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Muan Gwi/Solomani Rim 001-1120
アデール大公(Archduke Adair)は本日、 イオランテ皇后陛下(the Empress Iolanthe)が 在位50周年記念年(Jubilee Year)にソロマニリムを訪問される予定であると 発表しました。 皇后陛下の旅程は発表されませんでしたが、 大公閣下は、 皇后陛下が旅行のどこかの時点で、 ムアン・グウィ(Muan Gwi)、シュルギアス(Shulgiasu)、テラ(Terra)、を 訪問されるであろうことを確認されました。
【訳注】
ということで、皇后陛下のテラ訪問が発表になりました。
Ω
Vantage/Solomani Rim 010-1120
書記局(the Secretariat)の議員である ジャン=マリコフ(Jan Malikov)氏が、劇的な再登場を果たしました。 ブーティアン同盟議会(the Council of the Bootean League)前に現れた氏は 今年のソロマニ党(the Solomani Party)の大会議(General Congress)において ソロマニ連合(the Solomani Confederation)の 書記長(Secretary-General)選挙に立候補する と発表しました。
「連合は自信喪失の瀬戸際にある」マリコフ氏は語りました。 「現体制に対しては失礼ではあるが、 今こそ久しく現れなかったリーダーシップが切に求められているのだ。 それこそソロマニ人が得べきものなのだ」
同盟議会の会合後に、マリコフ氏は記者会見に応じました。 氏はソロマニ政府の現政策に対して、 節度を持ちつつも激しく攻撃し続けています。 氏は、 現在の所在や、 311-1119にホーム星系/アルデバラン星域から失踪して以来の活動についての 質問については、 コメントをしませんでした。
【訳注】
失踪の件は316-1119のニュースを参照。
書記局はソロマニ連合の中央政府とでも言うべき存在で、予算分配と立法の権限を持っていますが、
その権限は限られたものです。
とは言え、書記長となれば名目上は行政府のトップになるわけで、その影響力は小さくありません。
また書記局は各星系の代表者の集まりですから、
そのトップになるということは少なからぬ支持星系があるということも意味しています。
Ω
Mora/Spinward Marches 012-1120
普段は人前に出ないウェーブクレスト市(WaveCrest City)の シリア人共同体(Sylean community)が 伝統行儀の「先祖祭(Feast of the Ancestors")」が近づくにつれて、 注目の的になっています。 篤志家も観光客も、 九日間の祝典を楽しみにして、シリア居住区の通路に集まっています。
来るべきストレフォン皇帝(Emperor Strephon)の 在位50周年記念年(Jubilee Year)をふまえて、 祭典実行委員会は、特に荘厳な祝典を計画しています。 帝国旗(Starbust banner)が町中にあふれています。 祭典の初日には、クレオン1世(Cleon I)の巨大な彫像を先頭にした パレードが行われる予定です。 その後で、 宙域中から集まった幾百人ものエリート達が シリア大学モーラ校(Sylean University of Mora)のグラウンドで行われる伝 統的な祭に出席することになります。
【訳注】
シリア連合は、第3帝国の母体となった恒星間国家です。
Ω
Heimdall/Aldebaran 020-1120
ブレマグネ国(The nation-state of Bremagne)が 惑星国家連合(the planetary League of States)を離脱し、 同星系の多国家分裂世界の安定性が問題となっています。
ブレマグネ人は長い間ハイムダール(Heimdall)の代表書記選出方法に 異議を申し立ててきました。 その方法は、200年以上前から連合憲章(the League's charter)に 記されているものです。 当時優勢だった国家に非常に有利なものですが、 そういった国家はブレマグネの影響力の増大により長期に渡り陰りが見えてい ます。 近年議論が高まっており、 ついに、国家連合の分裂を引き起こしたようです。
アロイ=ペロー首相(Prime Minister Alois Perrault)は声明を発表し、 「ブレマグネは可能な限りの手段を用いて、 ソロマニ連合政府での代表権を確保することになるだろう。 我々の合法的関与無しでホーム(Home)に向かおうとする代表者に対しては、 それが何者であれ異議を申し立てるつもりである」
【訳注】
アルデバラン宙域は、ソロマニリム宙域の隣(リム側)にある宙域です。
ホームは、ソロマニ連合の首都です。
Ω
Fenris/Solomani Rim 024-1120
複数の都市で反帝国感情が沸き立っており、 保守系結社のメンバーが街に出て暴力的な抗議運動を行っています。 商店は略奪され、車は破壊され、余所者や親帝国派の市民は群衆に襲われてい ます。 暴徒と警官隊との衝突も無数発生しており、 現場に帝国軍が到着しない限り解散しようとしません。 負傷者はほとんどが衝突に巻き込まれた非武装の市民ですが、 少数に留まっています。
帝国陸軍のスポークスマンは、 本日の抗議行動に対して 予想された大衆暴動の勃発であったと切り捨てました。 「ソロマニ歴では、今日は5月7日にあたる。」 会見でエネリ=エンレシュカアドゥシャー少佐(Major Eneri Enleshkaadshar) は説明しました。 「ソロマニ・リム戦争(the Rim War)中に、 テラ(Terra)が最終的に降伏した記念日にあたる。 毎年この時期になると、多少は不穏なことが起こる。 こういった不平家はすぐに自分の穴蔵に這い戻るだろうと、 政府当局者は確信している。 又、 彼らは帝国を痛めつけようとして、 もっと酷い損害をフェンリス(Fenris)の市民同胞に与えているのだということも、 私は、示しておきたい。」
【訳注】
019-1117に、客船事故についてのニュースがあり、フェンリスの名前が出て
きます。
繰り返しになりますが、
フェンリスはソル星域の星系で、ソルから3パーセクの距離にあります。
反帝国運道が激しく、アンバーゾーンに指定されています。
Ω
Ludmilla/Solomani Rim 035-1120
ヴェガ人(Vegan)少数民族代表が、 中央政府に対して苦情リストを提出しようとしましたが、 政府高官には話をすることができませんでした。 ヴェガ人達が政府ビル入り口を非暴力的に塞ごうとしたところ、 暴徒制圧器具に身を包んだ警官隊が攻撃を加え、 反対派を排除しました。 数百人のヴェガ人とこれに同調する人間が逮捕され、 その多くが 拘留される前に強く殴られたり、 反乱鎮圧ガスに何度も曝されたりしました。
【訳注】
関連ニュースは、040-1118。
ヴェガ人への圧力が続いている星系からのニュースです。
Ω
Anaxias/Delphi 047-1120
本日の定例会見の場で、 マーガレット大公(Duchess Margaret)は この数週間広がっていた噂を認め、 妊娠を発表しました。 大公は続けて、 胎児が1人であること、 主治医がその子は完全に健康体であると太鼓判を押したこと を語りました。 夫のブレイン・テュケラ伯爵(Count Blaine Tukera)も 再び父親となる日を心待ちにしているとのことです。
【訳注】
メガトラベラーの歴史でも、同じ日付に同じ場所で同じ発表をしています。
但し、メガトラベラーでは双子を妊娠しており、
しかも027-1121(MTr)になってから、
双子の一方(弟のパウロ)が人工授精による子供であり
ストレフォン皇帝の血を引く皇位継承権を持つ人物だという発表をしています。
GTの歴史では、皇帝は暗殺されていませんので、
人工授精は行われていなかったと言うことになるのでしょう。
その場合、子供は女児ということになります。
が、もし男児だったら……
Ω
Dingir/Solomani Rim 048-1120
ディンギール(Dingir)の エリカ・ホートビュードイン公爵(Duchess Erika haut-Beaudoin)が 父君の大密会議(Grand Conclave)の場に姿を見せ、 どちらかと言えば退屈と言ってよい、 保守的な貴族の集まりに華を添えられました。 公爵と父君とが緊張関係にあるという噂に反し、 父君ロバート公爵は夜通しエリカ公爵の傍らにあり、 ゲスト達の前では、暖かみあふれた様子で会話を交わされていました。 ビュードィン公爵は、 若い男性の出席者に対して娘を紹介することに特に熱心であり、 エリカ公爵が舞踏場で一時を楽しむのを見守っておられました。
【訳注】
320-1119に大密会議開催に関する記事があります。
この発表についてエリカ公爵が消極的だったこともあり
不仲説が流れていたようです。
しかし、英語だと duchess と marquis で済まされているのが
日本語だとどちらも公爵となってしまい、
「公爵と公爵が」と言う分かりづらい文になってしまいかねないのが困りもの。
今回は、名前を明記することで回避しました。
Ω
Esperance/Solomani Rim 049-1120
ワオザン(Waothan)、ヌヴァ・アルゼンチーナ(Nueva Argentina)両軍の 航空及び航空宇宙部隊(interface forces)が 都市国家トドス・サントス(city-state Todos Santos)上空の中立空域で 衝突を起こしました。 停戦前に3機が撃墜されています(人類2名とヴェガ人(Vegan)1名)。 周囲の取りなしの努力をよそに、 両勢力(及びトドス・サントス)は、 国家連合(the Assembly of Nations)で険悪な非難合戦を演じています。
【訳注】
338-1119にも衝突の記事がありました。
ワオザンがヴェガ人側の国家です。
トドス・サントスは現在の地球のグアテマラのことで、
アルゼンチーナは言うまでもなくアルゼンチンのことです。
要するに、テラ(地球)文化圏ということなわけです。
なお、"interface force" は航空宇宙部隊と訳しましたが、
適訳を御存知の方は御教唆下さい。
Ω
Daedalus/Aldebaran 063-1120
穏やかなリゾート地、ホワイトキロス島(White Kyros)が 本日明け方前、正体不明の武装集団に襲撃されました。 襲撃者が撤収するまでに、10軒以上のコテージが破壊されました。 マスコミに対する詳細な発表は行われていませんが、 セキュリティ並びに逗留客の被害は甚大と思われます。
当局は今回の事件を血に飢えたテロリストによる異常な攻撃とみていますが、 テロリストの正体については何の公式発表も行っていません。
ダイダロス(Daedalus)では、 テロや政治的暴力はまれではありますが、皆無というわけではありません。 ホワイトキロスは限られた人達が利用するリゾートです。 ソロマニ党(Solomani Party)の幹部が利用することで知られますが、 時には帝国の官僚がソロマニ連合内を旅行するときにも使うことがあります。
【訳注】
Daedalusはソロマニ連合内の星系で、
帝国との国境から1星域ほどソロマニ側に入った場所にあります。
Ω
Hoatzin/Solomani Rim 071-1120
グラン・ホーツィン・コンソーシアム(The Gran Hoatzin Consortium)は、 帝国商法(Imperial commerce laws)に基づき 破産保護手続きに入ると発表しました。 同コンソーシアムは、 3年前に ホーツィン(Hoatzin)の最初期入植地域にある 数十のロボット工場(robotic factories)が結集し、 惑星の工業生産の分散化を目指して設立されたものです。 この計画は 惑星政府とムアディン伯爵夫人(Countess Muuadin)の支援を受けていましたが、 新興都市部のソロマニ工業地域からは強い反発がありました。 コンソーシアムは創設当初から、 あいつぐ予算超過とマーケッティングの失敗に悩まされていました。
048-1120には最高値の68.5を付けていた グラン・ホーツィン・コンソーシアムの証券は、 ホーツィン取引所(the Hoatxin Exchange)の終値で 一株あたりCr7.4で取引されました。
【訳注】
ホーツィンは金属資源に極端に乏しい星系として知られています。
新興都市部は、ソロマニ運動に歩調を合わせる形で
近隣星系であるAukhurとFuriosoと鉱山採掘コロニーを建設し、
更にStralsundからも大量の金属資源を輸入しています。
新興都市部は親ソロマニの傾向があります。
惑星のほとんどの住民は、新興都市部にはあまり住みたがりませんが、
一方で、経済的に潤っているのはこの地域です。
このニュースの背景にあるのは、こういった地域対立です。
Ω
Home/Aldebaran 079-1120
第104回ソロマニ党大会議 (The 104th General Congress of the Solomani Party)が 本日開会されました。 ソロマニ連合首都における真剣な政治活動の日々の始まりです。 リン・ペレス書記長(Secretary-General Lin Peres)が開会式の司会を務め、 全代議に対して 「全てのソロマニ人に影響を与える決断に当たって、 個々の負う重責を忘れないように」と呼びかけました。
ペレスが書記長に再選されるとは考えられておらず、 後継者となりそうな党のリーダー達に関心が集まっています。 ヴァンテージ/ソロマニリム出身の 有力なナショナリスト派(Nationalist)代表書記 ジャン・マリコフ(Jan Malikov)氏は 来るべき投票での有力候補とみられています。 氏は今日は方々の公式会合でスピーチを行っており、 落ち着いて自信に満ちている様子でした。
【訳注】
マリコフ氏については、316-1119、010-1120も参照。
いよいよ、ソロマニ党大会の開幕です。
Ω
Teilhard/Aldebaran 084-1120
この比較的交通量の少ない世界の宇宙港が、 非常に強力な(あるいは非常に大胆な)海賊団の襲撃を受けました。
「連中が誰であるにせよ、どこから現れたのかは分からない。」 自由貿易船ヌレディンズ・フォーチュン号(Nureddin's Fortune)の船長 イブラヒム・トール(Ibrahim Tall)は語ります。 「クルーの半数は集落で自由にしていたんだ。 何の警告もなかったし、飛び立つ暇も無かった。 もっとも、連中は我々には目もくれなかったがね。 多分、修理工場だけ襲って、立ち去ったんだろう」
目撃証言によれば、海賊は大型護衛艦(large escort)か駆逐艦サイズの 一隻の大型船に乗っていたとのことです。 海賊団が乗っていたのは連合海軍(Confederation Navy)の軍艦だという 極端な噂もありますが、 もちろん未確認ですし、いずれにしてもあまりありそうにない話です。
【訳注】
テイルハード(Telihard)はソロマニ連合内の星系であって、帝国領ではありません。
そこを連合の船が襲ったというなら特別な意味が出てきます。
Ω
Hofud/Spinward Marches 089-1120
孤立した工業都市ナイ・ヴァナース(Ny Vanaas)から伝えられる断片的な報告によりますと、 都市はホファド人民軍(HPA:Hofud People's Army)により蹂躙されたとのことです。 HPAが発表したコミュニケでは、 反乱軍は同都市を「ホファド共和国の暫定首都」と宣言したとしており、 報告を裏付ける形になっています。
ホファドの帝国側窓口であるジョナス・アリカル卿(Sir Jonas Arikar)は 「反乱勢力の発表はプロパガンダにすぎいない。 これは、非常に大規模なものではあるが、単なる略奪である。 ホファドの惑星政府側の部隊が現れるや否や、 反乱勢力は日頃潜んでいる荒野へと退却していった。」 と語ったようです。 卿は、 HPAが初めて母星の大都市を襲った理由を問われましたが、 何もコメントしませんでした。
【訳注】
ホファドはソードワールド星域の星系で、
第5次辺境戦争後にボーダーワールド(Border Worlds)のメンバーとして独立しました。
ボーダーワールドは帝国の被保護国です。
有名なミスリルからは5パーセクの距離にあります。
Ω
Hayt/Solomani Rim 099-1120
進行中の政治危機の場面で劇的な逆転が起こりました。 第一護衛連隊(the First Guardians Regiment)が 反乱を起こした議員達を逮捕するために 下院ビル(the Legislative Assembly building)に派遣されましたが、 議員達はシャマシュ・カンテン将軍(General Shamash Kanten)の統治に反対して バリケードを作ってビルに立てこもりました。 数時間のにらみ合いの後、 ペレシュ・ベダンディ議員(Senetor Peresh Bedandii)が護衛部隊の前に姿を現しました。 シュルルシシュ伯爵(Count of Shululsish) カール・ギルデンスクジョルド(Carl Gyldenskjold)氏もまた、姿を現しました。
伯爵への攻撃を嫌った護衛連隊は、ベダンディイ議員の接近を妨げず、 数時間に渡る交渉を行いました。 そして、連隊は議院を襲うのを止め議院を守るように配置を変えました。 この独裁権の逆転劇は、 政府の検閲によって遮断される前に 惑星中のメディアによって広く伝達されました。
ギルデンスクジョルド氏はハイト(Hayt)では以前は無名でしたし、 どのようにして反乱議員達と合流したのかについての情報もありません。
【訳注】
反乱が起こったというニュースは295-1119にありました。
シュルルシシュはアルデラミン(Alderamin)星域の星域首都で、
ギルデンスクジョルド氏については、344-1119に叙任のニュースがあります。
両ニュースの関連はよく分かりません。
Ω
Vantage/Solomani Rim 105-1120
大きな政治スキャンダルが起こりました。 ヴァンテージ(Vantage)当局者がソロマニ党の有力な政治家を刑事告発する と発表したのです。
約15年前、同星の環境大臣に就いていた頃、 帝国のメガコーポレーションSuSAG社から賄賂を受け取ったとの告発が ジャン・マリコフ(Jan Malikov)氏に対してなされています。 当局は、本日、 マリコフ氏を罪状認否および裁判のため連行してくるように命じて、 急行便をホーム(Home)に派遣したと発表しました。
同じ記者会見で、当局側は、 帝国船籍の貨物船フォーキングス(Four Kings)号についての質問には 明確な返答をしませんでした。 同船の船長および船員は、数日にわたって拘留されたままです。 現地での報道では、 帝国籍の商人達はマリコフ氏に対する告発に何らかの関係があるが、 詳細は不明である、 といった推測が流れています。
【訳注】
マリコフ氏がソロマニ党書記長に立候補するというニュースが010-1120にあります。
政敵による陰謀なのは明らかですが、犯人は誰か?
Ω
Sacnoth/Spinward Marches 106-1120
保安省(the Ministry for Security)調査局(the Investigative Branch)は、 サクノス(Sacnoth)の副経済大臣、政治家のカール・ヘディン=グドゥムンソンを 贈賄、詐欺、横領など10件の容疑で逮捕したと発表しました。
一連の重大な事態の間にも、 逮捕に反対する請願が反対派政治家の間を巡っています。 請願には、 グドゥムンソンが 帝国との前の戦争の期間中の幾つかの大企業の役割調査に関心を持っていたことや、 今回の逮捕の意図を問いただすことなどが記されています。 しかし、政府側は 保安省から秘密の証拠が提出されているとして、 請願に対する指示は打ち出していません。
【訳注】
サクノスは第5次辺境戦争後にソードワールド連合から離れ、
ボーダーワールド(BorderWorlds)に入った星系です。
ボーダーワールドの中では最初(1114年)に自治が認められました。
ボーダーワールドには政情不安の世界が多く、サクノスも同様です。
Ω
Hayt/Solomani Rim 119-1120
長い間ハイト(Hayt)を支配していた シャマシュ=カンテン将軍(General Shamash Kanten)の焼死体が 本日、宇宙港近くの破壊された反重力車の中で発見されました。 残された将軍派の部隊は首都の重要拠点を押さえていますが、 激しく動揺しており、反乱軍に投降するのも間近のようです。
ペレシュ・ベダンディ議員(Senetor Peresh Bedandii)は、 現地時間の数日前に起きた 下院ビル(the Legislative Assembly building)での 護衛部隊(Guardian units)との劇的な対面以来、 初めて公衆の面前に姿を現しました。 議員は全市民に対して平静を保ち、新政府の構築へ参加するように呼びかけました。
【訳注】
反対運動のニュースは295-1119、劇的な対面のニュースは099-1220、にあります。
将軍はおそらく暗殺でしょう。
Ω
Stralsund/Solomani Rim 125-1120
ホーツィン伯爵夫人(the Countess of Hoatzin)後援の話し合いが数週間続き、 シュトラールズンド首長(the Paramount of Stralsund)は 現職を辞して 宙域のどこかべつの場所で「名誉ある隠居(honorable retirement)」に入ることに 同意しました。
統治会議(ruling council)が30日以内に招集され、 シュトラールズンド小惑星帯(the Stralsund Belt)が新政権に移行するのを 監視することになります。 調停者(arbitrator)としての活動を広く評価されるようになった伯爵夫人は、 会議の議長を務め、6人のメンバーのうち3人を指名することに同意しています。 残りのメンバーは、 星系内の3つの小惑星帯大規模居留地から選ばれる見込みです。
【訳注】
071-1120に関連するニュースがありますが、
要するに権益ベースの権力争いということでしょう。
伯爵夫人についてはよく分かりませんでした。
Ω
Knabbib/Core 130-1120
星間歴史家として知られるジュリアン=トレイン教授(Professor Julian Trane)が 「闇夜の不可避性(The Inevitability of Night)」と題した 帝国史の叙事的分析書を出版しました。
新著では、 恒星間文明の発展は、拡大と後退のサイクルが繰り返される、 これはいかなる文化によっても不可避の要因によるものである、 との仮説を提示しています。 一般向けのインタビューで、 トレイン教授は帝国の将来についてはいかなる予測をすることについても 慎重に避けています。
「私は予言者ではない」 ナビブワールドニュースネット(the Knabbib world-news net)に登場した トレイン教授は語りました。 「来週、帝国史がどのようになっていくかを予測することは、私には出来ない。 次の千年紀ともなればなおのことだ。 私の研究が示しているのは、 いつかは暗黒期(Long Night)が来るだろうということだ。 時刻表を示しているのではない」
帝国当局はコメントを拒否しています。
【訳注】
話題になっていたトレイン教授の著作が出版されました。
052-1119に関連するニュースがあります。
Ω
Home/Aldebaran 136-1120
有力メンバーが逮捕されたことで、 ソロマニ党大会議(The General Congress of the Solomani Party)が一時中断しました。
ヴァンテージ政府(the Vantage government)のエージェントが会議場に入り、 ナショナリストグループ(the Nationalist caucus)の事実上のリーダーである ジャン=マリコフ氏(Jan Malikov)を 汚職および背任の容疑で逮捕しました。 マリコフ氏には、 1100年代中期にヴァンテージ星の高官をしていたころに 犯罪的違法行為を働いたとの疑惑がかけられています。
マリコフ氏は代議員の特権を行使せず、 ヴァンテージに戻って疑惑と対決すると明言しています。 一時的とは言え氏が不在になることで、 書記局(the office of Secretary-Genaral)を巡る 現在のキャンペーンにどのような影響が起こるかについて、 情勢は不明瞭です。
【訳注】
010-1120、079-1120、105-1120、に関連ニュース。
キャンペーンは書記局長を巡っての選挙キャンペーンのことですが、
一端戻った方が良いというマリコフ氏の判断が吉と出るか凶と出るか。
Ω
Esperance/Solomani Rim 147-1120
ウィレム・サラクロウ伯爵(Count Willem Salacrou)が エスペランス(Esperance)に到着し、 帝国および現地高官の間を回っての調停を開始しました。
「いわゆるシャトル外交というやつだな」 伯爵は宇宙港での記者会見でこう述べました。 「エスペランスでの戦争は誰の利益にもならない。 帝国のためにもならないし、惑星にいるヴェガ人(Vegan)のためにもならない。 私が事態の緩和に役立てるのであれば、結構なことだ」
【訳注】
エスペランスではヴェガ人と人類種族の間で緊張が高まっており、
実際の衝突も起こっています。
(322-1117、339-1117、338-1119、などを参照)
事態打開のための調停が始まったというニュースでしょう。
サラクロウ伯爵については、よくわかりません。
Ω
Dimmurak/Solomani Rim 150-1120
惑星全体で行われた選挙では、 わずかの得票差で親帝国派のイイシャドゥン党(Iishadun Party)が勝ちましたが、 投票日には暴力行為が多発し、不正投票の疑惑も広まっています。
恒星間労働者組合(the Interstellar Brotherhood of Labor:IBL)の チェン・ゴロック氏(Cheng Golok)は、 「イイシャドゥン党と党スポンサーのメガコーポの連中が、 選挙結果を盗み取れたと思っているとしたら、 彼らは酷い思い違いをしたことになる。 ディムラック(Dimmurak)憲法に基づいて、 IBLと人民党(the People's Party)は 中立オブザーバーの監視下での票の数え直しを要求する。」
本日深夜になって、市民諮問委員会(the Citizen's Advisory Council)は IBLの請求を認めるとの声明を発表し、 併せて、 再集計と(必要ならば)再選挙の監視のために 帝国司法局(the Imperial Ministry of Justice)当局者を招くことも宣言しました。
【訳注】
ディムラックもヴェガ人と人類種族の間の緊張が高まっているエスペランス星域にあります。
Ω
Mora/Spinward Marches 160-1120
デルフィン公爵(Duchess Delphine)局は、 ノリス大公(Archduke Norris)、植民省(the Ministry of Colonization)と共同で、 ブロンズ星系(Bronze)(1627 Spinward Marches)を本日付で 以後270日間に渡って進入禁止にすると発表しました。 期間終了後に、同星系は 進出、開発を望むあらゆる個人および法人に解放される予定です。
同時に偵察局による惑星調査結果も公表されました。 また、レッドゾーン指定の理由は、 来年から始まる活動において、 全ての競合者が同一の立場からスタートできるようにするためだとされています。
【訳注】
名前から分かるとおり、ブロンズ星系は旧ソードーワールズ連合の所属星系で、
第5次辺境戦争後に帝国の保護下に入りました。
少数の調査班がいるだけの、無人の星系でした。
Ω
Dimmurak/Solomani Rim 168-1120
選挙の3日前、 首都で爆弾が爆発し、 市民7名と星系外から来ているオブザーバー数名が死亡した模様です。 死傷者の中には、 恒星間労働者組合(the Interstellar Brotherhood of Labor:IBL)の指導者であり、 当地における民主化運動の主要メンバーでもある 著名なチェン・ゴロック氏(Cheng Golok)も含まれています。 ゴロック氏が死亡したのか負傷に留まったのかは、 IBLの関係者が氏を素早く安全な場所に移動してしまったため 明らかになっておりません。
「我らの敵の喉元に突きつけられたナイフは取り除かれてしまった」 人民党(People's Party)の議長に相当する立場の エネリ・シリカ(Eneri Shirika)氏が語りました。 「偉大なる人物は倒れた。彼が戻ってくるかどうかは分からない。 しかし、我らの敵が彼を黙らせようとしたとするのなら、 彼らは失望することになるだろう。 彼は、自由で恐れを知らぬ人民が手にする幾千ものナイフとなって 彼らの元に戻ることになるからだ」
爆弾事件に対する大衆の反応は、衝撃と怒りといったところです。 間近に迫った選挙への影響ははっきりしていません。
【訳注】
同じくディムラック(Dimmurak)発の150-1120のニュースの続報です。
Ω
Esperance/Solomani Rim 173-1120
最高レベルでの交渉が怒号のやりとりに終わり、 エスペランス(Esperance)での ヴェガ人(the Vegan)と人類ブロック(Human Blocs)との間の平和は破れました。 帝国サイドの筆頭交渉役のウィレム=サラクロウ伯爵(Count Willem Salacrou)は、 疲れやつれ果てた表情で会議場を後にしました。 報道陣向けの声明で 「このようなことは見たことがない。 両者が低いレベルの問題を話し合っている限りは、何もかもうまく進んでいた。 ところが原則問題に踏み込んだ途端、バラバラになってしまった。 もし私が迷信深い人間だったら、悪霊に襲われたとでも言っているだろう。」
両交渉団は中立都市トドス・サントス(Todos Santos)を離れ、 それぞれの首都に向かいました。 問題となっている分離線の両側で、 両軍は高度の警戒態勢に入っている模様です。
【訳注】
322-1117、339-1117にエスペランスのヴェガ人と人類種族との対立についての
記事があります。
その後も、
338-1119に無人機による緊張激化のニュース、
049-1120には実際の衝突のニュースと続いてきました。
Ω
Esperance/Solomani Rim 177-1120
本日、ワオザニ(Waothani)航空および反重力装甲部隊が 境界線を越え、人類ブロック(Human Bloc)領内に進入し、 戦争が始まりました。 都市国家トドス・サントス(the city-state of Todos Santos)は、 ヴェガ軍の素早い包囲に遭い、 攻撃を避けるため、無防備都市宣言を行いました。 帝国監視団は早速同都市に居を構え、戦闘の監視を始めています。 内規に従い、星系防衛中隊(system-defense squadrons)の全指揮官は、 仮返上として指揮権を帝国海軍に譲渡しました。
【訳注】
以前からも、322-1117、339-1117、338-1119、049-1120と
緊張激化を示唆するニュースが続いていましたが、
先週(173-1120)の交渉決裂に続いて、遂に開戦となってしまいました。
Ω
Home/Aldebaran 185-1120
ソロマニ党大会(Solomani Party Congress)の閉会にあたって、 書記局(Secretariat)は新しい書記長(Secretary-General)の選出を行いました。
新しいソロマニ連合(Solomani Congederation)の指導者(chief executive)はマー ク・チッサノ(Marc Chissano)氏です。 チッサノ氏はトワイライト星系(Twilight/Aldebaran)の指導層の一員で、 1113年以来、母星を代表する書記局員として活動してきました。 ソロマニ官僚として一連のポストも歴任してきており、 もっとも最近は、情報省副大臣(Deputy Minister of Information)を務めていました。 政治信条は確固たる急進派で、 厳格な民族純血法と反帝国的外交路線を一貫して支持してきました。
通例通り、書記局による選挙は非公開で行われ、 チッサノ氏選出の詳細は不明です。 複数の代表者が報道関係者に語ったところによると、 チッサノ氏は「妥協の産物としての候補者」であり、 他の有力な代表者では膠着状態を打開できなくなってから 候補に挙げられたとのことです。
【訳注】
党大会開催のニュースは079-1120、
有力な書記長候補だったたマリコフ氏のスキャンダルのニュースが105-1120、136-1120、
にそれぞれあります。
ダークホース候補が書記長になったわけですが、
急進強硬派というのが心配なところです。
Ω
Esperance/Solomani Rim 201-1120
ヌヴァ・アルゼンチーナ(Nueva Argentina)は、本日、 ゲバラ(Guevara)市近辺にて、 ワオザン(Waothani)の前進を阻止・粉砕し 侵攻してくるヴェガ(Vegan)軍に多大な損害を与えたと発表しました。 ワオザンの広報官はこれらの報告を否定しましたが、 人類ブロック(Human Bloc)領への前進が 「全く期待通りというわけではない」ことは認めています。
【訳注】
固有名詞ばかりで分かり難いかもしれませんが、
ワオザン、ヌヴァ・アルゼンチーナは対立する2つの勢力名(国名)、
ワオザンはヴェガ人が、ヌヴァ・アルゼンチーナは人類が、
それぞれ支配しています。
緊張激化を示唆するニュースが
322-1117、339-1117、338-1119、049-1120、173-1120と続き、
177-1120に開戦となっています。
今回は、その後の戦況を伝えるニュースということになります。
Ω
Gram/Spinward Marches 202-1120
本日早朝、連合下院(Confederation House)に対して、 ボーダーワールド委員会(Border Worlds Authority)と帝国とが合同して 抗議を申し入れました。 両国は、 オークリスト(Orcrist)〜イーノス(Enos)間の ブリン・アヴグルン基地(Bryn Avgrunn Base)再建に 反対するというものです。
連合の広報官は抗議を退けました。 「かつてそこにあった基地が カラドボルグ(Caladbolg)に睨みを効かせるためのものだったことは認めるが、 同時に、 最外縁にある世界と我々との間の4パーセクの溝を越えるためのものでもあった。 先の戦争で基地が破壊されたため、 イーノスが孤立してしまったことを忘れてはならない。 帝国による基地の査察は喜んで受け入れるが、 ボーダーワールド世界を通る代替ジャンプ2ルート交通では 困難が生じつつあることも考慮し、 再建は続行するつもりである。」
【訳注】
「連合」は「ソードワールド連合(Sword World Confederation)、
「先の戦争」は「第5次辺境戦争」です。
ボーダーワールドは、第5次辺境戦争後に独立した小国家です。
勢力別に色分けをした地図で、戦争前と戦争後を比較して見てみれば、
何が起きているかはすぐに分かるでしょう。
(地図の一例はこちらをどうぞ。)
飛び地を繋ぐための中継基地を作ろうとするのに関するもめ事です。
Ω
Enos/Spinward Marches 208-1120
本日の、イーノス摂政(Regent of Enos) ハムンド・ナフニセン・リゼーガー(Hamund Nafnisen Risenger)氏の発表は、 惑星イーノスにとって大きなショックとなりました。 「ロス女王(Queen Ros)陛下は乗馬中に大きな事故に遭われ、 現在ハーデンベルグ城(Hardenberg Castle)におられます。」 「いずれ回復されますが、 侍従医長の診断によれば、御仕事を再開できるよう充分に回復されるには、 数ヶ月かそれ以上かかるだろうとのことです。 それまでは、御公務からは身を引かれることになります。 この困難な時にあって、 皆さんの心が陛下とともにあり、 ともに陛下の速やかな回復を祈念されますようお願い致します。」
【訳注】
先週政治問題が持ち上がったソードワールド地域で、
有力者が負傷のためしばらく動けない、というニュース。
タイミングがまずい。
Ω
Esperance/Solomani Rim 225-1120
短い停戦の後、本日、ワオザン(Waothan)と敵対人類種族との間で ゲヴァラ市(the city of Guevara)地域での戦闘が再燃しました。 ワオザニ軍の機械化歩兵と反重力戦車部隊は、 ヌヴァ・アルゼンチーナ(Nueva Argentina)が 自国領と主張している地域への侵攻を再開しました。
戦闘再開に対して、 帝国海軍スポークスマン(Imperial Naval spokesmen)は、 同星系に到着済みの 第1291および第1295植民地艦隊(Colonial Fleets)によって エスペランス(Esperance)がまもなく完全に封鎖されるだろう、 との声明を発表しました。
【訳注】
177-1120に開戦、201-1120にその後の戦況、を伝えるニュースがありました。
ワオザンはヴェガ人系、ヌヴァ・アルゼンチーナは人類種族系です。
Ω
Esperance/Solomani Rim 234-1120
第1291植民地艦隊(the 1291st Colonial Fleet)のスポークスマンが エスペランス星系(Esperance system)深部で戦闘が起きているとの 断片的な報告を認めました。 「人類種族が乗り込んだ エスペランスのSDB(SystemDefenceBoat:星系防衛艦)数個中隊が ミラグロ条約(Treaty of Milagro)に反して 人類ブロック(Human Bloc)側に立って参戦している」 と帝国海軍(IN:ImperialNavy)の フィール・ウィルソンマクレイグ中尉(Lieutenant Fielle Wilson-MacCraig)は 語りました。 「これは帝国に対する反逆とみなされるため、我が軍は断固たる対応を行った。 第1291植民地艦隊の分遣隊が、 反逆を企てたSDB部隊を粉砕したことをお伝えしたい。 僅かに残った敵残存部隊は、星系深部に追い散らされた。」
別のニュースですが、 ウィルソンマクレイグ中尉はエスペランス地域の帝国海軍指揮官の間に 緊張関係があるとの噂を否定しました。 「惑星の監視・封鎖に当たっている全ての海軍指揮官は、 指揮系統に従う義務を充分に自覚している」と 記者会見が終わる前に語りました。
【訳注】
ミラグロ(Milagro)という星系がスピンワードにはありますが、
おそらく無関係でしょう。
この戦争については、177-1120に開戦、201-1120、225-1120に記事があります。
Ω
Ludmilla/Solomani Rim 238-1120
ヴェガ人(Vegan)のツフール(tuhuir:共同体)である エウム・シャオ・グイ(Ewm Shao Gwi)は、 ルドミラ(Ludmilla)の人類優越主義政府との間で継続中の法的闘争について 外部の仲裁を求めてきました。 帝国官僚によって構成される委員会が2週間以内に惑星に到着する予定です。 星域政府の高官筋は、 近隣のエスペランス(Esperance)での人類/ヴェガ人抗争が 隣接世界に広がる恐れがある との懸念を示しています。
【訳注】
040-1118に関連ニュースがあります。
Ω
Sacnoth/Spinward Marches 245-1120
本日、帝国国境局(Imperial Border Office)の重鎮 アドリアン・モントローズ卿(Sir Adrian Montrose)が フェスタボルグ(Foerstaborg)にある外交官宿舎(Ambasodor's Hostel)の特別室で 遺体となって発見されました。 帝国当局とボーダーワールド(Border Worlds)の治安部隊は 不審死として調査中ですが、 明確な犯罪の兆候はありません。
【訳注】
ボーダーワールドは第5次辺境戦争後にソードワールド連合から独立した国家で、
帝国の被保護下にあります。
Ω
Esperance/Solomani Rim 250-1120
当地の既に戦火が広がっている地域で、 ヴェガ風邪(Vegan catarrh)が特に危険な広がりを見せています。 この病気は人類種族にはあまり影響が出ません (上部気道に若干の不快感が出る程度)が、 ヴェガ人(Vegan)を酷く衰弱させ、致命的になることもあります。 おそらく、その結果としてでしょうが、 人類ブロック(Human Bloc)地域へのヴェガ人の侵攻は この数日で大幅にスローダウンしています。
【訳注】
エスペランスでの戦争については、
177-1120に開戦、201-1120、225-1120、234-1120に記事があります。
今回の病気が自然のものか、生物戦の影響かは不明です。
Ω
Europa/Aldebaran 258-1120
激しい暴動が、当地の主要な人口集中地域の複数箇所で発生しており、 おそらく、エウロパ独裁政権(dictatorial Eurpan regime)への全面的な 人民反乱へと繋がっていくでしょう。 防衛軍(Home Guard)の複数の部隊が叛乱を宣言した様子であり、 政権側の共和国防衛軍(Republican Guard troops)と交戦中です。
【訳注】
アルデバラン(Aldebaran)宙域では、
ソロマニ党大会他の色々なニュースがありますが、
本ニュースとの関連性は不明です。
Ω
Esperance/Solomani Rim 265-1120
本日、戦乱下にある惑星に対する帝国の全面的介入が開始されました。 同星系の第1295植民地艦隊(1295th Colonial Fleet)の司令官 サー・クリスチアン・サンドクヴィスト提督(Admiral Sir Kristian Sandkvist)は、 遺伝子工学的に操作されたウィルスを用いた生物戦が ワオザン(Waothan)に対して行われたことについて、 当局が信頼に足る証拠が発見したとを発表しました。 「これは大量破壊兵器の使用となり、帝国戦争法への明確な違反である。 そこで私は、エスペランス(Esperance)への速やかな戦力投下を命じた。 惑星空域が確保され次第、帝国陸軍および海兵隊が上陸して、 交戦当事者を引き離し、 いわゆる人類ブロック(Human Bloc)の継戦能力を減殺する任務を開始する」
帝国海軍による進出点および兵站地域への爆撃により、 ヌヴァ・アルゼンチーナ(Nueva Argentina)および人類(Human)側同盟諸国は 全面的撤退に入ったようです。 星系外では、 帝国第226及び第310野戦軍(Field Armies)(在イルザイ(Yrsai))、 第311野戦軍(在グローカス(Glaucas))、 第634野戦軍(在ウピルザヌ(Upirzanu)が 進入路が確保され次第上陸できるよう準備を整えています。 在エスペランスの 第1105機動歩兵軍団(1105th Lift Infantry Corps)は、 電撃的な攻撃により、 トドス・サントス(Todos Santos)市を占拠しています。 帝国軍は 係争地域占領を監視するため 同地に指揮管制センターを開設しました。
【訳注】
この生物兵器が
250-1120に報告されていたヴェガ風邪(Vegan catarrh)のことかどうかは不明。
ともかくも帝国の全面介入が開始されました。
繰り返しになりますが、Waothanがヴェガ人勢力、NuevaArgentinaが人類勢力です。
関連ニュースは、177-1120、201-1120、225-1120、234-1120、250-1120、など。
Ω
Shululsish/Solomani Rim 267-1120
公爵局(The Office of the Duke)は、 アデール大公(Archduke Adair)が 公国議会(duchy's Senate)の議長を務めるため 320日にシュルルシシュ(Shululsish)に到着すると発表しました。
喫緊の問題は、 空位となっているアルデラミン公(Duke of Alderamin)の候補者選定でしょう。 現状、公国領たる両星域に対して目を配る帝国公爵が他にいないため、 事態は混迷しています。 大公の布告により、 アルデラミン公国内に領地を持つ帝国の伯爵は 公国選挙の有資格者となります。
皇帝陛下が議会の決定にを拘束されることはありませんが、 アデール大公が結果に同意するのであれば、 陛下が決定を覆すことはないと思われます。
【訳注】
関連ニュースは022-1118、085-1119、254-1119。
ソロマニ周辺はきな臭いニュースが絶えないだけに、
空白期間は避けたいところでしょう。
Ω
Ludmilla/Solomani Rim 275-1120
数次に渡る会議の末、 ルドミラ(Ludmilla)政府、 ヴェガ人ツフール(tuhuir:共同体)エウム・シャオ・グイ(Ewm Shao Gwi)、 そして帝国の間で法的問題の合意に達しました。 ルドミラ政府はルドミラにおけるヴェガ人の商活動をこれ以上国有化せず、 ヴェガ人の船舶に対しても 危険なボスコーン(Boskone)星系を経由する他の船同様の保護を与える、 というものです。 エウム・シャオ・グイ側がどのような譲歩をしたのかは、 現時点では明らかではありません。
ルドミラの人類優越主義者(Human supremacists)は 合意に反対の声を上げていますが、 意外にも、人類系市民の多数は沈黙を守るか、支持の声を上げています。 星系外の多くのオブザーバーの想定に反して、 恐らく、人類系住民の大半は、 反ヴェガ政策にそれほど関心は無いのでしょう。
【訳注】
関連ニュースは、040-1118、238-1120。
エスペランスでの戦争が飛び火してくる前に、1ヶ月ほどで合意に達しました。
Ω
Anaxias/Delphi 277-1120
マーガレット・アルカリコイ・テュケラ公爵(Duchess Margaret Alkhalikoi Tukera) が本日お子様を御出産され、 世界中に喜びの声が広がっています。
新生児は女児で、ジュリア・イフォジニア・カシール・アルカリコイ・テュケラ (Julia Iphegenia Cassir Alkhalikoi-Tukera)と命名されました。
母子ともに健康とのことです。
【訳注】
このマーガレット公爵は、メガトラベラーではおなじみのマーガレット公爵のことです。
御懐妊のニュースは047-1120。
女児御出産ということで、とりあえずややこしい問題は無かったようです。
(背景情報については、047-1120のニュースを参照)
なお、アルカリコイは現皇室一族の名前です。
Ω
Esperance/Solomani Rim 293-1120
数日間にわたる激烈な戦闘の末、 帝国第310野戦軍(the Imperial 310th Field Army)は ヌヴァ・アルゼンチーナ(Nueva Argentina)の首都 シュダド・デ・ラス・エストレラ(Ciudad de las Estrellas)に入城しました。 ヌヴァ・アルゼンチーナ政府は、すでに所在不明の要塞に撤収していますが、 軍のスポークスマンは代表団が既に帝国への降伏交渉を試みていることを確認しています。 ゲリラ戦の可能性はありますが、エスペランス戦争(the Esperance War)は 集結したようです。
【訳注】
関連ニュースは、177-1120、201-1120、225-1120、234-1120、250-1120、265-1120、など。
Ω
Esperance/Solomani Rim 300-1120
強力な海軍別遣隊を引き連れたアデール大公(Archduke Adair)が同星系に到着し、 エスペランス(Esperance)を占領した植民地軍に対して手短な査察を行いました。 状況に関する説明を受けた後、大公は公衆の面前に姿を現し、 エスペランス戦争(Esperance War)を素早く終結させた 帝国の兵士とクルーを賞賛しました。 「何者に対する悪意もなく、万人に対する慈悲を持ち、 我々はこの紛争世界に平和と和解の新時代をもたらそうではないか」
大公は本件について帝国司令官を特に賞賛しています。 大公は エスペランス戦争全体の指揮活動に対して、 第1295植民地艦隊(1295th Colonial Fleet)司令官 サー・クリスチアン・サンドクヴィスト提督(Admiral Sir Kristian Sandkvist)へ 速やかに准男爵位を授与すると発表しました。
別のニュースですが、 ワオザン(Waothan)のヴェガ人(Vegans)が 帝国の和平協定に全容の発表よりも前に全面的に合意したのも異例の歩みと言えます。 「帝国が我々の権利を守ってくれると確信している」と ワオザン中央政府の諮問委員兼広報官のリーブ・アローク(Reab Alaok)氏は語りました。 リーブ・アローク氏は、 ワオザン政府内上層部で最近入れ替わりがあったとの噂についてのコメントは 拒否しました。
【訳注】
先週終結のニュースがあった、エスペランス戦争の戦後処理開始の話。
既にいろいろと焦臭かったりします。
関連ニュースは、177-1120、201-1120、225-1120、234-1120、250-1120、265-1120、293-1120など。
Ω
Hoatzin/Solomani Rim 310-1120
本日、アデール大公(Archduke Adair)が オーレリー・ムアディン伯爵夫人(Countess Aurelie Muuadin)とともに姿を現し、 ホーツィン(Hotzin)の主な産業上、商業上の指導者の集会を主催しました。 大公は本領域における伯爵夫人の運営手腕、 中でも、 最近交渉がまとまったシュトラールズンド(Stralsund)の独裁の問題や、 グラン・ホーツィン・コンソーシアム(The Gran Hoatzin Consortium)への財政支援を 賞賛しました。 後になって、 ゴシップ紙のコラムニスト達は 伯爵夫人が大公のお眼鏡にかなったかという憶測を飛ばしましたが、 両名の間に個人的な関係が生じたことを示す証拠は無いようです。
【訳注】
シュトラールズンドについては125-1120に、
コンソーシアムについては071-1120に、
関連ニュースがあります。
色々な問題をうまく処理したということで、大公のお褒めに与ったようです。
Ω
Shululsish/Solomani Rim 320-1120
アデール大公(Archduke Adair)はシュルルシシュ(Shululsish)に到着しました。 次の公爵領上院(ducal senate)の議長を務める予定です。 大公はギルデンスクジョルド伯爵(Count Gyldenskjold)の土地に居を構えています。 大公は、 伯爵、 ホーツィン伯爵夫人(the Countess of Hoatzin)、 アスラン人指導者テアタウカクトゥコ(Teahtaukhakhtko)などの名士とともに、 この地を共同所有しています。 この晩遅く、 大公は公爵宮(Ducal Palace)で開催された舞踏会に姿を現し、 集まった貴族達の表敬を受けました。
公爵領貴族の大半が 集会へ出席するためシュルルシシュ(Shululsish)に来ています。 選挙人の定足数に達しているのもほぼ明らかでしょう。 欠席している最高位の貴族はディムラック伯爵(Count of Dimmurak)ですが、 伯爵は欠席を惜しむとの連絡 (および、代理人としてボクエロン公爵(Marquis of Boqueron))を送っています。 帝国の主要な企業や幾つかのヴェガ自治区(Vegan Autonomous Region)の代表も含め、 アルデラミン(Alderamin)地域の他の主要人物も出席しています。
注目を集めた代表者の一人は、テアタウカクトゥコ(Teahtaukhakhtko)です。 このアスラン人指導者は通常、息子と後継者のスタイヨア(Staiyoea)の2人を 伴っていましたが、今回は今まで目撃されたことになり2名の若いアスラン人を 随行員として従えています。 シュルルシシュのアスランウォーッチャー達は 新しい従者の正体を掴もうと努力しています。 コー(ko)は彼らを丁重に扱っています。
宇宙港地域および首都全体の警備体制は非常に強化されており、 帝国と惑星の全部隊が高度な警戒態勢に入っています。 トラブルは起きていませんが、本日未明ちょっとした事件が起こりました。 ジンジャー(Dingir)星を出ようとした旅行者が惑星警察に逮捕されたのです。 旅行者の正体は秘密のままですが、 前テュケラ運輸(Tukera Lines)の社員で、 クーフラン(Cuchulain)のパスポートを所持していたとのことです。 警察のスポークスマンは、 この男は1116年に起きた襲撃および恐喝に関与したとの容疑で逮捕された と発表しました。
【訳注】
情報量が多いニュースですが、とりあえずは文字通り受け取ってください。
後日、フォローする記事が出ると思います。
直接関係があるのは、267-1120の記事でしょう。
Ω
Shululsish/Solomani Rim 322-1120
本日、公爵領上院(ducal senate)での議題に 次期アルデラミン公(Duke of Alderamin)の身分が取り上げられました。 会議後のインタビューでは幾つかの驚くべき内容が明らかにされました。 多くの男爵位貴族が当日の議論のリーダーとして シュルルシシュ伯爵(Count of Shululsish) カール・ギルデンスクジョルド(Carl Gyldenskjold)氏をあげていました。 他に多くの票群を集めた集めたのは、 クーフラン(Cuchulain)の ウィレム=サラクロウ伯爵(Count Willem Salacrou)と、 ホーツィン(Hotzin)の オーレリー・ムアディン伯爵夫人(Countess Aurelie Muuadin)です。
最大の驚きを持って迎えられたのは、 アスラン(Aslan)の最高権力者(chief-paramaount) テアタウカクトゥコ(Teahtaukhakhtko)氏の一件です。 議論中のある時点において彼は明らかに公爵候補であったにもかかわらず、 投票では少数の票群しか集まりませんでした。 しかし、コー(ko 訳注:アスランの部族指導者)自身は 考慮対象となることを拒み、 上院のアスラン人メンバーに対して投票を棄権するよう 明確な指示を出していました。 結果、コーが集めたのは非アスラン人議員の票のみで、 自身は棄権したようです。 この行動について説明する予定はないそうです。
少数の親ソロマニ派は、抗議を示すため、 太古のソロマニ文化のイコンであるミッキーマウスを 候補としてサポートしました。 アデール大公(Archduke Adair)ははっきりといらだちを示し、 候補から除外させました。
ホーツィンのウィリアム=ロイス男爵(Baron William Royce)が 半ばで退出させられた以外は、 本日の議事進行は整然としたものでした。 宮殿の監督官(Sergeant of Arms)は退出の理由についてのコメントを拒否し、 アデール大公の命令によるものだとのみ語っています。 上院会議場を離れるとき、ロイス男爵は、奇妙なものを身につけていました。 頭の両脇に大きな黒い円盤を付けていたのです。
【訳注】
ここ数週間続いているアルデラミン公を巡る会議のニュースです。
最後の「黒い円盤……」の部分はよく分かりません。
Ω
Shululsish/Solomani Rim 323-1120
上院開催の最終日、選挙人はアルデラミン公(Duke of Alderamin)選考のため 投票を続けました。 非公式筋によると、 夜を徹したのみにならず、本日の投票の合間合間に多くの裏交渉が行われたようです。 14回目の投票で シュルルシシュ伯爵 カール・ギルデンスクジョルド(Count Carl Gyldenskjold of Shululsish) 氏が 明白な多数票を獲得し、 アデール大公(Archduke Adair)招集による会議の決定と宣言されました。 大公は直ちに決定への同意を宣言し、 皇帝陛下の認証を条件とした上で、 ギルデンスクジョルド伯爵を直ちにアルデラミン公とみなすと発表しました。
ニュースが惑星ネットワークに届くと、 期せずして祝賀ムードが沸き起こりました。 ギルデンスクジョルド伯はここ母星では非常に人気が高く、 多くの市民達は伯爵が公爵に就いて欲しいとはっきり願っていたのです。
【訳注】
ということで、ようやく決まりました。
Ω
Esperance/Solomani Rim 341-1120
ヌヴァ・アルゼンチーナ(Nueva Argentina)は、本日、 帝国が仲介した平和条約に調印しましたが、 人類ブロック(Human Bloc)国家の前指導者達は合意への敵意を顕わにしています。 「この条約はエスペランス(Esperance)を ワオザン(Waothan)とヴェガ人統一主義者(Vegan-irredentist)政府の 支配下に置くものに他ならない」と グラン・コロンビア(Gran Colombia)の ミゲル・デ・ラ・ペナ大統領(President Muguel de la Pena)は語ります。 「戦争の結果にかかわらず、 エスペランスの人類市民にも権利はある。 いつの日にかファシスト体制を振り払うであろう」
ワオザニ政府のラエブ・アラオク(Raeb Alaok)議長は こういった無言の脅迫を否定しました。 「ワオザンはエスペランスの人類市民の権利を脅かす意図など持たない。 実際、ワオザン社会には有益なメンバーとして多くの人類市民が加わっている。 しかし、いわゆる人類ブロックは、 帝国に対する反逆を幾度となく企て、 戦争法を犯し、 この星の至る所でヴェガ人の権利を踏みにじってきた 彼らが犠牲者だなどと言えるはずがない」
【訳注】
関連ニュースは、
177-1120、201-1120、225-1120、234-1120、250-1120、
265-1120、293-1120、300-1120など。
細かい報道は無いため、真偽のほどは不明です。
Ω
Home/Aldebaran 350-1120
マーク・チッサノ(Marc Chissano)書記長は、 上級評議会(High Council)のメンバー3人からの辞表を受け取ったことを認めました。 ジョージ・アサティアニ(Georgi Asatiani)統合艦隊(Combined Fleets) 大提督(Grand Admiral)、 ラビンドラナス・チャン(Rabindranath Chan)司法大臣(Minster of Justice)、 ジョシュア・ダーヴィン(Joshua Dahvin)経済大臣(Minister of Economics)、 の3人です。
上級評議会のメンバー交代はもちろんよくあることですが、 3人ものメンバーが同時に評議会を離れるのは数世紀ぶりのことです。 政治アナリストは、 今回の人事が、ソロマニ(Solomani)政府最上部での 重要な勢力変化の表れであると考えています。
【訳注】
チッサノ氏は先日の党大会で書記長に選出されたばかりです。
関連ニュースは185-1120。
Ω
Capital/Core 352-1120
帝国親衛隊(Imperial Guard)は、 今後の捜査を待つということで、 昨日宮殿内で逮捕された3人の名前の公表を拒否しました。
「容疑者はおそらく 次の新年祝賀式典(Holiday celebration)について先行情報を求めていた 単なるジャーナリストだろう。」 帝国親衛隊広報官のサー・イオン・カテナ(Sir Ioan Khatena)は語りました。 「それ以上の邪悪な目的があったことを示す情報はない とは言え、この種の状況への対応を変えることは普通無い。 親衛隊は、 厨房からブドウパンを盗む目的で宮殿へ侵入した者も、 帝国公使に危害を加えようとした者と同じように扱う。」
新年祝賀式典の準備は厳重な機密保持の基で行われています。 帝国広報官は、比類無き祝賀行事が行われることは請け負うとだけ約束しています。
【訳注】
こういうところは、現在と変わりません。
と言うか、トラベラーはパンク系の設定ではないので、
こういうところは変えないんですね。
Ω
Capital/Core 355-1120
ストレフォン皇帝陛下(Emperor Strephon)は、本日、 アルベラトラ皇帝祠(the tomb of the Empress Arbellatra)での 皇室行事を主催し、 公式に年末祝祭シーズン(Holiday season)が始まりました。 例年の習慣とは異なり、 目立たない距離から祝典の記録をとるようにと、 皇帝陛下はニュースメディアを招待されました。
祝典では、 シンシア・イフォジニア皇女(Grand Princess Ciencia Iphegenia)殿下が 皇帝陛下の補佐をなされました。 残りの皇族方は祝典を欠席されました。 大半が、 各地で行われるストレフォン皇帝陛下在位50周年記念祝典を主催されるために、 出発された後なのです。
センプラス公爵イアン・アシュラン公(Duke Ian Ashran of Cemplas)も 式典では重要な役割を果たされました。 公爵は、奥方と多数のテュケラ系親族に付き添われていました。 公爵の先祖のセルゲイ・トーギャン・アシュラン(Sergey Torgyan Ashran)は アルベラトラ皇帝の夫君であり、 同じ祠に埋葬されています。 アシュラン家は毎年の行事に参加する権利を有していますが、 大抵の年はこの栄誉を辞退していました。
祝典終了後、皇帝陛下は公式声明を発することなく式場を離れられました。
【訳注】
トラベラー世界も年末年始の祝日に突入しました。
Ω
Capital/Core 365-1120
在位50周年の年始祝日を明日に控えた今日、 ストレフォン皇帝陛下(Emperor Strephon)は シンシア・イフォジニア皇女(Grand Princess Ciencia Iphegenia)殿下の 婚約を発表されました。
皇女殿下の配偶者となられる予定なのは、 ウシュラ(Ushra)ダグダシャグ宙域(Dagudashaag sector)大公の後継者、 フレイター・ガニディイルシ・リング・シマルー博士 (Doctor Frater Ganidiirsi Ling Simalr)です。 博士はシリア大学(University of Sylea)の終身教授であり、 同大学の比較知的種族学バナスダン議長(Banasdan Chair of Comparative Sophontology) でもあります。 第3帝国で最も影響力のある若手学者の一人と目されており、 皇帝陛下に対する非公式アドバイザーと見られていました。
皇女殿下と婚約者とは、 在位50周年式典の開会式を終えてからキャピタル(Capital)を離れられ、 ダグダシャグ、ガシュメグ(Gushemege)両宙域への大旅行(Grand Tour)を 御一緒になされることになります。 結婚式は1121年にガニディイルシ卿の母星であるウシュラ(Ushra)で 行われる予定です。
【訳注】
最後に大ネタ。
シマルー博士については、
186-1118、161-1118、100-1118、001-1119と叙任関係のニュースが、
012-1119に調査団への同行に関するニュースが、それぞれありますが、
婚約関連の話は無かったと思います。
Ω