この10万円金貨の発行枚数は1000万枚。
少ない方だそうですが、
日本人10人に1枚、世界人口に対しても1000人に1枚以上あります。
今回のコインは、比率としては桁違いに少なく、
それゆえコレクターは必死になるわけです。
Ω
Terra/Solomani Rim 050-1121
帝国海軍の広報官は、 ソロマニ連合(Solomani Confederation)海軍に 軍事境界線を越える異常な動きがあったという報告を認めました。 ソロマニ軍は明らかに ジェミニ(Gemini)、ククルカン(Kukulcan)星域で、 かつて無かった意図を持った行動を起こしており、 ククルカン星系(2835 Solomani Rim)の反乱に対して 新たな敵対行動を準備していると思われます。
軍事境界線を越えての移動を計画している帝国市民に対しては、 充分な注意を払うように勧告が出されました。 帝国籍の商船は既に数年に渡って ソロマニ連合海軍によって ククルカン星域への進入を禁じられています。 050-1121をもって、 トラベラー協会(Travellers' Aid Society)は 国境付近の2星域全体を 一時的なアンバーゾーンに指定しました。
【訳注】
ククルカン問題で久しぶりの報道。
ソロマニ軍が再び動き出したようです。
029-1119にソロマニ軍の意見不一致の記事が合って以来ですから、
ほぼ2年ぶりのニュース。
Ω
060-1121 Vantage/Solomani Rim
ソロマニ党(Solomani Party)の有力メンバーに対する嫌疑は 公式に晴らされました。
ナショナリスト派(Nationalist faction)の事実上のリーダー、 ジャン・マリコフ氏(Jan Malikov)は、 昨年、汚職及び反ソロマニ運動の容疑で告発されました。 ソロマニ党大会議(General Congress of the Solomani Party)の会議場で 逮捕されたことで、会議は混乱し、 進行中だった書記局長(Secretary-General)の選挙にも影響がありました。
マリコフ氏はヴァンテージ(Vantage)星系の法廷で容疑を強く否定しました。 その努力は功を奏し、氏を告発するに足る証拠は無い、ということになりました。
マリコフ氏は、政治的なことについてもそれ以外についても、 今後の行動に関しては公式発表を行っていません。
【訳注】
半年ぶりの続報。(逮捕のニュースは136-1120。)
背後関係などは追々明らかになるでしょう。
Ω
Esperance/Solomani Rim 065-1121
ワオザニ(Waothani)政府関係者の支援を受けた帝国軍憲兵隊が、 ヌヴァ・アルゼンチーナ(Nueva Argentina)の前大統領 パオロ・ムリズ(Paolo Muriz)氏を発見、逮捕しました。 ムリズ前大統領は他の前政権メンバーの一団に加わっていました。 全員が武装しており、反帝国ゲリラに参加していたようです。 前大統領および支持者達は現在とある場所に拘束されており、 可能な限り速やかに戦犯として裁かれることになるでしょう。
【訳注】
エスペランス戦争の戦後処理。戦争自体は293-1120に終結しています。
関連ニュースは、 341-1120、177-1120、201-1120、225-1120、234-1120、250-1120、 265-1120、293-1120、300-1120など。
Ω
Esperance/Solomani Rim 072-1121
本日、暴力的な反対運動がいくつもの都市に広がりました。 ヌヴァ・アルゼンチーナ(Nueva Argentinean)の指導者達の逮捕に 抗議する住民達によるものです。 ある場所では、現地の暴徒と帝国兵との間で銃撃戦が発生し、 3人の帝国兵が負傷しています。 帝国憲兵隊は暴徒鎮圧ガスを大量に使用することで、 数時間後に暴動鎮圧に成功しました。
【訳注】
前週(065-1121)に前大統領等が逮捕されています。
Ω
Mora/Spinward Marches 080-1121
モーラのデルフィン公爵(Duchess Delphine of Mora)局は 公爵の又姪であり公爵の後継者でもある エレイン・シャンカー・ムウダシール卿(Dame Elan Shankarr Muudashir)の所在を 確認しました。 エレイン卿は 予定されていた帝国一周旅行(Grand Tour of the Imperium)を切り上げて、 モーラにいます。 マトリアーク宮殿(Matriarch's Palace)に滞在中で、 公の場には姿を現していません。
公爵局はエレイン卿が予定を変更した理由についての 報道陣からの質問に回答することを拒否しています。
【訳注】
"dame"は「卿」と訳しました。
辞書的には女性向け"knight"爵位なのでこれでいいはずです。
(違和感は否定できませんが。)
"lady"ならカタカナで「レディ〜」としてしまうのですけど、
さすがに「デイム〜」では称号と気づいて貰えないような気がしました。
さらに言えば、
「又姪」もIMEで一発変換できないところを見ると普通には使わないのでしょう。
grandnieceという英単語の方が分かりやすいのかも
(甥または姪の娘の意味になります。
血縁図を思い浮かべて、
father -> grandfather に対して niece -> grandniece と言えば
分かるでしょうか。)
しれませんが、貴族の血統の話なので固めの単語にしました。
Ω
Saxe/Solomani Rim 088-1121
サクス(Saxe)の複数国家間で包括的平和協約が締結されました。 小国分裂世界で数十年に渡り紛争を引き起こしてきた 一連の衝突を集結させることになるでしょう。
セクヤーのブーティアン同盟代表 (representative to the Bootean League from Sequoyah)である ウィレム=サンドヴァール下院議長(Speaker Willem Sandoval)が、 調印式を見届けに出席していました。 それから、議長は調印式が 「ソロマニ連合(Solomani Confederation)における 法と中庸の勝利である」との見解を述べました。
セクヤーの複数の戦士部族(Warrior Scoieties)が長年に渡り サクスの戦いに参加してきました。 親セクヤー政府を支援するためです。 部族は、近隣のポリフェムス(Polyphemus)に雇われた部隊としばしば衝突していました。
【訳注】
042-1117にサンドヴァール議長はポリフェムスの介入を非難していますから、
4年以上かかってようやく事態の収拾にこぎつけたということでしょう。
281-1119には政権不信任案を否決し、政権維持に成功しています。
ただ、ポリフェムスがこのまま黙っているかどうか。
Ω
Europa/Aldebaran 095-1121
エウロパ政府(Europan government)は 連合(Confederation)が 現在エウロパで進行中の内乱へ平和維持部隊による介入を行うように求める 公式な申し立てを行いました。
介入は国策の転換を意味します。 つい数週間前、惑星政府は介入を検討することを公式に拒否したばかりです。 最近になって市街地での暴力行為が増加しているということではありませんが、 事態の速やかな解決を現地企業が期待しているとの圧力を 政府が日に日に強く感じているようです。
【訳注】
258-1120に反乱が広がっているとのニュースがありました。
連合は「ソロマニ連合(Solomani Confederation)」のことです。
Ω
Mora/Spinward Marches 105-1121
モーラ公爵(Duchess of Mora)、同家の家長、 スピンワードマーチの星域公爵(Sector Duchess of the Spinward Marches) を兼任する デルフィン・アドラニア・ムウダシール(Delphine Adorania Muudashir)卿が 老衰のため モーラの宮殿邸宅で死去されました。
デルフィン公爵は021-979に ルテティア・アモン・ムウダシール(Lutetia Ammon Muudashir of Mora)公爵と エネリ・トルエル・アドラニア卿(Lord Eneri Truell Adorania)との間に 生まれました。 デルフィン公爵は 母君が001-1014に退位した際に、家長の座とモーラ公爵の座を受け継ぎました。 その後、100年以上に渡り、 母星および帝国の高級官僚として務めてきました。
長年にわたり、家長閣下は第3帝国最高齢の貴族の一人でした。 また、「宇宙船と王冠の騎士団(Order of Starship and Crwon)」の 最古参メンバーの一人でもありました。 現団体の長であるガヴィン皇帝(Emperor Gavin)による叙勲は 1018年のことでした。
ノリス大公(Archduke Norris)は今朝、姿を見せ、家長の死を発表しました。 いつになく抑制された様子で、大公は短い声明を発表し、 「公爵との意見の衝突は多かったが、 帝国と帝国人民とに対して我々が負っている責任を忘れたことは決して無かった。 これほど長くこれほど立派に勤め上げた人はまずいなかった。 大変な損失となるであろう」と結びました。
公爵の後継者は又姪(grandniece)の エレイン・シャンカー・ムウダシール卿(Elane Shankarr Muudashir, C.E.G.)です。 エレイン卿は、 モーラの習慣に従った服喪期間が明け次第、 家長および公爵としての務めをを始めることになります。 当面、公爵局(Office of the Duchess)は、 エレイン卿の承認のもとで、必要となる管理業務遂行を続けることになるでしょう。
【訳注】
080-1121にエレイン卿が急遽帰省したとのニュースがありましたが、
このニュースの伏線だったようです。
Ω
Home/Aldebaran 110-1121
会場で継続的に行われていた討論の後、 書記局(Secretariat)のリベラル派メンバー50名以上が席を立ちました。
ソロマニ党(Solomani Party)リベラル派(Liberal wing)は 書記局の本セッションで多くの時間を割いて 「ソロマニ(Slolomani)」という言葉の定義を緩和するよう主張していました。
ソロマニの元々の定義は「テラ(Terra)生まれの人類」に限られていました。 現在のソロマニ法では、「ソロマニ人(Solomani race)」の全メンバーを カバーする単語として使われており、 主としてテラ人の家系を持つ人類種族を意味します。 ソロマニ性を確認することができる簡単な遺伝子テストが実用化されています。
書記局のリベラル派メンバーは、法的定義を緩和する法案を通すために 協力することで最近一致していました。 提案法案では、全ての人類種族に対してソロマニ党に所属する資格を認めています。 しかし、新たな協力体制にもかかわらず、 議題を書記局に持ち込むという点では限定的な成果しかあがりませんでした。
種族問題委員会(Racial Affairs Committee)は数日に渡り証言を聞きましたが、 本件については手詰まり状態のままです。 その間に、 マーク・チッサノ書記長(Secretary-Genaral Marc Chissano)の支援のもとで、 過激派(radical Party factions)は様々な手続き手法を認めさせてしまいました。 仮に再定義案が委員会を通過したとしても、 可決はほとんど不可能だったのです。
リベラル系代表者達の今回の退出劇は、 際限ない過激派の非妥協的態度に対する抗議を示すためのものです。 退出がどの程度の期間続くのか、 復帰後のリベラル派の戦略はどのようなものになるのか、 は不明確なままです。
【訳注】
チッサノ氏の書記長就任のニュースは185-1120、
リベラル諸派関連については267-1119のニュースと訳注を参照。
ソロマニとは何か? という議論なので時間がかかるのは無理もないのですが、
おそらく、権力争いとかも絡む話なのでしょう。
Ω
Twilight/Aldebaran 117-1121
誰にとっても意外だった突然の民衆蜂起により ソロマニ世界の独裁政権が退陣に追い込まれました。
過去10年に渡り、トワイライト(Twilight)星系の主要な人口集中地域は 度重なるゼネストにより機能が麻痺していました。 惑星政府が鎮圧を試みたとき、 国防軍(Home Guard)部隊ははストライキ側に付き、 秘密警察部隊(secret-police troops)を攻撃したのです。 今日現在、反乱側が首都を支配しており、 前政権の上級幹部を逮捕あるいは追放したと発表しました。
トワイライト星系は、チッサノ家による独裁支配下にありました。 反乱勃発のため、 一族のメンバーの行方はほとんど分かっておりませんが、 大半が星系外に逃亡した模様です。 チッサノ家の最有力メンバーはマーク・チッサノ(Marc Chissano)氏で、 現ソロマニ連合(Solomani Confederation) 書記長(Secretary-General)の職にあります。
【訳注】
マーク・チッサノ氏が書記長に就任したとのニュースは185-1120にあります。
書記長の母星で反乱が起こり書記長の一族が追われた、ということですから、
政治的影響は小さくないでしょう。
反乱側が対外的にどういう態度をとるかは、今後追々明らかになるでしょう。
Ω
Twilight/Aldebaran 123-1121
反乱政府は、 チッサノ独裁政権に対して忠誠を誓う内務省部隊による いくつかの抵抗地域を除いて、 このソロマニ世界を実質的に掌握しました。
臨時政府代表は声明を発表し、 「人民の意志表明に従った共和政府」の設立を宣言しました。 声明では 「自由で公正な選挙を、治安が回復して選挙が可能になり次第」実施すると約束しています。
臨時政府はまた、公式に ソロマニ連合(Solomani Confederation)書記局(Secretariat)への トワイライト(Twilight)代表を罷免するとの命令を発しました。
【訳注】
例えるならば、
総理大臣が国会議員としての資格を剥奪されたようなものでしょうか。
チッサノ氏が、権力闘争の結果の妥協の産物として書記長に選出されたとの経緯
(185-1120)もあり、かなりの問題になりそうです。
Ω
Home/Aldebaran 132-1121
ソロマニ連合書記長(Secretary-General of the Solomani Confederation)は 異例の措置に踏み切り、 ソロマニ海軍部隊に対して 書記長の母星で進行中の社会争乱への直接介入を命じました。
反乱軍はチッサノ(Chissano)氏の母星トワイライト(Twilight)星系の 政権中枢をほぼ制圧しています。 正当政権であることを主張し、書記局への代表を罷免するとの命令を発表しています。 代表はチッサノ書記長その人であるため、 この命令は−もし合法的であるとすれば− ソロマニ連合全体の現政権に対して突然の終末をもたらすことになります。
結果によっては体制上の危機ともなりえます。 書記長の母星が代表を罷免するのは理論的には可能でしたが、 連合の現体制が創設されて以来250年間、 このような状況は起こりませんでした。
チッサノ書記長は本件に対する公式声明を出しておらず、 立法上の手続きをとぎれなく進めているようです。 しかし、アルデバラン(Aldebaran)およびスターブリッジ(Star Bridge)の両宙域の ソロマニ海軍舞台は最高警戒態勢に置かれており、 海軍部隊は数日中にトワイライト星系へ向けて出発の予定です。
【訳注】
半ば予想された事態とはいえ、チッサノ氏は実力行使に出ました。
Ω
Mora/Spinward Marches 138-1121
ジネル=ホート・クルシャー男爵(Baroness Jynel haut-Kurshar)による ノリス大公(Archduke Norris)の違法行為に対する告発が、 ここしばらく話題になっています。 本日、他の多数の発表と合わせて、 大公の広報官はこれらの告発に対する初のコメントを発表しました。
「大公閣下はジネル男爵の活動について説明を受けられました」 クレメント・エシュガーニ氏は語りました。 「その場には同席しませんでしたが、 私の理解するところでは、大公閣下は面白がっておられたようです」
クレメント氏は続けて 「ノリス大公は、法廷での判決が出るより前に 御自身の行動が正しかったことを示したいとお考えになっています。 実際、裁判を念頭に置かれた上で、 裁判のための男爵側の費用を持っても良いとお考えです。 皇帝陛下から私的な謁見を賜る手続きについても同様です。 もちろん、男爵も何年も自領から離れることになりますが、 正義を求める探求のためなら男爵はその労を厭わないだろう、と 大公閣下は確信しておられます。
【訳注】
関連ニュースは、038-1121。
軽くいなした、というところでしょうか。
男爵(Baroness)が言うところの「違法行為」の具体的な中身は相変わらず不明です。
Ω
Home/Aldebaran 143-1121
ナショナリスト系政治家(Nationalist politician)の ジャン・マリコフ氏(Jan Malikov)が ホーム星系(Home)に戻りました。 書記局(Secretariat)における ブーティアン同盟(Bootean League)代表の座に就くのが目的です。
マリコフ氏はソロマニ連合(Solomani Confederation)の中枢国家機関を 脅かしている現在の一連の危機についての公式声明はまだ出していません。 しかしながら、既に書記局の有力メンバーとの会合が幾つも予定されており その中にはリベラル派(Liberal)やラディカル派(Radical)の指導者も含まれています。 政界筋でからは、 マリコフ氏が、 ソロマニ党(Solomani Party)内の対立する2グループ間での最近の論争を 鎮めようとしているのではないかとの観測が出ています。
【訳注】
マリコフ氏は、昨年汚職と反ソロマニ運動の容疑で取り調べを受けていましたが、
060-1121に解決しました。氏が正式に政治活動に戻ったというニュースです。
「連合の中枢国家機関を脅かしている問題」とは、
書記局長の地位の正当性を巡る問題(123-1121参照)のことでしょう。
一方、2グループ間の論争とは、ソロマニの定義をどこまで広げるかの問題です。
最近のニュースは110-1121 にあります。
Ω
Home/Aldebaran 150-1121
マーク・チッサノ書記局長(Secretary-General Marc Chissano)は、 書記局員の身分あるいは書記局長としての地位を手放すことはない、 と公式に発表しました。
自身が前回の書記局長選挙の候補者であった ナショナリスト(Nationalist)派の指導者ジャン・マリコフ氏は、 本日書記局で、これを激しく攻撃するスピーチを行いました。 「加盟国政府が書記局への代表者を罷免する権能は、 連合憲章(Confederation Charter)の基本的な要素である。 この規定に違反することは、ソロマニ政府の最も基本的な原理である 星系の独立、民主的手続き、法の支配、を損なうことである。 私はマーク・チッサノ氏に対して、いますぐそこから降りるように要求する。 我らの社会の基盤がこれ以上損なわれる前にだ。」
一方、連合海軍(Confederation Navy)部隊はホーム(Home)星系に集結し、 マーク・チッサノ氏の母星トワイライト(Twilight)星系への 平和執行任務の準備を行っています。 何人かの海軍上級士官が突然辞任を表明したため準備は遅れています。 おそらく、部隊内でのソロマニセキュリティ(Solomani Security)の反対行動に よるものでしょう。
【訳注】
123-1121に表面化した問題の続きです。
チッサノ氏が辞任を拒否したのも
反対派がこれを攻撃するのも予想通りではありますが、
ソロマニ内部の問題は混迷を続けています。
Ω
Sarmaty/Solomani Rim 156-1121
サーマティ(Sarmaty)星系で行われていた帝国艦隊演習中に 大事故が発生しました。 10000トン級貨物船プライド・オブ・カアウル(Pride of Kha'urru)が 第1291植民地艦隊の分遣隊から攻撃を受けたのです。 貨物船は船員、貨物ともに大きな損害を受け、 おそらく船体も全損したと思われます。
海軍広報官の フィル・ウィルソンマクレイグ大尉(Lieuteant Fielle Willson-MacCraig)は 「貨物船は航法警報を見落とし、実弾射撃地帯の真ん中に進んでしまったのです。 この件について、 通信センサーシステムが不調だった証拠があるため、 海軍は貨物船の乗員が不注意だったとは考えておりません。 不幸にして、警報が届く前に、訓練に参加していた3隻の艦艇の砲術士官が、 貨物船を目的浮標と誤認してしまいました。 訓練は直ちに中止され、可能な限りの手が救難・回収任務に投じられました。 当然、海軍は乗員と積み荷の損失を補償します。」
サーマティ星系での演習は 事故の完全な調査の結果が出たとの通達のあるまで停止されます。 プライド・オブ・カアウル号はサーマティ星系アオロトイ(Aorhtoi)国に登録されており、 乗員はアスラン人で、アスラン人の所有選です。
【訳注】
事故のニュースです。特別な背景があるかどうかは不明。
Ω
Home/Aldebaran 160-1121
影響力のある議員による議場からの書記局長(Secretar-General)非難に伴い、 ソロマニ連合(Solomani Confederation)書記局(Secretariat)は 本日、規約に従って議事停止状態です。
ジャン・マリコフ(Jan Malikov)氏は、 マーク・チッサノ(Marc Chissano)氏が書記局長の地位に留まるのを 「倫理にもとり、法を犯し、憲法に反する」行為だと言っており、 チッサノ氏に対して、母星現政府によって発せられた解任に応じるよう呼びかけました。 「チッサノ氏が保持していた政府での正当性は失われた。 この件について、彼には2つの選択肢しかない。 彼は 壇上から降り、 憲章に基づいた権力を持ちうる書記局長を選び直すようにその座を明け渡すことができ る。 あるいは、独裁者として振る舞うこともできる。 後者を選ぶようなら、 我々の子孫がは彼に対して慈悲深い評価をしてくれるだろうか」
マリコフ氏の突然の非難は、 ソロマニ党(Solomani Party)内でここ数日静かに行われていた 氏の率いるナショナリスト派(Nationalist faction)と他の諸派との交渉を経たもので す。 評論家筋は、マリコフ氏が書記局内の強硬派(Radical faction)との間で 差違を埋めようとしていたのではないかと見ています。 そうだとすれば、 行き詰まっている調停にも希望が持てるかもしれません。
書記局長事務局はマリコフ氏のスピーチを 「犯罪的かつ無責任」と批判する声明を発表しました。 チッサノ書記局長は、 これまでのところ、 母星トワイライト(Twilight)の現政権は単なる「反乱軍事政権」であり、 法的な解任命令を出す権限は無いと主張しています。
【訳注】
直近のニュースは150-1121。
チッサノ氏の母星で政変が発生し、
書記局長のチッサノ氏が星系代表を解任され一件の続報です。
何らかの調停の動きはあるものの、チッサノ書記局長は強硬姿勢のままのようです。
ソロマニ軍に準備命令が出ているのも不安材料です。
ところで、
"The Secretariat of the Solomani Confederation saw an open break in protocol today"という文があり、
「規約に従って議事停止」としましたが、
ちょっと訳に自信がありません。
Ω
Home/Aldebaran 160-1121
ソロマニ連合(Solomani Confederation)書記局(Secretariat)は 混沌の中にあり、200名以上の代議員が星から離れていきました。 自由派(Liberal)、ナショナリスト派(Nationalist)は大規模な退席劇を演じ、 マーク・チッサノ(Marc Chissano)氏が書記局長(Secretary-General)に留まり続けるのを 批判しています。
「ソロマニ連合の現執行部は憲法に反している」と 著名なナショナリスト派代議員であり、退出劇の明確なリーダーである ジャン・マリコフ(Jan Malikov)氏は語ります。 「書記局長の座を埋めるための新たな選挙が行われるまでは、 この違法な体制に対する暗黙的支持を与えることを拒否する」
未確認の噂では、ソロマニ警察(Solomani Security)が 抵抗中の代議員を何人か逮捕したとのことです。 「退出した代議員」の何人かは自体の成り行きを見守ることなく星を離れましたが、 数十人が首都を離れる手だてを講じながらまだ宇宙港に残っています。
非公式ながら、代議員数は書記局が定数を得られていることを示していますが、 その余裕はぎりぎりのものです。
【訳注】
引き続き、ソロマニ書記局混乱のニュース。
先週のニュースでちょっとだけ触れられていた「調停」については、
全くニュース無しです。
Ω
Shululsish/Solomani Rim 190-1121
ドラン大学(Dlan University)の イリレク・クリガン教授(Professor Ililek Kuligaan)は サバティカルを延長してソロマニ・リム(Solomani Rim)に滞在しており、 主として、先頃終結したアルデラミン公爵家(Duchy of Alderamin)内での 後継者争いについて研究を行っています。 シュルシシュ(Shulusish)でのインタビューでは、観察結果をこう語りました。 「こういった事柄はダーウィン過程に従うものだ。 誰もが周辺世界での支持を得るところから始まる。 周辺世界は貴族が名前を素早くニュースに乗せて広められる場所だ。 それが済むと、うまくいった者はより重要な世界をまとめようとする。 もちろん、世界の数はそんなに多くはないから、争いは険悪なものになる」
帝国の他の地域での似たような状況についての質問に対して、 クリガン教授は口を濁しましたが、 「この種の抗争は、実際、帝国のシステムに固有のものではないかと恐れている。 トップの人間が明確な後継者を指名せずに消えると、決まって、 通常の忠誠関係が百にも分かれた方向へ人々を引き寄せ始めてしまう。 幸運なことに、一般的な後継者ルールのおかげで、そういう事件は そうそう起こらないがね」と応えました。
【訳注】
クリガン教授がメガトラベラーの歴史で登場したときは、
一旦デュリナーに捕まった後に逃亡し、
インタビューで「帝国の復活はない」と断言していました。
帝国のシステムが抱える問題点への意識は同じようなものです。
メガトラベラーの内乱も、正当な皇帝は誰かという争いだったわけですから。
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Aosta/Solomani Rim 192-1121
帝国艦ライオネス号(ISS Lioness)のアオスタ星系(Aosta system)到着に対して 熱狂的な歓迎が広がりました。 帝国海軍分遣隊(Imperial naval detachement)に護衛された、 イオランス皇后陛下(Empress Iolanthe)によるソロマニリム(Solomani Rim)への 歴史的訪問です。 「リムへの玄関口(Gateway to the Rim)」として知られる本星系に 皇后陛下がお降りになられたのは、(惑星標準時で)早朝のことです。 惑星高官、ハーレクイン公爵(Duke of Harlequin)、 そしてアデール大公(Archduke Adair)の代理人等が、皇后陛下を迎えました。 短くも丁重なスピーチの後、 皇后陛下はアオスタ侯爵(Marquis Aosta)の地所に向かわれました。 侯爵は皇后陛下御滞在になる数日間、ホストを務められることになります。
【訳注】
アオスタ星系は、ソロマニリム宙域の一番帝国側に近いところですので、
直接ソロマニ連合の脅威がどうこうということはないでしょう。
Ω
Shululsish/Solomani Rim 200-1121
長らく待たれていたシュルルシシュ(Shulusish)の惑星情報網 アディシャマー・シックス(Adiishamer Six)の公開は惨めな失敗に終わりました。 ナアシルカ社(Naasirka)理事のシャナシュ・リー(Shannash Li)氏の出席した 盛大なセレモニーが開かれ、 早朝(惑星標準時)に最初のデモンストレーションネットワークが確立されました。 その後数時間で、徹底したネット攻撃により全ネットワークは3度ダウン。 夕刻には、リー理事の命令により、ネットワークは調査のため遮断されました。
エウム・シャ・グィ(Ewm Shao Gwi)高官のアナウン・トイェン(Anaun Twoyen)氏は 記者会見を開き、ナアシルカの惑星ネットワーク技術に冷笑を浴びせました。 「我々は、ナアシルカ社のデモンストレーションを襲った破壊者や愉快犯を 認めることはしない。だが、彼らの示したものが極めて切実なものであることも分かった。 社会の重要な機能をこれほど攻撃に対して脆弱な基盤にゆだねることは、 シュルルシシュ市民には認めがたいことだ。」
シュルルシシュ・インターネットワーキングLIC社 (Shululsish Internetworking LIC)株は 1株あたり33.5クレジットの終値で取引されました。 194-1121の底値からは1株あたり8.3クレジットの上昇となります。 シュルルシシュ・インターネットワーキング社は シュルルシシュに基盤を置くコンピュータ技術会社のコンソーシアムで、 エウム・シャ・グィ(Ewm Shao Gwi)ツフール(tuhuir)の支援を受けています。
【訳注】
011-1121 の関連記事では、同社が情報機器関係の契約を結んだとの報道があります。
ナアシルカ社は情報機器関連を専門とするメガコーポです。
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Yrsai/Solomani Rim 211-1121
反動的な「秘密暗殺隊」を名乗る自警団の活動が異常に高まってきており、 労働運動や民主化運動を支援する世界中の組織が標的になっています。 本日、 惑星首都にある 恒星間労働者組合(Interstellar Brotherhood of Labor)の事務所が プラズマ爆弾で攻撃を受けたことは、 暴力が新たな段階にエスカレートしていることを示しているのでしょう。
在イルザイ(Yrsai)のTNS現地局に匿名で入った電話では、 犯人はスカーレット・フラタニティ(Scarlet Fraternity:緋色の会)だとのことです。 同自警団はイルザイ侯爵に仕える、 非公式の「活動部隊」であると広く信じられています。 侯爵広報官は フラタニティの活動に対するいかなる関係についても強く否定しています。
【訳注】
IBLについては、(とりあえず別スレッドのニュースですが)
030-1121、150-1120、168-1120、に関連報道があります。
Ω
Gyurenek/Magyar 254-1121
帝国第109艦隊の士官達は 突然現れたアスランのイハトイ(ihatei)小艦隊に驚かされることになりました。 アスラン人は、ほぼ軽巡洋艦隊に相当する部隊を構成していましたが、 全ての兵器のパワーを切り、帝国艦隊との自由な交信を求めました。 彼らは帝国内への植民を希望すると表明しており、 帝国の上級官僚の後援を得ていることを示す書類を提示しているようです。
【訳注】
イハトイ(ihatei)はアスラン人の植民部隊のことです。
しばしば無理矢理な植民で問題を起こしますが、
今回のケースは何らかのお墨付きがあるようです。
なお、ほとんどの人は「Magyar宙域ってどこ?」と思うでしょうが、
ソロマニ・リム宙域のスピンワード側隣で、
そのもう一つ隣がダークネビュラ宙域です。
アスラン、ソロマニに近い地域となります。
Ω
Muan Gwi/Solomani Rim 260-1121
リム地域(Rim Province)の古代ヴィラニ首都シュルギアス(Shulgiasu)への 訪問を大成功に終わらせたばかりのイオランス皇后陛下(Empress Iolanthe)が、 ムアン・グウィ(Muan Gwi)に到着し大歓迎を受けました。
ヴェガ人母星への皇族訪問は初めてのことであり、 実直なヴェガ人にも熱狂的な祝賀ムードが広がっています。 護衛ツフール(Guardian tuhuir)のメンバーは、 「開扉の儀」をもって皇后陛下を歓迎しました。 6時間にも渡る複雑な舞踊と荘厳さに包まれた太古から伝わる儀式です。 歴史家の報告によれば、 「開扉の儀」が完全な形で行われたのはここ2000年では初めてであり、 かつて人類が目撃した記録はないとのことです。
儀式の後、皇后陛下はアデール大公(Archduke Adair)の領地に招かれました。 大公は以後3日間、 この名高い訪問者のヴェガ人母星を巡る旅行に同行することになります。 皇后陛下と総督(the Viceroy)との一連の公式会談も予定されています。
【訳注】
ヴェガ人の歓迎ぶりが目に浮かぶようです。
Ω
Vantage/Solomani Rim 265-1121
ソロマニ党(Solomani Party)ナショナリスト派(Nationalist faction)の 事実上のリーダー、 ジャン・マリコフ氏(Jan Malikov)が、 ヴァンテージ(Vantage)に戻ってきました。 本年初頭に書記局(Secretariat)を退出して以来のことです。 本日、氏は数週間以内、すなわち、 「ニア・ブーツ・クラスターの全所属星系から代議員が集まれ次第」 ソロマニ党幹部会を開催すると発表しました。 幹部会の議題は発表されていません。
【訳注】
記事中の「退出」とは、160-1121に起きた事件です。
出身星系の政変で代議員の地位を失ったマーク・チッサノ現書記局長に対して
辞任を求めての行動でした。
当然、幹部会もそれに関連する内容と予想されます。
Ω
Scandia/Solomani Rim 268-1121
シルク・ロード・ファクター号(Silk Road Factors)の バーナード・オニール(Barnard O'Neill)船長は 惑星メディアで話題の一連のインタビューを受けています。 このインタビューは、 この数ヶ月は表面上は活動が禁止されているククルカン(Kukulcan)星域で、 帝国籍の自由貿易商人や小口貿易商人が ソロマニ国境(Solomani border)を越えて活動しているという事実を示しており、 大衆の注目を集めています。
「ソロマニ海軍はもはや活動禁止を徹底しようとする振りすらしていない」 オニール船長は語ります。 「実際には、望んだところでできないだろうと思うが。 何度も戦闘が発生しているし、 オクレ(Ochre)のソロマニ海軍基地がメチャメチャになってる証拠も見たよ。 ククルカン星系だけが、そこで反乱を起こしているとは思わないね」
包囲下のククルカンについて尋ねられると、 オニール船長は1117年の脱退危機勃発以降ククルカンを訪問していないと 主張しました。 しかしながら、どの船がという情報は伏せたままでしたが、 ここ数ヶ月の間に帝国籍の自由貿易船が何隻も ククルカンでの取引に成功したと暗示しました。
【訳注】
1117年に勃発したククルカン危機は手詰まり状態のままでした
(最も最近のニュースが050-1121のもの)。
ソロマニ海軍が封鎖していることになっていますが、
実態はザルのようだ、というニュースです。
まあ、ソロマニ自体も党大会の混乱で大変なわけですが。
Ω
Esperance/Solomani Rim 288-1121
恒星間労働者組合(the Interstellar Brotherhood of Labor:IBL)は、 出所不明の星系外の何者かから武器が送り込まれ、 人類ブロック(Human Bloc)の反乱軍が受領したとの証拠を発表しました。 これに対抗して、IBLはエスペランス(Esperance)における 全宇宙港及び星系外で荷役を完全に停止するよう求めています。
【訳注】
エスペランス戦争については半年ぶりの記事。
反乱軍が逮捕されたという記事が065-1121に流れたのが最後です。
この戦争は、ヴェガ人勢力と人類勢力との間に勃発(177-1120)しました。
生物兵器の投入が確認された時点で帝国軍が介入(265-1120)、
人類ブロック側の敗北で終戦しました(293-1120)。
反乱軍の活動はまだ続いているようです。
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Terra/Solomani Rim 293-1116
イオランス皇后陛下(Empress Iolanthe)がテラに到着されました。 ソル大公(Archduke of Sol)や随行員に付き添われてのご到着です。 第79、第97、第115、第116、第293、第294、 の各艦隊からの派遣部隊を含む 宙域海軍(Imperial sector navy)の主力も、 帝国護衛部隊の一部として同時に到着しました。
ラグランジュ宇宙港(Starport Lagurange)の インペリアルラウンジ(Imperial Lounge)で行われた最初の会見で、 皇后陛下は、 皇帝陛下からの委任状を保持しており、 今回の訪問中に テラ(Terra)並びに他のリム地域(Rim)に関する幾つかの政策変更を行う義務を 負っていると述べられました。 詳細については明らかにされませんでしたが、 「全ての良き帝国市民には、 帝国内におけるテラ及びその子供達の特別な地位を承認する理由があるのです」 との御意見を述べられました。
別の声明で、 アデール大公(Archduke Adair)は ソロマニ地域で起きている混乱について触れられました。 「イリジウム玉座(Iridium Throne)もソル大公位も 帝国外のソロマニ世界での政体に対する特別の意見は持っていない。 いわゆるソロマニ連合(Solomani Confederation)は 自身の内部問題を自力で解決するべきである。 この過程に介入することは、賢明とも正当とも言い難い。」
帝国高位貴族の常として、 大公閣下は、 どのソロマニ星系が帝国領であるのかの質問を、 注意深く避けられました。
【訳注】
イリジウム玉座は、帝国皇帝のことです。
さて、ソロマニ連合が混乱の真っ最中のこの時期に、
帝国は何をするつもりなのか。
Ω
Sarmaty/Solomani Rim 295-1121
アスラン・イハトイ(ihatei)の謎の「外交艦隊(embassy fleet)」が サーマティ(Sarmaty)軌道に入りました。 帝国第109艦隊の分遣隊も同行しています。 イハトイのリーダー達は直ちに 私的な相談を行うため、 サーマティのアスラン氏族の最高権力者ティータウクアクトゥコ(Taehtaukhakhtko)氏の 地所を訪問しました。 今までのところ、 イハトイは厳格な規律の下に監視されており、 大挙してサーマティに上陸するそぶりは見せていません。
【訳注】
サーマティは、
355-1119に前公爵が死去しています。
なお、サーマティの領主はアスラン人です。
Ω
Ushra/Dagudashaag 300-1121
本日、 大規模なセレモニーに包まれ、衆人の見守る中、 シンシア・イフォジニア大皇女殿下(Grand Princess Ciencia Iphigenia)は、 婚約者と御結婚なさられました。
大皇女殿下は、 魅力的な白いウシュラ輝絹(Ushran shimmersilk)のガウンと ダイアモンドをちりばめたティアラを身に纏い、 まばゆいばかりでした。 フレイター・ガニディイルシ・リング・シマルー博士 (Doctor Frater Ganidiirsi Ling Simalr)は、 シリア大学(University of Sylea)終身教授の正装ローブを纏い、 その控えめな深青色は、 花嫁のガウンの煌めきとの見事なコントラストとなっていました。
式典は、 アルカリコイ家の習慣に敬意を表して、 ソロマニの伝統式辞に則って行われました。 ストレフォン皇帝(Emperor Strephon)陛下が、花嫁を花婿に引き渡します。 出席者の多くが驚いたことに、 帝国海軍士官の完全正装でいつになくきちんとした凛々しい様子の ルカン・アルカリコイ皇子(Prince Lucan Alkhalikoi)が式典に姿を見せました。 また、式典には 大皇女の幼なじみであるイレリシュ大公イシス殿下(Archduchess Isis of Ilelish) も姿を現しました。
花婿の父君、クギ・ララギ・シマルー・ウシュラ公爵は 伝統的な「付添人」として振る舞われました。 シマルー家の他の多くのメンバーも出席し、 花婿らを囲んで新郎新婦を祝福しました。
式の後、ストレフォン皇帝陛下はシマルー博士の 新帝国皇子即位式を主催されました。 続く公式晩餐会において、 皇帝陛下はいつになく熱心に、新しい義理の息子に話しかけられました。
「このような、優秀な学者を、すばらしい者を、 一族に迎え入れることは実に喜ばしいことである」 皇帝陛下は語りました。 「ガニディイルシ皇子は我らの帝国に紛れもない貢献を示すことであろう。 科学の世界のリーダーとして、様々な立場の人々の代表者として、 そして、いつかは皇婿として。 私個人にとっても、私は疑いもなく幸せであると言えるだろう。 数兆に及ぶ帝国市民にとって、シンシア・イフォジニアは いつかは帝国玉座と為政権とを継ぐことになる大皇女である。 私にとって、彼女は我が娘であり、私が愛してやまぬ若き乙女である。 それゆえ私は、 彼女が、 最高の地位を有するべきのみならず、 彼女の深く永い愛を受けるべき者と結ばれたことを 嬉しく思っている。」
【訳注】
公式発表は、365-1120でした。
約1年後の挙式と言うことになります。
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Home/Aldebaran 305-1121
滅多に公衆の面前に姿を現していなかった 連合書記局長マーク・チッサノ氏 (Confederation Secretary-General Marc Chissano)が本日姿を見せ、 ソロマニ党(Solomani Party)の新部門、 ソロマニ防衛評議会(Solomani Defense Council)の設立を発表しました。
「この評議会は、ソロマニ連合内での非ソロマニ政治団体の活動禁止を 執行する役割に特化することになる。」と書記局長は述べました。 「ソロマニ警察(Solomani Security)の持つ情報への完全なアクセス権限を持ち、 非合法活動を取り扱う全権が与えられることになるだろう。」
ソロマニ防衛評議会は、数週間前に書記局(Secretariat)の近くに 設立されたようです。 ソロマニ高官がオフレコで語ったところでは、 既に組織は出来上がっており、いつでも行動を開始できるだろうとのことです。
【訳注】
母星での政変により地位の正当性の問題が浮上していたチッサノ氏が
久しぶりに行動を起こしました。
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Terra/Solomani Rim 308-1121
ソル大公(Arcuduke of Sol)局は、 イオランス皇后陛下のテラ(Terra)滞在がしばらく延長されると確認しました。
「現在、皇后陛下はソロマニ・リム宙域(Solomani Rim sector)を巡る 残りの旅程をキャンセルされています。」とスポークスマンは語りました。 「帝国リムワード周辺地域への御滞在が続くことは、 もちろん我々にとって喜ばしいことでありますが、 陛下の長期的な御予定については何も言えません。」
「皇后陛下が最近公衆の前に姿を現されたのは、 ギザ高原(Gizeh Plateau)記念地域と、 ロンドンでの古風なライトオペレッタ公演とになりますが、 本件についてはコメントを出されていません。」
【訳注】
皇后陛下のテラ到着は293-1116です。
何らかの政治的役割を負ってのご到着であり、
滞在延長もその関係でしょう。
Ω
Ludmilla/Solomani Rim 320-1121
ルドゥミラ(Ludmilla)でのゼネストとそれに伴うデモクラシー派の抵抗は 現地の人類至上主義政府(ManFirst government)の崩壊に繋がりそうです。 人類至上主義党(ManFirst Party)に所属する閣僚が何人も辞職しており、 ヴァレッテル大統領(Presiden Valleterre)も行方をくらましてます。 大統領の不在により、 惑星政府は穏健派のイオル・シリカ(Iole Shirika)副大統領の手に 委ねられています。 副大統領は 公開選挙の実施が可能になるまでの期間、 権力保持のための暫定政権の設立を宣言しています。 恒星間労働者組合(Interstellar Brotherhood of Labor)及び エウム・シャ・グィ(Ewm Shao Gwi)ツフールの両者は、 暫定内閣に代表者を参加させることを求めています。
【訳注】
関連ニュースは、168-1120、030-1121など。
ツフールはヴェガ人の組織です。
Ω
Dzim Zhia Gwi/Solomani Rim 332-1121
エウム・シャ・グィ(Ewm Shao Gwi)ツフール(tuhuir)高官は、 IBL主導によるルドゥミラ(Ludmilla)における暫定政府へ参加すると発言しました。 「IBLが反ヴェガ的差別主義を標榜しているという疑惑を否定する」 とツフールのテャル・エルナク(Tyarr Elnak)広報官は語りました。 「そのような差別主義は、 これまでの人類至上主義政府(ManFirst government)の特徴であって、 IBLのものではない。 我らがツフールで、 異種族間の関係や貿易組合化などにおけるIBLの立場について 議論となったことはない。 また、人類政治におけるIBLの意見は我々の関知するところではない。」
一方、ルドゥミラ共和国の前大統領 ジャクィン・ヴァレッテル(Joaquin Valleterre)氏が、 本日エスペランス(Esperance)に姿を見せ、 母星での親労働派の動きを厳しく非難する公式声明を配布しました。 「いわゆる労働派リーダーは、 自分達の意見を他の人に押しつけるために共和政府の通常の手続きを覆そうとする、 弾圧的な暴漢にすぎない。 人類至上党(ManFirst Party)こそが ルドゥミラ人民の意志を真に代表するものであり、 我々の立場が否定されることはないだろう」
【訳注】
先週のニュースの続きです。
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Ludmilla/Esperance 340-1121
ルドゥミラ(Ludmilla)惑星艦隊の何人かの上級士官が 暫定政府の正当性に対して反抗しているようです。 彼等は命令無しに港外から深宇宙に部隊を移動させています。 テュケラ運輸の輸送船船長クィン・シャオウェン(Qing Xiao-wen)が TNSのレポーターに語ったところによりますと、 惑星に向かう途中、 星系最大のガスジャイアントの近辺で 複数のジャンプを検知したとのころです。
【訳注】
3週続けてルドゥミラのニュース。
ジャンプ先はおそらくエスペランスで、
前大統領に合流を図るのでしょう。
Ω
Capital/Core 355-1121
ストレフォン皇帝陛下(Emperor Strephon)が 1年に渡る帝国内巡行を終えて、本日キャピタル(Capital)に帰還されました。 イフォジニア大皇女殿下(Grand Princess Iphigenia)と ガニディイルシ夫君(Ganidiirsi)も御一緒です。
陛下の御帰還により、 久しぶりに主要な皇族方が再びキャピタルに揃われたことになります。 イオランス皇后陛下(Empress Iolanthe)はリムワード地域に留まられており、 1122年末まで戻られない御予定です。 ルカン皇太子殿下(Prince Lucan)は帝国海軍の任務に戻られており、 帝国広報官の報告によれば、 少なくとも1勤務期間は将校としての任務に就く予定とのことです。
キャピタル筋は、ヴァリアン皇太子殿下(Prince Varian)の 不在が長引いており、1年以上も消息がないことに疑問を感じています。 最後の報告では、 皇太子殿下はしばらくスピンワードマーチ(Spinward Marches)に滞在されており、 ジュエル星域(Jewell subsector)への御旅行を予定されていたとのことです。
【訳注】
皇帝陛下と大皇女御夫妻は首都に帰還。
皇后陛下はソル滞在を継続中で、ルカン皇太子は軍務に復帰。
ヴァリアン皇太子の消息が分からないというのは、分かりません。
旅行開始は137-1116のニュースにあり、
最後のTNS報告は316-1118にモーラに到着したというものです。
Ω
Vantage/Solomani Rim 360-1121
非公開会合の後、ソロマニ党(Solomani Party)幹部会は ソロマニ連合(Solomani Confederation)内での全面的な変革を提唱する マニフェストを公表しました。
ここヴァンテージ(Vantage)での非公開会合において、 幹部会のメンバーは 主にニア・ブーツ・クラスター(Near Bootes Cluster)所属世界からの代表者で 構成されていました。 その大半は マーク・チッサノ書記局長(Secretary-General Marc Chissano)による 「不法な」政府に抗議して 今年初旬に書記局(Secretariat)を去った者達です。
幹部会スポークスマンのジャン・マリコフ氏(Jan Malikov)が本日、 マニフェストの存在を発表しました。 「一世紀以上に渡り、我々ソロマニは自ら作った牢獄の囚人として生きてきた。 種族的宿命の名の下に、 かつては生得権としてみなされていた自由を自ら否定してきたのだ。 外部の敵に怯えるあまり、 敵がもたらしえたよりも大きな災いを自らに課してきた。 それも、これまでだ。」
マリコフ氏はヴァンテージ・マニフェスト(Vantage Manifesto)と名付けた原稿を 報道陣に配布しました。 改革の中では、 ソロマニ党による合法的政治活動独占の打ち切り、 ソロマニ連合軍の機構改革、 ソルセック(SolSec)の「監視」プログラムの廃止、 などを明確に訴えています。
マニフェストが党幹部会メンバーにもたらす結果について問われると、 マリコフ氏は「マニフェストがあろうとなかろうと、 チッサノ政権が我々を捕らえたら我々は死んだも同然だ。 ソロマニ人民にとってベストなもののために抵抗した方がよいと考えたのだ」 と述べました。
【訳注】
チッサノ書記局長による強権発動が305-1121のニュースにありました。
一方、マリコフ氏らによる退出は160-1121、
ヴァンテージに姿を現し幹部会の開催を発表したのが265-1121です。
幹部会の内容が明らかになったわけです。
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