陸自兵器を中心に現代兵器の防御力について複数の記事が寄せられている。 そのせいで似たような記述を何度も読む羽目になるが、 大事な内容なのでこれは別にOK。 三鷹聡氏の 「装甲に触ってみよう」というのが面白かった。
防弾鋼板は熱伝導が低いので触るとひんやりする。 アルミニウム合金装甲は熱伝導がよいので暖かく感じるのだ。(p.45)
北鎮夫氏の記事を見ると自衛隊派遣部隊の準備や兵站の大変さ具合が分かる。 武器弾薬に衣食住を合わせて6500品目、64万点。 20フィートコンテナで1100本とのこと。
引っ越し中に転がりだしてきた色々なものがあり、 暇をみつけてつらつら読んでいたりするのだが、そこでみつけた一つ。
新事業を始めようとしたエヌ氏。 実施の前に監督官庁の認可がいると聞き、役所にやってくると、 それは巨大な建物であった。 そこで手続きを始めるのだが、 たらい回しにしか見えないような応対をされてしまう。
というような話で、まあ「出国ビザ」を思い起こしたわけですな。 (オチは違うけど。)
という、どうしょうもない企画がスーパーチャンネルで実施中。 ページはこちら。 始まりは昨日(4月30日)の朝8時で、 映画9本とエンタープライズの2シーズン分52話の一挙放映になる。
さすがに全部は無茶なので、 エンタープライズの第2シーズ(26時間)のみ録画することに、 ということで、今日の夜10時から。
第1シーズンのファイナルと第2シーズンのプレミアの2本 (連作ものになっている。)のみ本日鑑賞。 前半で張られた伏線は後半で一応解消するものの、 さらに別の伏線を張ったというような感じ。
オフィシャルページはこちら。 一応、スペースオペラRPGということになっている。
数万年前に発生した銀河系規模の災厄を大歪曲(グレート・ウォーフ)と呼ぶ。 これにより人類は持っていた知識と技術のほとんどを失ってしまった。という設定がある。 これにより、そのときまで利用していた恒星間航法網が切断され各星系は孤立化。 合わせて通信網も途絶し、ライブラリも失われたことになっている。 更に、現在でも歪曲は残っていることになっている。 歪みの具合は場所により異なるが、 歪みは時空の歪みであるため、小型物が正しく動作しないという設定である。 歪みの強い場所では半導体やナノテク、場合によっては精密機械すら動かないことがある、 ということにして、テクノロジーレベルに差があることの理由付けとしている。 この設定は悪くない。
一方システムは例によっての「FEARゲー」。 シーン制で、 キーワードに沿ったロールプレイをするとREVというポイントが貰えて、 REVはヒーローポイントとして、あるいは特殊能力の発動コストとして使用する。
超能力者のギルドがあったり、ゲートを管理する謎組織があったり、 あとはアイテムや特技の名前、世界の名前などの設定類には 細かいSFネタもちりばめてあり、お遊び感は問題なし。
ただ、世界は魅力に乏しい(歪みのアイディアは良い。 しかし、これはきちんとルール化してシステムに組み込んで欲しかった。)し、 基本システムのテイストはFEARゲー、 となると個人的にはあまり食指は動かない。 まあ、こういう需要はあるのだろうな、別にそれは否定しない。
FEARゲーの常として、特定リソースの管理が問題になるのだが、 スターレジェンドの場合、REVの供給・消費が勘所になるのだろう。 あと、それほど重要ではないNPCが1d20で19とか20とか出してしまった場合の 対処がちょっとやっかいかもしれない。 普通はヒーローポイントでクリアーするのだが、 本ゲームではヒーローポイント(REV)はあまり潤沢ではないので。
内部清掃をすませたエアコンが戻ってきたので、設置工事をしてもらう。
配水管が短く、後で付け足すことになった。 16ミリ経のものを適当な長さ後で買うこと>自分向け備忘録
ということで、ようやくこっちに手を出す余裕が出てきた。 とりあえずデータの移行作業と最低限のアプリケーションインストール (Piloweb、Pook、PEM)。 無線LANの設定(家のAPへのMACアドレス登録とか)と動作確認まで終了。 細かい設定は追々やっていくとことで。
しかし、デクマとグラフティ2は微妙だな。 しばらく触った感じでは、グラフティ2+ATOKの方がちょっと便利かも。
ページはこちら。 Wさん、餅氏、さらさらな友人H、と私の4人でお出かけ。 妻の人は体調が今ひとつということで断念。
スター・ウォーズの映画の関連資料、特に実際に映画に使用されたものを中心に展示したもの。 一応、「サイエンス」という言い訳が付いているが、 それは見なかったことにするのが精神衛生上よろしいかと。 (科学解説のパネルもあるのだが、担当者の苦心の跡ばかりが目立つんで。)
まず、第1作目の小道具類の作りの安さに感心する。
衣装の生地とかベルトとかもいかにも安そうな感じ。
胸のスイッチとかは木製の四角いのに色を塗ったもの。
これが映像ではきちんとしたものに見えるのだから、さすが。
ミレニアムファルコンの初期デザイン模型(棒状宇宙船)も飾ってあった。
ご存じの通り、ミレニアムファルコンは円盤型なのだが、
どういう経緯で変更になったかは分からなかった。
多分、絵コンテを切ってみたら絵にならなかったからではないか、とは思う。
マウス・ドロイド(デス・スター内を走り回っていたちっこいの)の側面には、
どこからか拾ってきたであろう基板が貼り付けてあった。
しかし、一番笑えたのは、 ルーカスが最初期にプレゼンテーション用に作ったというポスター。 (FF−XIネタですまないが) 主人公が髭、ヒュム、サブリガ、なんですよ。爆笑ものだった。
2時間ほどかけてスター・ウォーズ展を見てからお台場へ移動。 さらさらな友人Hお薦めの麻婆豆腐を試す。 かなり辛めだが美味しかった。
次いで、 科学未来館で開催中のイベント 「PlayStationと科学」を見に行く。
コントローラ試作品がずらりと並んでいたが、 おそらく最初期のものと思われるものにはスーファミのコントローラの影響が露骨だったりして面白かった。 ロゴも現在のPSロゴとは違うものがついていたりした。
基板も面白い。
PS、PS2ともに3〜4世代分の基板が展示されており、
部品の減り具合がよく分かる。
「ああ、このときにはこの辺の部品がごっそり減ったのか」とか。
特にPS2の初期型が色々無理して作ったものなんだというのもよく分かる。
(EE、GSの電力消費量なんかもそうだけど。)
GSの裏にコンデンサが一杯張り付いているのも(これはあまり減っていない)、
さもありなん、という感じだった。
この電力消費量は放熱板の設計にも大きく影響しており、
放熱板も3世代分展示してるのだが、
最初期のいかにも高価そうなものに比べて、
3世代目はすっきりとしたものになっていた。
と1時間ほどで回ったところで一般展示に行こうとしたのだが、 日のせいかどこも混んでおり断念。 アシモのデモがあるとかで、インターネット物理モデルも止まっていたし。 (これは再起動の時が面白いのだが、さすがに1時間は待てなかった。)
イベント周りはこのくらいということにして、 まず新宿に移動し「GEORGE V」というカフェへ。 スフレやキッシュが美味しいということだったのだが、 なんか現物見たらシフォンが食べたくなったので、こちらを注文。 美味しゅうございました。
その後、マジックスパイスで夕食を、ということになる。 体調の戻った妻の人と下北沢で合流、現地に行ったら閉まってる!? 連休中だろうがなんだろうが、毎週火水や休むらしい。 さすがマジスパ。^^;
で、新宿にもどって「ひつじや」へ。 今回は、魚も頼んでみました(石鯛だったかな?)。 最後のデザートまで満喫。ということで解散。
昨日1日外出してしまったので今日は引っ越しの片づけの続き。 テーブル周り、キッチン周り、などなど。 残りは、TVゲーム関係の片づけと窓ガラス周り、洗濯機用棚、くらいか。
誰もがニュートンやアインシュタイン、 そして、グラハム・ベルやゼフラム・コクレインになる可能性を持っている このフロンティアで。職場に届いたATRJournalの最新号(51号)の冒頭、 人間情報科学研究所の平原達也所長の 「人間、それは最後のフロンティア」 という活動紹介文のラストの文である。
内容は、脳内情報処理の仕組みはまだほとんど分かっておらず、 様々な理論や原理の究明はこれからだ、 ということでそれ自体は至ってまともな内容なのだが、 日本語で書かれた文章で解説無しにスタトレネタを出して大丈夫なんだろうか? いずれにしても味な組織である。^^;>ATR
念のため捕捉すると、 "Space, the final frontier."(宇宙、それは最後のフロンティア)は スタートレックシリーズのオープニングナレーションの冒頭部分。 ゼフラム・コクレインは、 スタートレック世界の地球でワープドライブを発明した人。 (ここを参照。)
奈良の都、平城京は大仏様の「公害」のために遷都を余儀なくされた。今朝の日経新聞の白須賀公平教授によるコラムから。 若草山(地図はこちらを参照) に木が生えないのは大仏建立の際に流れでた水銀のためであり、 この水銀のため平城京は捨てられた、というのだ。
大仏に金メッキするために使われたアマルガム法は、 金と水銀の合金を対象に塗りつけ後から加熱して水銀を飛ばすという方法である。 「東大寺大仏記」によれば使われた水銀は約50トン。 これだけの水銀が蒸発し、風に吹かれて若草山にあたり、 そこから向きを変え平城京に流れ込んだ。 そのため、若草山の木々は枯れ、都の人々には水銀中毒の症状が出たのである。 しかし、当時の人々に水銀中毒という考えは無かったため、 これらは風土病のせいと考えられた。 底流に勢力争いがあったとはいえ、 この「風土病」が遷都の大きなきっかけになった。
以上が、教授による仮説である。 本人も本当かどうかは調査しないと分からないと言っているが、 何であれ大規模なものは影響が大きいということか。
特集は再生医療。失われた人体の組織を人工的に再生することによる治療法である。 方針は大きく2つあり、 幹細胞から目的とする組織を再生させるものと 組織工学によって細胞を人工的に組み上げるものとである。 有名な「人の耳を背中に持つマウス」(写真も載っている)は 所望の形をした生分解性ポリマーを土台に軟骨を作らせるもので組織工学の手法になる。
実際には、幹細胞を誘導するのに組織工学の手法を使うわけで、 独立の技術というわけではない。 「腸の内部に膵臓を作って糖尿病を治療する」という記事もあり、 これなど一種のサイボーグのわけで面白かった。 いずれは予防的な手法として使われるようになるのかな。
先日行った「スター・ウォーズ サイエンスアンドアート」展だが、 TVで内幕をちょこっと紹介していた。 独立行政法人化に伴い、来場者数を増やすことになった。 その一案として考えられたのが同展。 とは言え、スター・ウォーズにサイエンスを求めるのはやはり無茶。 この無茶に対して 理工学研究部の佐々木勝浩部長が考え出した方針が「無視と解説」。 非科学的な部分は「無視」して、 関連したトピックについてまともな「解説」をするというもの。 あの、どこかずれた科学解説にはそういう裏があったようだ。
ちなみに、同展の目標入場者数は20万人、GWの目標は1日5千人。 ただGW前半はそれほどの人数にはならず、 2日にはストーム・トゥルーパーのお面をつけてビラ配りをした職員がいたそうだ。 御苦労様。
ゲーム関係の荷物の片づけ(半分ほど)と洗濯機周り。 明日はガラス関係の予定。
片づけ残りはリビングの一角にまで圧縮。 回収日待ちの粗大ゴミを出せば概ね完了といったところ。
窓ガラスは飛散防止シールを貼ってみたが、意外と面倒。 あと2ないし4面分張るのだが、次の週末にシール自体を入手してくる予定。
福田官房長官の辞意表明で、いよいよ後が無くなった菅代表ってところか。 落ち着いて話を見てみると、主たる原因はシステムの分かり難さと 手続きの煩雑さとにあるわけで、正直なところ、 未納があったからと言って出処進退をどうこうする問題とは思えない。
但し、管代表は例外で、 タレントを国会に呼べだの未納議員は辞職しろだのと 散々人を攻撃する材料として使ってきたのに、 自分の未納が問題になった途端、 夫人を引っ張り出して「自分も未納だったが、悪いのはシステム」と言わせるとは、 情けないにもほどがある。 最初からシステムの不備の修正を主張していれば、株も上がったろうに。
特集は1年前と同じ「スプロール・フィクション」。 私の感想も1年前と同じだったりする。 うまい小説だとは思うし、SFマガジンで取り上げるべき題材だとは思うが、 私の好みではないよなあ、と。 表現手法としてSFをうまく使っているとは思うが、 (私にとっては)ワンダーが足りない。
特集外の小説は可もなく不可もなしといったところか。
森奈津子のインタビューは面白かった。 時たま短編を目にするだけで、1冊とかを読んだことはないのだが、 少女小説と官能小説とSF小説の関係とかそういう執筆をする背景とか興味深い。 少なくとも森氏の中では一貫したものであることが分かる。 あと、児童文学を書いているそうで、この辺はさすがプロだなあ、と。
500万年後、人類は既に地球外へ移住。 その人類が地球に送り込んだ探査機が見たものは? という設定の番組。前回放映時には見損ねていたので待望の再放送。
氷河地域では、 大型化したイタチの子孫(スノーストーカー)が 大型化したネズミの子孫(シャグラット)を狩り、 くちばしのあるアシカのような外見のカツオドリの子孫(ガネットホエール)が 海岸で営巣する。 氷河のないかつての地中海地域は塩の砂漠が広がる乾燥地域。 スリムになったイノシシの子孫(スクロファ)が岩場で草を食み、 高濃度の塩水にはミギワバエが群れを成し、 そのハエを襟で捕まえるエリマキトカゲの子孫(クリプタイル)が走り回り、 テンの子孫(グライケン)が産卵に来るクリプタイルの雌を狙う。
異環境の生物について考えるのは、SFにもRPGにも役立つ素養である、 ということで見てみた。 今回のはそれほど面白いネタは無かった。 CGは綺麗だとは思うが、使い回しが多いのが難。 内容は本で読んでCG映像はピックアップして見るのがよいのかも。
北米は乾燥地帯となり、氷河か砂漠になっている。 鱗をハリネズミの針のように利用する覆われた齧歯類の子孫(ラトルバック)を 翼長1.2メートルになるコウモリの子孫(デスグリーナー)が襲い、 地下にはウズラの子孫(スピンクス)が階級社会を作る。
アマゾン流域も乾燥し酷暑のサバンナとなっている。 地球最後の霊長類(バブカリ)がなんとかサバンナに適応し生き延びているが、 全長2メートル、時速60キロで走るカラカラ(鳥)の子孫(カラキラー)がバブカリを襲う。 そして、齧歯類の子孫がカラキラーの卵を狙う。 バブカリは網籠を使って魚を捕り食物にしている。
砂漠はコウモリにとって有利な環境だという内容があった。 一方、夜間は気温が下がるため活動できないという設定だったのだが、 コウモリが日中も有効な知覚能力を獲得したという設定なのだろうか。 闇夜に紛れて行動する優位さを生かした生物だと思っていたのでちょっと意外。
ここの問2への回答の部分
誕生日の会見の折にもお話しましたが,雅子にはこの10年,自分を一生懸命,皇室の 環境に適応させようと思いつつ努力してきましたが,私が見るところ,そのことで疲れ 切ってしまっているように見えます。それまでの雅子のキャリアや,そのことに基づい た雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です。
皇太子殿下にこんな発言させた時点で、大問題。
美智子皇后/妃殿下の活動に関連しても色々齟齬があったわけで、
いくらなんでも対応鈍すぎ>宮内庁
もっとも、この発言を宮内庁のページにきちんと掲載しているのは救いではある。
とっとと改善することを期待する。
更新。 なぜかメーリングリストのメールが届いておらず、 先週は連休中と言うこともあり見落としていた。 ということで2週分。
話はかなりややこしくなっており、 下手をするとソロマニ連合の内戦になりかねない雲行き。
包丁で人を刺した人がいたからといって包丁職人を罪に問うのは無茶、 というのはその通りだと思うが、 人を刺した包丁の持ち主を分からなくする方法を暴力団に教えていたら、 少なくとも道義的責任は問われても仕方ないと思う。 (法律的には微妙なんだろうけど。)
さらには、P2Pの技術的側面とか、著作権のあり方とか、 本来まっとうに議論するべきことを犯罪紛いの問題にしてしまった責任も問いたい。
技術的な面からは、一部の人間がネットワークのリソースを大量に食いつぶして 準公共財であるところのネットの利便性を損なう要因を作った 責任が大きいと思っている。
とは言え開発者を罪に問うのにはやはり無理を感じる。 小手先の変な対応じゃなくて、きちんと法律を作って、 地道に違法ファイル交換者を捕まえていくのが筋だろう
場所はこちら。 私も、P2Pに匿名性は不要と思う。
「という新刊が出るのだが買わないか?」 とbk1から宣伝メールが届いた。 受け取りが簡単なのと割引がかかるのとの理由で 会社の売店で本を買うことが多いのだが、 一番に売り込んできた点を見込んでbk1で予約。
ところが、 瀬名氏のページ を見に行くと
本当に出るのか? いや、何としても出さねば。とか書いてある。
世間的には、PSPとNDSが話題のようだが、 それとは別にちと驚いたのが、 EAがXboxにソフトを提供するという ニュース。
日本でのXboxの現状は惨憺たる有様だが、
海外では悪くない。
(というのはここに簡単なまとめがある。)
EAが乗り出すとなれば、そこそこ見込みがあるのだろう。
ただ、それは事業的な成功が見込めるというよりは、
技術的な検証を行うに足るだけの数があるから、
ということなのだと思う。
しかし、 多産多死がエンターテインメントの常とは言え、 ネットワークベースのゲームでは EA自体が成功しているとは言い難い (UOは成功組と言えるだろうけど)。
ここで「成功」とは、 「次の作品に取り組むことが出来るだけの充分な利益を得る」ということで、 スタンドアローン型のゲームなら開発が終われば次に移れる (だから、収支トントンでもOK)が、 ネットワークベースゲームだと開発し続けつつ次に取りかからないといけない。 それは開発サイクルの長期化をもたらすわけで、 ある種の弊害にもなりうるのではないかと懸念している。 改良・改造は確かに有効な手段であるが、時には「断層」も必要なはず。 それがシステマティックに減っているとしたら、それはあまり良いことではないと思う。
本自体の紹介はこちら。簡潔にまとまっている。 原書発売が去年、 翻訳が去年末と、極めて旬なのも良い。
上記の紹介には「PCゲーム業界のプロジェクトX」とか書かれているが、 前半部分の印象は 「新電子立国 テレビゲーム巨富の攻防」に近い。 自分で作ったゲームを自分の手でパッケージングして発送したりするところなんか、 デジャヴのようだ。
本書全体の主役はリチャード・ギャリオット(ロード・ブリテッィシュ)。 本書は彼のエピソードに始まり、彼の現状報告で終わる。 とは言え、彼ばかりを追っているわけではなく、 多くのエピソードの紹介が面白い。 (もっとも、彼の言う新ゲームの開発はここ1年ほとんど情報が無く、 開発が難航していることが伺える。)
ただし、本書は焦点をMMOコミュニティに当てているのに注意。 その視点があるからこそ、 ゲーム・バッシングに関する充実した記載があり、 LANパーティの熱気あふれる様子が生き生きと描写されている。 一方、 ウィザードリ〜ダンジョン・マスター〜ディアブロのような重要な流れが欠落していたり、 コンソールゲーム機についての流れが見えなかったりもする。
非電子ゲーマーとしても、スティーブ・ジャクソンやD&Dが登場する場面は 興味深く読めるだろう。 もっとも、スティーブ・ジャクソンを負け組、リチャード・ギャリオットを勝ち組、 と露骨に描写している部分に不快感を感じなかったわけではないが。
ときにTRPGの普及の妨げの一つが説明の難しさだとしたら、 次の文はちょっとした希望になるのかもしれない。
私たちスポーツゲーマーは、ロールプレイングゲームのファン連中が いったい何をしているのか、見当も付かなかった。 彼らが実際に集まってプレイしているのか、 オンラインでプレイしているのかさえ知らなかったのさ。ここで語られているのはMMOのことだけどね。
でも、今は違う。 私たちのゲームもオンラインになって、 彼らが何をしていたのかがようやく分かったんだ
(p.373)
窓ガラスが大きめなので、飛散防止シールを貼っているのだが、 手近な店に前回使ったものがなかったので、別のものを入手し、 試しに貼ってみた。
今回かったのは、 セクト社のシールと エルホーム社のシール。
エルホーム社のやつは、丸めているのではなく折りたたまれていたため、 いざ貼ってみるとフィルムが波打ってしまい、あまり具合がよろしくない。 次は丸めてあるタイプのにしよう。 あとは、素人は小さめに切ったシールを何回かに分けて貼った方がいいねえ、と。
今後どうするかは1年くらい様子をみてからかな。
サービス開始2年目。
あいかわらずののんびりプレイ。 現在、デジョンを使えるようにするため黒魔導師をあげている。 なんのかんのと8レベルまであげる。 11〜2あたりになればパーティに入れるようになるかな。 夏休みまでにはメインのナイトに復帰したいところだ。
日経の夕刊に載っていた記事(長尾弘嗣の署名記事)。 ここで言う融合は、表現方法論のことではなくタイアップのこと。 有名なのはEAだが、コナミとかも手を広げているらしい。
「映画会社の方が資金を提供してゲーム制作を依頼する場合が多い」 「ゲームを映画の宣伝手段にすることも定着した」 のだそうで、開発費だけでなく流通コストの一部を負担する例もあるそうだ。 ロイヤルティー収入の増加など、トータル利益を大きくできるというのが 映画会社側の判断で、 ゲーム会社側からは安全な開発項目ということになるようだ。
記事によれば、問題点は2つあり
原作はディック、監督はスピルバーグ、ということで「AI」の悪夢を思い出した方。 これは及第点。見て後悔した、時間の無駄だった、なんてことはないと思う。 ちょっと長くてだれるのは問題だけど (中盤が必要以上に長いのだと思う。)
まず、SFとしては、あまり良くない。
なにより、未来世界の描写がダメすぎ。
インタフェースも警察もロボットも網膜チェックも安っぽすぎる。
ローテク部分の描写が悪くないだけに、ダメさ加減が際だってしまっている。
全体も、SFにするなら1つ目のクライマックスで切るように
まとめた方が良かったと思う。
原作未読だが、少なくともこの映画では、
自由意志は本当にあるのか?
個人の意志と社会の意志が衝突したらどうするのか?
未来(予言)を変えることは是か非か?
という問いかけに対する姿勢がナイーブ過ぎる。
一方、一般映画としては悪くない。 映像トリックものと思えば、二重三重に意味深な描写であるし、 サスペンスとしての盛り上がりも良い。 管理社会や行き過ぎた犯罪予防への警鐘とかは、一般向けの話題にもなるし。 ただ、この面でも真剣な問いにはなっていなくて、 最後が家族愛に落っこちていくところは、スピルバーグだよな。
ちょこっとした言及はあるものの、 邦人人質事件やら捕虜虐待問題やらは来月号のようだ。 まあ、慌ててしょうもない記事を書かれるよりはましだ。 (虐待問題では、次々と捏造写真が明らかになっている。 虐待があったのは事実のようだが、実情はよく調べないとはっきりしない。 人質事件の情報交錯もかなりひどかったし。)
記事の中では「イージス艦の対テロ訓練」(菊池雅之)が興味深い。 みょうこう、おおすみの現地取材報告。 対テロ訓練(未確認航空機が接近してきたら、どう対処するか)の様子なども 記されている。 「黙視できる距離に近づいてきても、それが敵かどうかの判別を付けることが難しい」 のは、まさにその通りで、大変そう。
p.236にはイラクで活動中の「民間」警備会社のリストが載っている。
これだけで22社。
更に未掲載のものもあるという(DTSセキュリティとかも載っていない。)
全体で数千人規模になるそうで、行動の自由度という点では軍より上なんだろうな。
軍は線や面をおさえないといけないが、こういう会社なら点防備ですむから
やりやすい側面もあるだろうし。
ちなみに、経験者への報酬は意外に高くて、
特殊部隊出身者な年俸30万ドル、ベテラン兵だと日当500ドルなんてのも
そこそこあるらしい。
今度は温暖化が進んで平均気温38度だという設定。
現在のカルカッタの辺りは沼地になっている。 地上を動けるようになったタコの子孫スワンパス。 百合の花を食べにやってきた 亀の子孫で体重100トンにもなる巨大四足獣トラトンは追い払ったものの、 水中ではルークフィッシュの電撃の餌食に。
モスクワは水没し浅い海になっており、
そこでは風速90メートルの台風が発生する。
複数の個体が一塊となって体長9メートルにもなる
カツオノエボシの子孫オーシャンタンフォムが漂う。
こいつは、風や波を利用して獲物の集まる場所に移動し狩りをするのである。
獲物はウミウシの子孫で遊泳能力を獲得したリーフグライダーの子供。
一方大人のリーフグライダーはオーシャンファントムを食べようとする。
このオーシャンファントムは体内に蜘蛛を飼っており、共生関係にある。
危なくなると守って貰う代わりに普段は食料とすみかを提供する。
このオーシャンファントムのイメージが面白かった。 自力移動できるようになった群体のクラゲで中に共生生物というのが実に。
更新。 例のノリスに対する告発の件の続報。 ノリスが軽くいなしたような感じ。
英語で申し訳ないがニュースはこちら。
価格は16万5千ドルだが、ランボルギーニ社から警察への寄付。 イタリア南部で任務に就くそうだ。 なんか活劇的な設定だよな。
中心気圧950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速40メートルって 台風シーズンのとあまりかわらないような。 なんで5月だというのにこんなものが関東に近づいているんだろうか。
よくよく考えてみると結構見ている。
一方で、一つとしてリアルタイムでは見ておらず、全部録画である。 リアルタイムで見ることに意味のある番組(ニュースとか)を別にすると、 タイムシフトによって自分の都合に合わせてTVを見られるのは実に心地よい。 これが、HDレコーダ最大の意義だと思う。
一旦これをやると、バラエティ番組のスカスカ具合がよく分かるようになる。 ながら視聴なんかのときは、スカスカの方が良いということもあるのだろうけれど、 私のようにネタ目当てで見ている人にとっては、スカスカは不愉快なだけなのですよ。
帰りが早かったので、経験値稼ぎ。無事に黒が11に。
この後はパーティに入って遊ぶとして、目標はとりあえず17。 とは言え、時間に余裕のあるときでないとダメだが。
見落としていたがニュースはこちら。 小惑星「ITOKAWA」に向けて飛行中の イオンエンジン搭載探査機「はやぶさ」のスイングバイが成功。
長期間に渡って微少推力を発揮し続けるイオンエンジンは、 正確な軌道制御との相性があまりよくはないはずなのだが、 無事に成功したとのことで、めでたい。
でもメディアでの扱いは小さいな。
我々が転居したということで、様子を見に来ることになった。 とは言え、東京の混雑に全然慣れていない人なので、 かなりつきっきりになる必要がある。 ということで、今日は羽田に迎えに行き、途中で夕食をとって帰宅。
義母が実母に会いたい(披露宴以降、会っていないもんで)ということで、 そういうふうに。
これも義母の希望で川崎大師に お参りに行く。 たまたま、10年に一度の大開帳奉修に当たっていたので、 それを貰うことに。 ところが、これが予想以上の行列。 「修行の代わりと思ってきちんと並んで待ってください」と言われると何とも言えないが、 2時間ほど待って無事にお札を頂く。 何か厄が降ってきたら、お札の先をちぎって飲み込むことで、 厄除けの効能があるのだそうだ。
帯には「日本SFの黎明を切りひらいた衝撃の長編活劇」の文字があり、 実際1961年刊行だから、もはや古典。 小松左京も星新一も筒井康隆もデビュー前(だよな)。 ちなみに海外だと50年代は黄金期だったりして、 60年代後半のニューウェーブへの端境期だったりする。
前半はSFというよりは科学探偵小説と言った方がぴったりくる。
送電網のみならず電池まで機能を停止してしまう「絶電現象」が発生し、
厳重な管理下にあったはずの放射性物質が盗まれ、
挙げ句の果てに完成直前だった木星ロケットが突如消失する。
主人公はこの怪異現象の究明に駆り出されるのである。
さすがに中身の古さは否めないものの、これが結構面白い。 登場人物の造形や文体が、 独特というか、ほとんど歴史小説ノリで、 古色蒼然を通り越して新感覚ですらある。 構成がしっかりしていることもあって、古臭いという印象にならないのである。 文章は例えば、こんな感じ。
人類がかつて経験したことのない惨憺たる、 しかも奇ッ怪で陋劣きわまる一方的な戦争、 精緻を誇ったわれわれの近代社会機構がすでに数星霜をけみしてさえ、 未だにそのわずか三カ月で全地球を荒廃せしめた痛手から恢復していない災禍について、 私が、傷つき、打ちひしがれた心に進まぬ筆をとるのは次の理由からである。
(光の塔、p.9より)
後書きから受ける印象は 野田大元帥を10倍くらい偏屈にしたような人。 本当かどうかは知りません、見たこと無いし。^^; ただ、
巷間いわゆるSFなるものは、もともと「科学小説」と云われてきた物と、 同じである筈でいながら違うことである。とか読むと、 (さすがに内容への同意はしかねるが、)人柄は何となく予想できるように思う。 これ、95年に書かれた部分だし。
ここで小説論をブつつもりはない。 しかし、世にいうSFなるものはジツにクダらない訳の分からぬ物である。 もちろん超自然を認める怪談奇譚として見事な物語をものする秀れた友人達が SF作家と云われ、また自身もすとしているのは分るが、 それではそのSとF、つまりアメリカ人がSCIENCE−FICTIONと云う その言葉はそのまま我が科学小説であることをどうするのか −− 我々がながいこと科学小説と云ってきたものは、 右いわゆるSFのような非科学的な荒唐無稽を語るものではないのである。 むろん、諸科学、とくに物理化学に些かも背反しない主題・叙述でなければならぬということは、(小説である以上)ない! がヤレえすぱーでござるノ瞬間移動でございノといった 只の方便で筋をはこぶ噺は『サイエンス・フィクション』ではありますまい。 その名を藉りて猿飛佐助てき、果心居士てき変幻譚を書きまくるのは 歌舞伎の看板をかかげて仁輪加茶番を打つのと同じではあるまいか。
(あとがきに代えて、pp.402-403より)
結構アレンジする必要はあるが、という留保付きで 人物造形とか言葉回しとかガジェットとかは、 1920〜30年代を歴史変革した科学奇譚RPGなんかに使えるので、 その向きにも御一読を薦める。
更新。 少々ややこしい話だが、 犯罪容疑で表舞台を離れていた政治家が戻ってきた、ということ。 もっとも、ソロマニ連合の混乱は当分続きそうだ。
ソロで1時間ちょっと遊び、黒を12に。 3時間とれればパーティを狙うんだがなあ。
色々あって、自分用のPCが必要になった。 予算やら各種制約やらがあり、それを優先したので 割と平凡な選択になったが、 NECのLaVie RX を購入。
CPUは1.5G、メモリは512MB、HDは60G、DVDマルチ、バッテリ4.7時間(カタログ値)で 220,290円。 キータッチにはやや不満があるし、ゲームマシンとしてはパワー不足気味だが、 可搬ノート(重量は2.1kg)だとこんなもんか。
で、セットアップを始めたのだが、ここで思ったよりも時間を食う。
真っ先にXPのパッチを当てたのはいいとして、
そのあとパーティションを切り直そうとしたら
リカバリーDVDの作成→再セットアップ、という操作が必要。
当然どちらも時間のかかる作業で、
XPのパッチを当て直したら12時。ということで今日はここまで。
(ちなみに、パーティションはCに25G、Dに35G。)
南極は赤道付近に移動し熱帯雨林となっている。
酸素濃度上昇により現れた、鳥を餌にする体長30センチの蜂ファルンコンフライ。 ファルンコンフライは鳥の子孫ローチカッターを餌食にする。 スピットファイアバードは花から集めた化学物質を毒液に変化させ、 口から敵に吐き付けて身を守る。 この花に擬態するスピットファイアビートルが鳥を襲う。
一方、オーストラリア大陸は既になく、そこは大海原になっている。
オーストラリアだった場所はアジアと衝突し、強風の吹き荒れる高山になっていた。
生物の少ないこの地域にグレートブルーウィンドランナーが子育てにやってくる。
1万メートルの高さを飛べるように後ろ足も翼にし、首にも小さな翼をはやした。
これにより翼面積の増加と機動性を両立させている。
一方、山腹にはシルバースパイダーが社会性を持った群れを形成している。
社会性を持ったことで、山間に巨大な巣を張ることも可能になった。
この巣で植物の種を捕まえて食料にしている。
地下には最後のほ乳類である齧歯類の子孫ポグルが生き残っている。
しかし、実態はスパイダーの家畜として飼われている存在だった。
種を餌にして育てられ、最後はスパイダーに食べられるのである。
まず無線LANの設定。 若干引っかかるがなんとか動作し始める。 で、ここで調子に乗ったのが失敗。 あちこちの設定をいじったときの挙動の変わり具合を見ていたら、 突然接続できなくなり、結局復旧できず。 再インストール&再パッチ&再設定と相成りました。
妻の人から「動いているものをいじるな!」とのアドバイスを受け、 動作確認できたところでいじるのを止め、 あとは、アプリケーションのインストールに移る。 「インストール→再起動→パッチ→再起動」を繰り返すので 時間がかかり、結局入れたいソフト全体の3分の1くらいで時間切れ。
インストール中の空き時間にはFF-XI。 暗黒魔法のスキルが0だったので、それを鍛えるのが目的。 とっとと黒魔導師を17レベルにしてしまいたい。 週末にがんばるか。 (注:週末にはバズ石取りとそれに先立つマップ取得をする予定、というかしたい。)
ここ数日、マシンのセットアップの合間に黒魔導士の経験値稼ぎをしている。 で、たまたま合流した紳士な友人Aのモンクと一緒に経験値稼ぎ。 しばらく遊んでいてWさんがシーフで合流。 黒やモンクならともかく、タルタルシーフはソロだと苦しいだろうな。
ラグナロク・オンラインの連載漫画がスタート。 あとはカラー2ページで、米軍のMRE(MealsReadyToEat)12種類の紹介記事。 (一応、ミリタリー系FPSゲームの関連記事というこじつけらしい。)
買い物ついでに二子玉でお昼(牛タン定食)を食べ、 移動ついでということで高島屋の地下をうろついていて、 まあついでだから、とキルフェボンの前にきたのが運の尽き。 こりゃまたきれいでおいしそうなタルトが幾つも。
色々観念して、複数買うことにする。 で、たくさん食べるものがあるときに頼りになるさらさらな友人Hに電話をかけ 合流することに。 結局5種類6ピース購入。
自宅で合流の後、雑談しながら食べながら。
夕食は、武蔵新城の友人Hおすすめの焼鳥屋へ。
本来飲み屋なので自分だけじゃいけない店で、ずらりと日本酒が並んでいたりする店。
で、肝心の鳥だが、塩こしょうがやや強めになっているものの基本的にはおいしい。
鳥以外にも、串エビやら鹿ステーキやらに手を出してみたがこれもマル。
さらさらな友人Hが日本酒と焼酎を3杯ほど飲み、
私と妻の人は併せてウーロン茶3杯。
で、7000円強。うむう、悪くないコストパフォーマンスですな。
帰宅後、バズ石を取るため妻の人のキャラに連れて行ってもらう。 今の自分のキャラのレベルでは全然歯が立たないエリア。
竹内均氏の追悼記事が載っている。 あと、あちこちの記事に「生前執筆されたものです」との注意書きが入っている。 GEOGRAPHICの連載と人物科学史の連載とがともに竹内氏によるもので、 今後の立て直しとか大変だろうな。
記事で面白かったのは体内時計についての記事(編集部作成)。 化学物質の蓄積・分解メカニズムによる体内時計の話もさることながら、 2つのトピック 「夜型ライフサイクルはこうしてできる」 「月曜日朝にさわやかにおきる方法」 が面白かった。
体内時計の針は、
午前中に光を浴びることで速まり、
午後に光を浴びることで遅くなる。
これは日中と睡眠サイクルとをあわせるという意味では合理的である。
ところが、この光による修正効果は午後の方が強いのだそうだ。
だから、普通に生活していると体内時計は遅れがちになる。
そして、朝寝坊して午前中に光を浴びないと、体内時計はさらに遅くなる。
これにより、夜型ライフサイクルができあがるのだそうだ。
当然この対策は、早起きして日の光を浴びることである。
それができれば苦労はない、という意見はあるだろうけど。^^;
同じ理屈で、月曜日朝にさわやかに起きる方法も分かる。 前日の朝に早起きして体内時計をきちんと調整すればよいのである。 なんでも、編集部員で実験してみたらしく、 個人差はともかく効果がありそうだから試してみてほしい、とか書いてる。 ちなみに、前日の夜早く寝るのはそれほど効果がないそうだ。
ブラウザの設定やら、メーラーの設定やら、エディタの設定やら、 Pilowebの設定移動やらをすませ、なんとかメイン移行が完了か? といったところまで
まず初めに氷ありき。 それが北極と南極にある拠点からじわじわと広がりはじめ、 海の表面を凍らせ、少しずつ陸上にも進出した。 青い惑星がまごうかたなき白に変わる。
(中略)
しかし、氷が熱帯にまで到達すると、 ゆっくりとした進行ペースが急に速くなった。 ほんの数十年で熱帯の海を飲み込み、赤道へと向かった。
氷は浅い湾に広がり、まずは海の表面を、やがて甲羅のように厚く海をおおった。 海岸にへばりつき、海底のマットをこそげた。 壊れてはまたふさがる程度の厚さのところもあったが、何千フィートの深さにまで達する場所もあった。
(中略)
日光が明るい表面に反射して、逆に宇宙を照らしつけた。 水銀柱はマイナス40度という、恐るべき温度を示した。 風もなければ、どんな種類の天気もなかった。 雲はほとんど消え、ただ小さな氷の結晶が大気中に高く漂い、 夕日を散乱させて不思議で不気味な色に染めていた。 青や緑に鮮やかなピンクの縁取り。 雨は全く降らず、雪もほとんどなかった。 来る日も来る日も、静寂と変わらぬ寒さに支配されていた。
(pp.31-33より)
地質学の素養が薄いせいか、
スーパープルーム説やら恐竜を絶滅させた大隕石説やらに慣れているせいか、
「全地球凍結仮説」自体に対しては、「ほお、面白いねえ」と単純に思ってしまったのだが、
大陸移動説並のインパクトのある仮説なのだそうだ。
斉一説(地球の歴史において、極端な条件の変動はなかった、という仮説)を
認めないと、過去の推測ができなくなり
地質学の考え方自体が危機になってしまうのだ。
その仮説がどのように考え出され、どのような証拠が示され、どのような論争を経て、
現在どのような扱いにあるのか、が生き生きとそして分かり易く描写されている。
正直言って主人公(ポール・ホフマン)のような人物と一緒に仕事をしたいとは
思わないが、話自体は非常に面白い。
彼がどういう人物で、どういう調査や苦労をしてきたかの描写も興味深く、
「革命家」というのはやはり凡庸とはほど遠い人物なんだな、というのが分かる。
彼がいなくても全地球凍結仮説はいずれ検証されただろうが、
これほどスピーディーに扱われたのは、間違いなくポール・ホフマンの功績だろう。
あと、地質学というのは、実験ができない科学であり、それゆえ、 創造論(興味があったら、「疑似科学+創造論」でググって見てください。)が 根強くはびこっている。 この辺は、科学哲学的に色々と大変なのではあるが、 本書で記されているような真剣な調査と論争を一読すれば、 創造論が科学扱いされないのも納得できよう。
なお、副題に「生命大進化をもたらした」とあるが、ここはちょっと大げさ。 少なくとも本書の限りにおいては、全地球凍結仮説とカンブリア爆発の関係は、 きちんとした仮説にまではなっていないように思う。 逆に言えば、このことを頭に入れておけば、 今後10年くらいは楽しく最新科学ニュースを楽しめるということでもある。
土曜日に買ったタルトの写真を撮っておいたのを思い出したので、付けておく。
本物はもっと鮮やかな色合いで、
パピヨン(蝶)というよりはひまわりのイメージを感じたのだけどね。
(もちろん、買ったのはピースであってホールではない。^^;)