原著は1951年のものなので、半世紀以上前の本と言うことになる。 が、なにせものが数学であり、名著は名著。
数学史の一般向け解説書という位置づけだが、 いわゆる文系の人にはきついかもしれない。 少なくとも高校レベルの数学は理解してないと。
でも、たまにはこういう本を読むのは、良い気分展開になる。 さて、IIものんびりと読んでいくか。
著者は1956年生まれ。13歳まで東京で、19歳まで沖縄にいたと日系の方。 彼がミッドウェイに勤務していたときのエピソード紹介や感想などを中心に記述した一冊。 下士官の目から見たもので、テクニカルなものではないが、それゆえに面白い。 (艦長の紹介のところに「寝ない」とさらりと書かれている。 これなんかも下士官の目からはそう見えるということなんですな。)
空母の中が凄くうるさい(着艦時の音に驚くシーンが63ページにある)とか、
勤務がいかに大変か(あちこちに書かれている)とか、
現場(ヘリ整備)に近い描写が多い。
もちろん、お約束の食事のことも多数書かれている。
食堂の中を爆弾が運ばれていったり、
食料をこっそり現場に持ち込んで合間に食べたり(勿論、禁止されている)。
訓練のシーンも多い、というか当然のことながら訓練の方が多いわけで、
何は楽だ、これは大変だ、などの説明から始まり、
役割やら失敗談やら盛りだくさん。
湾岸戦争の時にはガスマスクの訓練も増えたそうで、そのエピソードもある。
(暗い部屋で不意打ち的にガスマスクの装着を命じられたこともあったそうだ。)
一方で実戦での緊張感も描かれている。
湾岸戦争時の実戦エピソードはやはり重みがある。 式典が作業着で行われたりとか、 ノンスキッドの張り替えとか、 メンテナンスデッキの隅で眠るパイロットとか。
200ページに1991年3月2日に撮影された空母4隻並走の写真がある。
ミッドウェイ、レインジャー、セオドア・ルーズベルト、アメリカの4隻で、
確かにミッドウェイは一回り小さい。
が、著者も述べているように、乗員と基地整備員(当然日本人だ!)の努力により、
最後まで優秀な艦として一生を終えることができた。
で、ミッドウェイは現在サン・ディエゴで博物館となっている。
昨年行ったばかりなので良く憶えている写真も多数紹介されている。
シャワールームのジェット燃料パイプとか、
管制室の横須賀の海図とか、
オーディオガイドに日本語版があることとか、も書いてくれればよかったのに。
人工知能学会20周年記念企画として作成されたゲーム。 詳しい紹介はこちら。
キャッシュフローゲームを元に、
管理対象を「お金」から「時間」に置き換えるというのが基本アイディア。
で、持っている時間から固定費(時間)を差し引いて、残りをどう使うかというのを管理する。
もちろん、研究人生(大学人)のゲームなので、対象はそちらに絞られている。
学生の面倒を見たり、学会・学内活動をしたりしながら、
のこった時間を研究に回し業績を上げていくことになる。
研究には時間とお金が必要。
お金は実績や人脈や地位を高めていくことで入手しやすくなるが、
そのどれもが時間を費やさないと手に入らない。
時間は優秀な学生やポスドクがいると実質的に増加するが、
優秀な学生を集めるには学内発言力が必要だし、
ポスドクを雇うには金がいる。
とまあ、そんな感じ。
これだけだと多人数ソロプレイゲームになってしまうが、
ここで、「発表できる論文の数は有限」というルールで縛りをいれている。
論文は6系統5段階の計30ブロックに分かれている。
あるブロックの研究をするには、その元になるような論文を発表していなくてはならない。
論文を書くには時間とお金が必要。
そして、1ブロックの論文は3件までしか発表できない。
つまりのろのろしていて他の人に先を越されると偉いことになるわけだ。
実は研究自体には難易度の差は無い。
(単に時間とお金がかかるだけで、成功しやすいかどうかは全く変わらない。)
ここは違和感を感じる。
ただ、概ねきちんとまとまっていると思う。
時間管理がやや煩わしく、ここはボードゲーム・カードゲームのノウハウを入れれば
もっと簡単にできると思うが、どうも学習教材としての位置づけのためわざと残したような印象を受ける。これはよい。
実績が累積型で、一度獲得したポイントは原則として減らない(大学を変わった場合のみ、学内ポイントにリセットがかかる。変にリアルというか、なんと言うか)。
これは少々違和感がある。
一番疑問なのは、お金の管理。
資金ポイントは累積性なので、一旦お金を集めてしまえばその後はもう困らないというシステムになっている。
これもレポートを見ると、プレイ時間短縮のための割り切りのようだが、
かなり実情と乖離している。
苦労という点で大きい部分なのだから、ここはきちんと残すべきではなかったか。
ましてや、AIなんて分野なんだから、なおさらだろう。
ともあれ、色物的な題材だが、若手向け教材のスタートとしては合格点かな。
学生が概ね役に立たないというのも変にリアルだ。^^;
ソロプレイだとかなり緩い感じのバランスだが、
それこそ論文提出競争に巻き込まれるとしんどそうだ。
特集は1943年のハスキー作戦ということで、付属ゲームも「シチリア侵攻作戦」。
ゲームシステムはやや細かめだが、上陸作戦ものだからしょうがない。
それでも、それほどややこしいシステムでないのは、チュートリアル記事から分かる。
(運用は大変そうだけど。)
シナリオ3の通しリプレイを読んでの感想は、「時間が大変そうだね」というもの。
まあ、シシリー戦だから。
連載中の「ウォーゲーム 新たな方法論の模索」は、「作戦級」の位置づけ。 ルールや現実セオリーの問題は、普遍的に通じるから良いと思うが、 「作戦級は作りやすいが、人気がない」というのは、ちょとと議論を呼ぶものいいかも。
ゲームジャーナル18号付録ゲームの 「項羽と劉邦」をソロプレイ。 ちなみに、史実についてのWikiPediaのページはこちら。
最初はどっちつかずの状態だったが、 范増の離反と陳平の仕官が連続して起こり(史実は気にしないこと。^^;)、 カードイベント能力に大差が付いてしまったところから項羽がジリ貧に追い込まれていく。 外交交渉で諸勢力まで手に入れてしまった漢軍に対し、とにかく楚軍は手数が足りない。 そのまま勢力差が拡大してしまい、最後は倍兵力の韓信との決戦を強いられて敗北。
とにかくミスが命取りになる(もちろん、本来ならば相手のカードは見えないから、
ミスと分からないミスも起こりがちではある。)。
項羽側はいつ動くかの判断を、劉邦側はどこを諦めるかの判断を、
それぞれミスるとえらいことになる。
その意味で、イニシアティブを確保して相手のミスを誘発するのが両軍とも重要。
カードやダイスにかなり影響されるのは事実(上述のように、范増の離反と陳平の仕官が起きたら挽回は難しい。)なのだが、
1ゲームが短いからそれはいいでしょう。
溝の口むつみ屋で昼食。 つけ麺(750円)と餃子(400円)。
他にも色々と面白そうなメニューがあるのですが、場所柄あまり行けなくて、 行くたびに結局つけ麺を食べいたりします。
付け汁はやや濃いめですが、ざるそばを食べる要領で麺を付けて食べるとちょうど良い感じになります。 写真には大きめのチャーシューが見えますが、これも美味しです。機会があればチャーシューたっぷりなメニューも頼んでみたい。(あるんですよ。山盛りなのが。)
あと、ラーメン店では極めて珍しいのですが、「全席禁煙」ですので、汚臭に悩まされることなくラーメンを堪能できます。
科学博物館のナスカ展を見学に出かける。
それほど混んでいることはあるまい、と油断していて、会場10分前くらいに到着したら、
なんか列が出来ていてびっくり。
出ること(11時頃)には、こんな掲示まで出ている。
ナスカと言えば地上絵。 今回は、現地映像を3DCGで再現して、仮想的に外見を再現する展示があった。 絵と絵の間の距離感や見え方が非常によく分かる面白い展示だった。 これを見ると、「ナスカの地上絵は宇宙に向けてのメッセージだ」なんてとても思えない。 そんな目立つものじゃないですよ。
あとはナスカ文化の分類が面白い。
主に壺に描かれた絵のスタイルの違いから時期を推測するのだが、
写実的なものから変なものへの移り変わりが割と素人目にも分かる。
混雑していて解説文が見えなかったりすることがままあったのだが、
そんな時は時期を推測して楽しんだりもできたし。
一方、主としてそういう方法で時期を推測するので、
絵柄が入っていないものは「ナスカ文化」とだけ書かれているものばかりだったりする。
でも、あのフクロウ男の地上絵はやっぱりよく分からない。 宇宙人と言うかガチャピンと言うか。
上野から歩いて20分ほどで、浅草の「セキネ」に移動し肉まんを食べる。 肉汁たっぷりでほのかな甘みのある美味しい肉まんでした。
そこから巣鴨のフレンチパウンドハウスへ移動してお茶。 実は改装後に来たのは初めてだったのだが、かなりおしゃれな感じにまとまっていて、 しかも広さも大部ゆったりしてました。
今回はブランとアンファンを注文。 ここのショートケーキは定番中の定番なので解説は不要かと。
その後、秋葉に行ったりした後で夕飯は平和苑の焼き肉。 今年初めてでしたが、相変わらずの味で満足。
ようやく600号記念号を読了。
オールタイムベスト投票があるのですが、なんかこれを見ていると 「SFマガジンって業界誌なんですね」という気分がひしひしと。 プロと読者に別れて集計されているのだが、プロの方が多いのである。 動向云々の解説も概ねプロ投票結果に沿ったもので、 SFマガジンのライターと読者との間のズレを感じる。
掲載作品も、特に日本作家の作品は、内輪向けっぽさを感じる。いいのかなあ。 600号だからということで買う人もそれなりにいると思うのだが、 その人達が買い続けてくれる一冊になっているだろうか。 アンケート結果にしても、日本人作家の作品にしても、いささか疑問である。
しかし、500号特集の時のトリもイーガンだったが、今回もイーガンがトリか。
特集、掲載作品ともにこれといったものは無し。
冒頭カラーページに、なぜか今頃エヴァが登場。(一応10年という言い訳がついているが、なぜ今月?というのは不明)。
おまけに「ポストエヴァンゲリオン」とやらの話は、なぜか最後に
「そして、リアル・フィクションへと繋がっていった」という意味不明のおち。
いや、私は「リアル・フィクション」ってハヤカワの自己満足レッテルだと思っているんで。
普通に使われてるの?
特集はヤング・アダルト・ノベル。
掲載作品は悪くない(それほど良いとも思わないが……)が、
小川隆氏の解説にどうにも違和感がある。
スプロール・フィクション特集の時もそうなのだが、
普段海外短信やコラムで書かれている内容と氏の解説とにどうも距離を感じてしまう。
(記事の細かい部分なんかでも、「え、そうだっけ?」と思う部分がままる。
それをベースに話をされても、引っかかりが残るのは避けがたいわけでして)
マスタリングのガイドラインはつぼを心得たもので、 こういうところは着実な進歩の跡がうかがえる。 何か大きな変化が起こったと言うことはないのだが、 言い方とかそういうところはこなれてるよな。
一方、オフィシャル背景の「インフィニット・ワールド」は、やはり微妙。
設定自体は面白い。
いわゆる平行世界ものだが、「平行」「歴史残像」と大きく2種類に分かれている。
その世界で起こった変更がその世界に閉じているのが「平行」、
他の世界から影響を受けるのが「歴史残像」である。
そして、歴史残像で変更を起こして自分の勢力を増そうとする勢力「セントラム」というのがいるのである。
問題は、この設定を支えるルールがないこと。
もともとガープスは特定の世界観を支えるルールをあまり持たず、
汎用的な骨組みの上に、世界観を元にしたデータを加えるというシステムである。
が、インフィニット・ワールドのような妙な世界でキャンペーンをやろうとすると
なにがしかの支えがやはり欲しくなる。
もちろん、他の原作付きゲーム同様にインフィニット・ワールドも一背景と思えば、
それはそれでプレイ可能とは思うが、それなら「インフィニット・ワールド」のサプリメントが欲しい。
恐らくアメリカでは近いうちに出ると思うが、さて、日本語訳はどうだろうか。
ページはこちら。 玉川高島屋の9Fに入っているベジーヤにカレーを食べに行く。
今回注文したのは、チキンスープカレー(950円)を辛さ4で(+50円) 写真はカレー本体ですが、
小豆の方は、和風の面白い仕上がり。 あんこっぽい感じなのだが、それでもタルトになっているところが面白い。
フルーツオレのタルトは、 刻んだ(キルフェボン基準では、という意味で。)フルーツがどっさりのったタルト。 ミルクムースが入っているので「オレ」とか名付けたらしい。 季節のフルーツタルトのバリエーションといった感じで、素直に美味しいです。
イギリスで製作されたミニシリーズ。 御存知SASを主役にしたミリタリー・アクションドラマである。
とは言え、細かい描写は妙に凝っていて説得力の高いものになっている。 そういうディテールがよい。
第1シリーズでは、銀行強盗、生物兵器テロリスト、選抜訓練に紛れ込んだ殺人犯、 IRAテロリスト、ボスニアの暴君、が敵役になっている。 ミリタリー系RPGならそのままシナリオにできるくらいしっかりと描かれている。お薦め。
ちなみに、3シリーズ目まで日本放映済み。 ちょっと長いのでちまちま見ることになる。
連休明けだが、来週の出張に備えての準備と書類校正の仕事と。
ええい、1日に60件も登録文書増やしおって・・・元気だのぉ。
価格と発売日が発表に。impressのニュース
11月11日はいいとして、価格の62790円はかなり驚き。5万円越すとは思わなかった。 こんな値段で本当に売れるのだろうか?
色々と。
帰宅途中に、1項目書き忘れていたことに気がつく。しまった。
新歓。店は普通。
ちょこちょこと読み続けてきたが、ようやく読了。
高校の時に、有機化学で手抜きをしていたのが、今になっても影響しているなあと。
概念についてはほとんどが復習ですむ。さすがにこの辺はまだまだ憶えている。
一方、イオン化傾向順序や命名規則などの記憶モノは色々と怪しい状態。
さすがにこれを読んだからと言って大学入試問題が解けるとは思わないが、
たまにこういうのを読み直すことには価値があるな。
環境ホルモンやダイオキシンを中心に、環境関連の部分については、 やや不用意な記述があるように思う。
明日からの出張に向けての準備に忙殺される。 30件以上あった提案書を何とか読む。
あとは、ヴァナ・ディールでちょっとした雑用とか。 借りていたノーブル・ベッドを返したりとか。
小雨のぱらつく中、朝9時に起床。
細かい準備をして9時半前には家を出る。
例によって、箱崎経由(10:40箱崎発の成田行きリムジン)で正午前には成田着。
今まではずっと第2ターミナルだったのだが、今回はUAなので第1ターミナル。 第1旅客ターミナルはグランドオープン直前。 つまり「まだ」正式オープンはしていない。 第2よりも若干広々とした印象だが、正式オープン後にはどうなるか。
チェックインカウンターも空いていたのだが、肝心のチェックインで手間取る。 なんでも、行きが二重予約になっていて、しかも、今日乗る側に対応した帰りの便は未登録になっているのだそうだ。 簡単に言えば「帰りの飛行機が無い」ということで、 カウンターのお兄さんが色々手続きをしてくれて、何とか事なきを得る。 が、カウンターで20分以上かかったのは初めてかな。 (「その便はありません」のときはもっとかかったかも。)
GM日記()の5月13日の記述は、有用なフックがたっぷり。
それぞれについって、一文をしたためたくなる。というか書いておきたい。
TRPGの整理とかになりそうだしね。
社会人レベルがあがってしまい時間が不自由になった身として、
TRPGにどうかかわるかというのは、
(いっそ、関わらないという選択肢もふまえて)
重要だよ。
今回の飛行機はUA884便(書類上はNH7006便)。
ところで、搭乗待ちしている間にFedEXの飛行機が2機ほど離陸していったが、 なんか、旅客機とは全然違う角度で離陸してますなあ。
一食目は照り焼きチキン。
途中(到着地時刻で5時頃)に妙な箱が配られた。
パスタ。
第二次大戦時の日英米独の通商破壊戦を扱った1冊。
個々のトピックは結構興味深い(特に欧州終戦間際に撃沈されたドイツの輸送船の話は、 確かにあまり目にしなかったものだ)。
一方、ロジスティックスのレベルまで持ってくると、
個々のエピソードが全体の流れや問題意識とうまくかみ合っていない部分が多い。
例えばムルマンスク船団のPQ18とPQ19の違いは、
通商破壊戦を理解する大きなポイントとなる良い組み合わせだが、
残念ながら、単に大きなトピックを並べたような印象をどうしても受けてしまう。
ところで、このジャンルで日米戦と来れば定番は「海上護衛戦」なのだが、 なぜか言及されてもいなければ、参考文献にも挙げられていない。 どういうことなんだろう。内容に異議があったとしても触れないのは変に思う。
一般向けGoogle本。
梅田本と対になるという見方が多いが、私はそれほど高くは評価できない。
Googleビジネス、Google利用ビジネスの説明が具体的な点は梅田本に勝る点だが、 その分こぢんまりと、常識的な線に収まってしまっているような印象。
Googleのネガティブ面も扱っている点が、世間的には梅田本との大きな違いと言われているが、
肝心のネガティブ面が印象操作というか、安直と言うか、FUD的と言うか。
Google八分とGoogleMapの情報制御と中共への検閲協力とは、問題のレベルが違うはずなのに、それをまぜこぜにしているのはおそらく意図的なものだろう。
そして、児童ポルノやナチス検閲ネタを外しているのも意図的にだと思う。
その批判に既存権威を使っているのだから、結局のところ、
その意図の目的は、反動勢力の立場からGoogleへの警戒心を煽ることだと言わざるをえない。
そして、それゆえに既存権威にすがりたい人々には受け入れやすい一冊だろう。 技術屋としては、梅田本に書かれた「コミュニケーションのための言葉」の方が はるかに意義深いのだけれど。
偏西風が強いらしく、予定より40分早くシカゴのオハラ空港に到着。 つまり、帰りは1時間以上よけいにかかる可能性が……
ま、なんだかんだで無事にカンザスシティに到着。
この飛行機でたまたまジャンさんと一緒になったのでタクシーを御一緒させてもらって、
ホテル着。
あとは眠いのでとっとと寝る。現地時刻午後7時です。
一日会議。
時差ぼけでうまく眠れてないので、午後は眠気と戦いながら。
本日も、朝8時半から午後5時半まで1日会議。
早めに終わったので、近くのPlazaに出かけてみる。
なんか、意外と狭い印象。
町並み自体は上品で良い雰囲気。
観光用の馬車とかも走っている。
おみやげ屋さんは見つからず。
メリエスの昔より、SFは映画とともに歩んできた。
という紹介文でスタートする本短編集(中編が一本ある)。
なんと言っても圧巻はスタージョンの「殺人ブルドーザー」。
ブルドーザーの動きの細かな描写を通じて理不尽かつ合理的な恐怖感を演出している。
「主人への告別」(ハリイ・ベイツ)は、名作映画「地球の静止する日」の原作。
とは言うものの、かなり雰囲気は異なっている。
それでいて確かに原作であるのだから面白い。
ハインラインの「月世界征服」は同名映画のノベライズ版。
50年以上前に作られたリアル系SF映画は、
さすがに今見る価値については怪しいものの、歴史的には重要な一作。
小説の方は、基本的に映画と同じストーリーながら、いかにもなハインラン節に仕上がっている。
編者の言う「映画と小説の関係を探る」については、 そこまで言うなら、きちんとした評論文が必要ではないかと思う。
夕食は、7人で連れ立ってメキシカン料理店へ。 頼んだのは、ポークブリトー。
今日で会議も終わり。 おみやげを買いがてらPLAZAをうろつく。
Cheesecake Factoryという、どこかで聞いたような名前の店に入る。
ホテルの近くの橋のたもとになぜかチャーチルの銅像。
ということで帰国。
朝6時に起床して、シャワーを浴びてチェックアウト。
空港まではシャトルを予約していた。
時刻表には1時間ちょっとかかるとかいてあったのだが、
どういう風の吹き回しか、40分ほどで到着。
カンザス・シティ・国際空港(公式ページ)は、
曲がりなりにも国際空港なので、それなりに大きい。(ターミナル3つ。ゲート数60くらいある)
一方、大都市というわけでもないので、小さいと言えば小さい。
シャトルを下りて、チェックイン(10分程度)して、5分ほど歩くとセキュリティゲートというサイズ。おかげで時間のかからないこと。
カンザスと言えば、オズの魔法使いでおなじみのとおり竜巻が多い地域である。 そして、空港にもこんな掲示がある。
カンザス・シティ・国際空港からシカゴまでは小型機。
シカゴから成田へは777。
離陸したところで日本時刻に合わせると、既に土曜日。
UA883(シカゴ〜成田)の機内食、1食目。
UA883(シカゴ〜成田)の機内食、2食目。 (例によって、途中でカップラーメンが出たが省略)
戦前の陸海軍は、日露戦争では見事な戦いを見せたにもかかわらず
(勿論多くの瑕疵はあった。が、曲がりなりにも戦争には勝った。)、
大東亜戦争では惨めな敗北を期する。
それはなぜか、を現役の行政官の目から捉えなおした一冊。
著者は、先日の千葉補選で惜敗した斎藤健氏。
陸海軍転落の要因についての著者の分析は、結局の所システムの欠陥に行き着く。
実は、日露戦争時にもシステム的に整っていたわけではなく、
維新の元勲達の属人的な能力によって維持されていただけであって、
それが表面化したという判断のようだ。
もう一つ、転落の要因としているのが、日露戦争の捉え損ないである。
勝つには勝ったものの薄氷を踏むような辛勝であることは事実。
それは、戦争前の準備も同じであって、
様々な錯誤・失敗を重ねていたわけである。(そもそも戦争になってしまった時点で、ある意味失敗ではあるのだ。)
著者は、公式記録である「日露戦史」が、気兼ね・気配りのあまり実態からかけ離れてしまったことを指摘している。
勿論、それには様々な日本的理由があるにはあったのだが、
実情を知る者がいなくなった後には、歪んだ情報しか残らなかったのである。
ここまでなら独創的とまでは言わないが、斉藤氏は、
日露戦争の分析不充分が生んだ教条主義(決戦主義、白兵主義、精神主義)が、
戦後は平和主義と名前を変えただけで、同じ過ちに進んでいないかと問う。
そして、維新から奉天での勝利までの期間を、敗戦から戦後復興の達成になぞらえる、
1985年が奉天ではないかとの説を述べている。
そうだとしたら、ノモンハンまでの時間はどれくらいあるか。
言い換えれば、これからの10年というものは、まさに戦前の正念場であった1920年代に匹敵する。 1930年代に入ってからの日本は、すでにどうしようもない加速度がついており、 転落を押しとどめることは到底不可能であった。 21世紀前半の日本が転落の歴史をたどるのか、あるいは復活の歴史を刻むのか。 答えは、この10年の過ごし方にある。本書は4年前の本だから、既に10年の内の3分の1は過ぎてしまったことになる。
世代論の部分は、ちょっと面白い書き方になっていて、 具体的な政策は書かないという自らに課した制約から若干自由に書いている感じの部分。 人には得意な分野があり、果たすべき役割がある、ということを 世代論を通じて語っている。
しっかりした1冊になっている。 安易な二元論に逃げ込むことなく、 その役割を考えた上で目指す点を指摘するものになっているのも良い。
夕方4時半頃に成田到着。到着も第1ターミナル。 こちらの方が若干広いような気はするが、 一方で帰りのリムジンが、第2ターミナル始発なので良い席が軒並み取られていてちょっと不便。
なんだかんだ言って時差ぼけはやはり起こるのだが、
今回は土曜日帰国なので1日回復にあてられる。
幸い急ぎのメールとかもないので、のんびりと本を読んだりビデオを見たりして過ごす。
WOWOWで放映が始まったアニメ版第1話を鑑賞。
戦艦を美少女化する架空戦記物が昔あったが、
こちらはアル・アジフが美少女です。しかもプニ系。
ううむ、さすが最先端は違う。
いわゆるモダン・スペースオペラの代表作の1つ。 人物紹介の絵柄の安っぽさは万死に値すると思うが、 それ以外はガジェット満載の楽しいスペオペである。
ガジェット満載と言っても、光速の壁を維持しているところが面白い。 サイバーやナノテクは使い放題なくせに、これを守っているので妙なリアリティが出ている。 フェルミ・パラドックスまでさらりと出てきたりして飽きさせない。
語り口や登場人物の方は、いわゆるノワール系。 こちらにはそれほどインパクトは無い。 あくまでも、ガジェットやアイディアの展開を軽い感じで楽しむ小説。 (イーガン系の重さはないですよ。)
「マラッカ海峡を跳梁する”海賊船”」(稲坂硬一)は
海賊が増えた経緯やその理由なども含めた総合的な解説記事。
公海でないという法律的な位置づけの微妙さが、
周辺諸国の海上警備力不足を補うことを妨げている面があるのだそうだ。
また、民間海上警備会社という民間軍事会社海上版のような活動もあるとのこと。
平均で11日間の警備で10万ドルだそうだが、経営は苦しいらしい。
また、ソマリア沖でも海賊が一時跳梁したが、
こちらは公海ということで米国やイタリアの海軍が出動している。
完全とは言わないまでも、マラッカよりはスムーズに対処できているようだ。
ページはこちら。 いよいよ本格的に展開するようだ。
さて、どうしようかな。一応登録はしてみるべきだろうか。
コンピュータゲームの可能性や理論面には確かに興味がある。
一方、ちゃんとフォロー出来るのかというと時間的には厳しい。
先日復刊されたデュマレストサーガシリーズの第1作。
さすがにスペオペとしての古さは否めないものの、
やはりトラベラーファンは必読。
二等船客、加速剤、二等くじ、友愛教会、貧乏な渡り者、などなど トラベラーがこのシリーズから多くのアイディアを得ていることがよく分かる。
また、シナリオソースとしてみても、
特徴ある惑星(気候や文化、生物相)の中で、
貧乏なキャラクターが金に困りながらも陰謀に関わっていくというのは、
初期のトラベラーでは確かに一般的なイメージであった。
本書を読めば、「ああ、こういうのをやれというのだな」というのが掴めるだろう。
背景世界が充実してからのトラベラーは、
商人・軍人・偵察局・貴族などのスタイルが増えていったが、
特にClassicTravellerの基本ルール部分だけで遊ぶなら、
このスタイルは合っている。
特集は量子論。 特に新情報は無いのだが、
なぜマクロな物体と相互作用すると電子の波が収縮するのかは、今もってなぞのままです。(p.66)というのは、あらためて言われるとそうだよな、と。
コム・ダビチュードでランチ。 今回は春メニューのデザートを目当てにデザートコースを注文。
まずはメイン、ほろほろ鳥腿肉のコンフィ春野菜のサラダ仕立て。
そしてデザート。
まず、春の驚き〜プランタン・シュルプリーズ。
ブラックホール話色々(かわいそうなブラックホールを助けに行く話とか)、 一連の「リサと一緒に」シリーズとか。
夕食は、学芸大前のKARMAへ。
が、到着は午後5時。店は6時から。
時間に余裕のないWさんとMさんはここで帰宅。
しばらくマクドナルドの100円コーヒーで時間を潰してから、入店。
今回もWチキンの辛さ2。
やはりこの辛さがちょうどいい。
どうやら牛すじが美味しいらしいので、次回は頼んでみるか。
ディスカバリー・Thanks Weekのミリタリー部門で放映されていたもので、
カール・ビンソンの1航海を追ったドキュメンタリー。
実は製作が結構古いので、技術的には古い部分が多い。
偵察ポッドが写真撮影で現像してから分析していて、しかも「これは唯一の方法だ」とか言っているのだが、
さすがにグローバル・ホークとかがこれだけ活躍している時代なので、かなり違和感。
一方で、運用面や人に関するところとかはそうそう変わるものでもなく、
そっちを見るのが面白い。
ストレスに耐えかねて海に飛び込んでしまう人が出てくるのだが、
「あれは自殺ではない、助けを求めるサインなのだ」と分析している。
5年契約で船に乗り込んだ二人組がいるのだが、
一方は「これは間違いだった」と後悔しきり、もう一方は「おれは満足してるよ」と。
帰国すると真っ先に上陸するのが「NewDad」の皆さん。実に嬉しそう。
出張の報告書作成で四苦八苦。
特集は「太陽系探査SF」という、狭いんだかなんだかよく分からないもの。
ただ、掲載されている短編は悪くない。
なるほど「探査」とはよくいったもので、
ランディスの「青き深淵へ」とかゼッテルの「暗黒のなかの見知らぬ他人」とかは
確かにその通り。
どちらも、異常な状態に遭遇した登場人物の心理の変遷が面白い。
ニーヴンの「ロキ」はファーストコンタクトもの。割とストレート。
「ワイオミング生まれの宇宙飛行士」(アダム=トロイ・カストロ&ジェリイ・オルション)は、
エイリアンそっくりの外見で生まれた子供の成長話。
割とコミカルな感じのエピソードが綴られているが、
さて、後半はどう進むのだろうか?
特集解説はまあまあ。松浦氏の科学解説はいつもの調子。
連載系は、まあいいか。ちょっと連載多すぎのようにも思うが>SFマガジン。
「ドラえもん」の単語に釣られて買ってしまった本だが、 インチキ本掴んでしまった。とほほ。
うむ、インチキ本は言い過ぎかも。
基本的な部分は、デッドスペースになりがちな部分をうまく活用した間取りを工夫し、
家族間のコミュニケーションを重視しようということで、
まあ、そこがおかしいわけではない。
ただ、コミュニケーション重視から精神論に傾斜していったあげくに
「感動の涙が」とくるとかなり怪しくなる。
そして、行き着いた先が「水伝」である。
会社で三種類のご飯をつくってみました。 炊いたご飯を、それぞれ三つの容器に入れました。 一つの容器には、「ありがとう」という言葉を書き、「ありがとう」と声かけをしました。 二つめの容器には「バカヤロウ」と下記、同じように声をかけました。 そして三つ目の容器には何も書かず、誰も見えないところに置き、ご飯を無視しました。材料やら工法やらの提案もあるのだが、全部うさんくさくなってしまった。
数ヶ月後、忘れていた頃に結果が出ました。 なんと「バカヤロウ」と書いたご飯は、まっ黒になっていました。 「ありがとう」と書いたご飯は、麹のような黄色に変わっていました。 そして、もっとも無惨にドロドロと溶けたような状態になったのは、無視されていたご飯だったのです。 びっくりしました。 それから何度も同じ実験をしていますが、やはり同じ結果が出てきます。(pp.219-220)
この手の人達は概ね悪意はないのだけど、 全国170社が参加するグループにビデオをばらまいたと聞くとうんざり。 まあ、職人と顧客が互いに感謝の気持ちを込めて挨拶するというのが悪いはずはないが、 倫理と科学は別だよ。