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3月1日 (土) 夕食:天麩羅定食

トラベラー

 キャンペーンの日ということで、 怪しい友人M、姐さんな友人A、妻の人がプレイヤー参加。 レゴな友人Oと紳士な友人Aはお休み。

 ちょっと引っ張りすぎたような気がしたので、 今日は第5次辺境戦争開戦まで進めようというつもりで、 小ネタ中心で進める。 で、PC一行は開戦のニュースをキノーブで聞く。 そのまま偵察局のチャーターに応じて待機するというところまで話が進む。
 アンバーゾーン「人類の支配記念コイン」を場所と急遽アレンジして 開戦直前に行った。 元々は開戦直後という設定なのだが、いささか無理があったので開戦直前に変更。 合わせてPCの居場所に合わせて場所も変更。

 それとは別に小口荷物に絡むちょっとしたイベントがあったのだが、 食べ物が絡むと妙に盛り上がりますな。 キャンペーンとかするときには、かなり大事なのかも。>食べ物

 あとは、各星系ごとの住民気質の差はもっと無いのか? というプレイヤーからの希望があった。 一応追加ルールとしては存在するのだが、 PCが普通に接触するのは典型的な住民であることが少ないのと、 接触判定のDMに現れる以上の効果は少ないのとで 煩雑な割に分かりにくいと思い、あまり使ってこなかった。 アクセント付けの意味も込めてちょっと強調気味に出した方がいいのかもしれないので、 少し検討してみたい。


3月2日 (日) 夕食:中華風豆腐

シンプリー・パーム 理想のPDAを目指して(アンドレア・バター/デビッド・ポーグ、ソフトバンクパブリッシング)

 新しいものを産み出すとはどういうことなのかを説明するための開発史のドキュメンタリーであり、 スタートアップビジネスとはどんなものであるかを示すビジネスドキュメンタリーでもある。
 どちらか一方を扱った良書は多いが、 その両者が影響を与え合う様子を克明に描いたものというのは珍しい。 そして、それが非常に面白い。
 細かいエピソードには聞いたことのあるものが多いが、 きちんとまとめられると個々の問題の位置づけがはっきりする。

 コンセプトを磨きあが、ものを作り出し、世に問うということ、 その助けとも障害ともなる「お金」というもの。 どこが、というよりその流れそのものが面白かった。 PSの開発史も非常に面白いものだったが、 金策の面は非常に小さかった。この辺の対比も興味深い。

ベストセラー本ゲーム化会議(浅野一哉/飯田和敏/米光一成、原書房)

 コンピュータゲーム業界者が、 16冊のベストセラーをゲーム化するとしたら、という観点からヒット作を解剖する。 という触れ込みの本。

 で読んでみたのだが、どうも内輪受けが過ぎるようでピンと来なかった。 もっとも、私は扱われているベストセラー16冊を一つも読んでいないのだから無理もないか。 ただ、切り方と称するものからテツガクとかアートとかの臭いがするので、 実はあまりたいしたことは無いのじゃないかという気もする。


3月3日 (月) 夕食:サンドイッチ

甘味の会

 眼鏡っ子な友人Mの北海道土産を食べつつ、 雑談と土曜日の打ち合わせ。

 アニメ版の「ガンパレ」がパラレルワールドものだったとは知らなかった。^^;

日本睡眠学会

 こんな学会があるのか。 ちなみに、ページ内には色々と情報が書いてあるのだが、 認定医うんぬんのところが、ちょっと違って意味で興味深かった。


3月4日 (火) 夕食:中華風豆腐

ポストペットV3 ハイブリッド版

 体験版が落とせるようになっていた(ここ)ので、落としてみる。 私のマシン(P−II/400メガ)でもなんとか動くなあ。

 V3は3Dなのだが、 ばりばりのゲーマーではないユーザが多いポストペットだけに、 説明とかには色々と気を遣っているのが分かる。

TNS

 更新。今回もソロマニでのテロの話。

ネットワークゲームをはじめる前に読む本(九天社)

 「今、FF−XI(PC版)/RO/UOを始めようとしている人が読む本」で、 それ以上でもそれ以下でもない。 (一応、メインはFFらしい。)

 不思議なことに「MMORPG」ではなく、「MMRPG」という言い方をしているが、 それ以外は特におかしな所はなさそう。 ただ、本当にチェックリストとちょっとしたコラムだけなので、 「MMORPGとは何か?」とかそういうことを考えるためのネタには全くならない。 その点に注意。 私には本来いらない本だった。


3月5日 (水) 夕食:中華風豆腐

日本核武装論

 ここで触れられているような 「北の核はいずれ我々のもの」という脳天気な大韓帝国主義者は論外ではあるが、 米国には日韓両国を核武装させる案というのが実在する。

 この場合、ポイントとなるのは中国。 つまり 「北朝鮮の核兵器をなんとかしないと、日韓も核を持つぞ。 それは中国の利益にはならないはずだぞ。 だから、ちゃんと北朝鮮の核開発を止めさせろ」 という流れの話らしい。
 日韓(この場合の韓国は統一朝鮮も含む。)が核武装して一番困るのは 両国に対する軍事恫喝力が減衰する中国。 そのまま台湾やASEAN諸国まで核武装した日には、 将来のアジア諸国への軍事侵攻がほぼ不可能になってしまう。 (これらの国々が中国に先制攻撃する可能性はほぼゼロだが、 「中国の軍事攻撃に対しては核で反撃する」と宣言することは可能。 冷戦期のNATOの戦略ですな。)

 ちなみに防衛庁の非公式報告では、 「唯一の被爆国だから持たないという感情論は国際的には全く通用しない。 善悪の立場からでなく、費用対効果や国際社会での信用問題の損得勘定から、 日本の核武装は国益に合わない」 となっているそうだ。 私も同感である。


3月6日 (木) 夕食:おにぎり

スターオーシャン3のバグ

詳細はここ。 ライブラリソフトウェアのバグということだが、 2月末発売のソフトに12月リリースのライブラリ使っている、 というのが面白かった。

残業

 バグ検査の人足として、延々とシステムにアクセスを続ける作業。 最後には別のバグが発覚し、とりあえず解放されたのが25時。 疲れた。


3月7日 (金) 夕食:中華風豆腐

フッターズ

 笹本氏の「宇宙へのパスポート」でおなじみ(?)の アメリカ版アンミラことフッターズ
なんと、恐ろしいことに航空業界に参入。 ページはここ。 運賃は高めだが快適さで売ろうということらしい。 なんか、凄いな。

 ところで、ショップリストを見ていたら、台湾(台北)に店があるのだそうだ。 台湾人にあのノリって合うのかな?

ゲームジャーナル 6号

 特集は「三国志」。 歴史記事や人物紹介は三国志ネタだと基本ですかね。 「キャラクターゲームとしての三国志」(天津老師)という 三国志ゲーム比較紹介記事が面白かった。
 あとは、孔明の実像を分析紹介する記事が複数載っていたのだが、 現実の孔明は優秀な官僚・文官であり、軍師として優秀だったわけではない、 というのはそんなに知られていないのだろうか? (お話としての「三国志演義」の面白さを否定するわけではない。念のため。)

 付録ゲームも三国志ネタで、 マルチプレイものの「五虎三国志II」と 劉備没後の魏蜀の北伐戦争を扱った「孔明北伐」の2本。 北伐ネタというのは初耳だったが、実際に無かったので創ったということらしい。 どちらもシステムは簡単なので、三国志ゲームに興味があれば御一読を。

 ゲームデザイン関係の記事も2本載っていた(対談記事とコンテスト関係記事)。 コンテスト関係記事の方の「ペナントレースの法則」という命名が面白い。 ニッチにおける先行利益のことなのだが、ゲームを考えるときにはこの用語がいいかも。


3月8日 (土) 夕食:羊料理

ヴェルサイユ展

 東京都美術館で開催中のヴェルサイユ展を見学に行く。 眼鏡っ子な友人M、さらさらな友人H、妻の人、私、の4人で、 9時ちょっと過ぎに現地で集合。 この手の美術展では、音声ガイドというのがよくあるのだが、 宝塚でオスカル役をやった女優さんにやらせるというところが、 分かっていると言うかしょうもないと言うか。^^;

 展示のポイントは、ヴェルサイユ宮殿と当時の文化の「雰囲気」を再現することだったようだが、 床や壁、天井などの展示を工夫していることもあり、 かなりうまくいっていたと思う。 さすがに、広さまでは表現できていないが、それは仕方がない。

 展示で面白かったのは、有名な「王妃の首飾り」のレプリカ。 500以上のダイアを組み合わせたトンデモ具合が良く分かった。 趣味のアクセサリ作りをやっているさらさらな友人Hは、 「自分が趣味で安上がりなレプリカを作るとしても6桁の値段になる」と見込んでいた。

 展示の最後にナポレオンの肖像が置かれていた。 この一枚で色々と示唆するものがあるよな。 (さすがに、ここにオスカル様を置くわけにはいかなかったようだ。^^;)

食事

 見学後に、銀座に行き、東京ベリーニで昼食、ソニービルで腹ごなし、ミシェルショーダンでお茶。 ソニービルでのスピーカー付きPCの音質にびっくりするが、補助スピーカー付きだった。 それでも、次に買うときにはこのタイプも検討対象になるなあ。
 それから秋葉原へ移動し、各自買い物。 私はトロと旅するのCDを入手。 ラオックスBOOK館での BSDマガジンのDVD版発売記念「焼肉夜話参加権」抽選に挑むも失敗、残念。^^;

 夕食は、ひつじやに行ってみる。 食べまくって一人4500円。 お薦めは、たたき、ぎょうざ、焼きバナナ。 あまりの食べっぷりに感心したのか、お店の人がチーズケーキをサービスしてくれた。 どうもありがとう。>お店の人


3月9日 (日) 夕食:おにぎり

羊はおいしい

 昨日の「ひつじや」のメニューに書かれていた言葉。 「昔、中国人が初めて羊を食べたときに『羊の味、大なり』とかなんとか言って称賛した。 素晴らしいことを示す『美』という漢字が『羊』に『大』と書くのはそれ以来である」
 本当かどうかは知らないが、羊料理屋の宣伝文句としては上出来。

休日出勤

 ということで、急遽かり出された休日出勤のため、都内某所へ。 予定よりはやく夜10時頃に解放される。 やれやれ。


3月10日 (月) 夕食:カレー

東京大空襲

 昭和20年(1945年)3月10日の深夜 (今風に言えば、9日の24〜27時頃)に 米軍がB29約350機を動員して 現在の墨田区・江東区付近をターゲットに実施した大規模空襲。

 ここが終戦するための一つのチャンスだった。 遠い戦地での優勢劣勢では一般国民が納得しないだろうが、 東京で10万人規模の死者が出れば言い方一つで説得は可能のはず。 そもそも、前年10月のレイテ戦惨敗で勝機は潰えていたのだから、 終戦のタイミングを図っていない方がどうかしている。
 残念ながら史実ではここでは決断できずに、 沖縄戦敗北、核攻撃、ソ連の侵略、などを招いてしまった。 当時の指導層の責任は重大だろう。

 ちなみに、レイテ海戦で勝ってしまったがために、 米軍の日本本土への攻撃が遅れてしまい、 米ソによって日本が分断されてしまった、 というのが「征途」の世界だったりする。

 諦めない努力も大事だが、 下手な努力をするくらいなら 素直に負けておいた方が良い場合も多い。

残業

 ぎりぎり午前様で帰宅。 仕事の量というよりはスケジュールがめちゃくちゃなので、 「情報が来たら作業」「人が戻ったら会議」というトホホな状態。


3月11日 (火) 夕食:オムレツ

結果

 TOEICと血液検査の正式結果が返ってきた。

 TOEICの方は前回(と言っても10年前だが。)より100点アップで 800ちょいと問題なし。 というか、よくこんなに取れたよな、ちょっと感心。
 血液検査の方は例によって 「運動して体重減らせ」と怒られる。 こっちの方は、なかなか進展しないなあ。

TNS

 更新。ソロマニ地域での企業倒産のニュース。 深い裏があるのか、ないのか。


3月12日 (水) 夕食:オムレツ

タマちゃん拉致未遂

 昨日、 「タマちゃんのことを想う会」と 米国の動物保護団体「マリンアニマル・ライフライン」が アゴヒゲアザラシのタマちゃんを拉致誘拐しようとして失敗。 「餌の状況を調査する」という虚偽の申告もしていたが、 改正鳥獣保護法の施行(4月16日)までは、違法行為ではないそうだ。

 いかにも頭の中が黴びて緑色になった連中のやりそうなことだが、 汚染が原因で死んでくれた方が連中には有利なわけだから、 一部が暴走しただけだろうな。

 一つ心配なのは、 本当のところタマちゃんの健康状態はどうなのか、というところ。 実は本当に捕獲移送が必要だという可能性もあるわけで、 ちゃんとした調査はできないものか。

SFマガジン 4月号

 特集は、「ベストSF2002」上位作家競作。 「夜と泥の」(飛浩隆)の迫力が一押し。
 「虹色の高速道路」(小林泰三)、 「ラーフは月夜に飛ぶ」(林譲治)、 「リヴィジョン・ウォーズ」(牧野修) はそれぞれいつものテイストのもの。 らしい作品を求められるタイプの特集だから、安心して読めるのは良い。
 「接近遭遇」(コニー・ウィリス)は、ユーモアというか妄想系というか、な作品。 この作家の作品はあまり読んでいないのだが、こういうタイプの人なのだろうか。

 連載の方は、 「膚の下」(神林長平)の方は、 いつかこういう台詞が来るとは思っていたが、 遂に出ました「神になればいいんだ」(p.148)。
 「パンドラ」(谷甲州)は、コロンビア事故を踏まえて今回のような展開になったとか。 じゃあ、元々はどういうプロットだったのかが気になる。


3月13日 (木) 夕食:ハンバーグ

緒方貞子

 朝刊にイラク問題、というよりは国連問題についての小さなインタビュー記事が載っていた。 内容は国連での対立をどう決着させるのが良いかと 戦後に日本が果たすべき役割についてとの提言。 日本人は国際問題に対して情緒的で現実感覚に欠けるとよく言われるが、 緒方氏を見るとそんなことは無いということが分かる。 ドイツあたりの政治家なんぞよりよっぽどシビアで現実的だ。

 川口外相が無能とは思わないが、 緒方氏を外相に迎えられなかったのはかえすがえすも残念。 もっとも、それだけの器量が首相に無かったと言われればそれまでだが。

高松塚古墳

 7〜8世紀頃に造られ、壁画で有名な高松塚古墳。 その壁画に黒カビが迫っているとの発表があった。

 黒カビは、青カビや白カビに比べて対処が難しいのだそうだ。 一昨年の秋に発生したときは一旦退治したものの、 昨年秋に再発生。 現在の保存方針では維持しきれないということで、 保存・修復方法の再検討を行うことになった。

 湿気の進入と温度の上昇が原因で、 さすがに古代のカビとかそういうことではないようだ (そうだったら面白かったのだが)。 「高松塚の呪い」とか言うには、ちょっと迫力不足か。

FF−X 2(PS2)

 妻の人が入手したので、オープニングだけ見せて貰う。

 絶句……

 なんか、衝撃と言うか笑激と言うか、なオープニング。 そのままホットスタートで事件が起こり、 盗まれたプレートを取り戻すところで、第1ミッション終了。 気力に余裕が出てきたら遊んでみるつもりだが、今日はここまで。


3月14日 (金) 夕食:ハンバーグ

鉄腕アトム

 人工知能学会誌の3月号の小特集は「鉄腕アトム」。 佐倉統、菅野重樹、松原仁の3氏による小論が掲載されている。 研究に何らかの進展があったからというわけではなく、 単に2003年4月7日合わせなだけなので、 中身の方はこれといって新しいことはない。

 3氏とも同年代で、言っていることもほとんど同じなので、 読み比べという面白さにも欠けている。 ちょっと企画の失敗のように思う。

宇宙の海は

 元宇宙飛行士の毛利衛氏が深海調査船「しんかい6500」に搭乗した。 海も宇宙もというのはクラークもそうだったし、 感覚的にも似たところが多い。

 一方、地表と宇宙との気圧差は高々1気圧なのに対し、 深海と地表との気圧差は遙かに大きい。 頑丈さと言う点では 宇宙船よりも深海調査船の方ががっしりしていたりするなど 違う部分も多い

 しかし、21世紀になったというのに、 月面観光旅行も海底都市も出来てないなあ。


3月15日 (土) 夕食:ラーメン

休日出勤

 先週に引き続き、今週も休日出勤となる。

 ところが、分析対象として届いていたデータは欠陥品。 夕方頃まですったもんだした挙げ句に、結局月曜まで延期。 こんなことなら、最初から月曜日にしておいてくれれば……

孔明北伐

 夜に、ゲームジャーナル誌6号付録ゲームの 「孔明北伐」をソロプレイしてみる。

 序盤で蜀にミスがあり、漢中を魏に取られてしまう。 というか、あまり深く考えずに天水を攻撃してしまったのだが、 ここは何はさておき漢中を奪回するべきだった。
 その後で涼州軍団が漢中に駐屯してしまい、蜀軍が身動き取れなくなってしまったのだ。 結局、漢中の奪回に手間取っているうちに時間が過ぎてしまい、魏のポイント勝ち。 というか、私のポカミスなんだが、 ここまで尾を引くとは思っていなかった。

 このゲームの難しい点は、武将のローテーション(再配置)で、 特に蜀の北伐は、これを考えておかないとすぐに頓挫してしまう。 もっとも、これが面白い点でもあるのだが。

 イベントカードやバランスをちょっと調整すると、 北伐をテーマにしたソロプレイ用ゲームにもできるかもしれない。


3月16日 (日) 夕食:ポトフ

軍事研究4月号

 例によってイラク関連記事が中心。

 ただ、今号の一押しは、アフガン女性兵士の写真だろう。 3ページに6枚のモノクロ写真だけだが、 その背景にあるものは、なかなかに大きい。 で、手に持っているのはAK47なのね、やっぱり。

 記事としては「米空軍の戦略攻撃作戦」(石川潤一)が 戦略攻撃(かつては戦略爆撃だったが、現在ではこちらが適切)の歴史 (1921年のドゥーエ理論から始まる。)と現状、考え方をまとめていた。 「COG(Center of Gravity)を攻撃することが戦略攻撃である」というのがキーフレーズ。 COGを攻撃しなくては意味がないわけだ。

 あとは、「自衛隊は北朝鮮になにができるのか」(藤井久)という記事が興味深かった。 内容的には著者が言うように暴論に片脚突っ込んだもので、 あまり本気に考えるのもどうかと思うが、 一つの可能性検討としてはこんなものを押さえておくのも面白いと思う。


3月17日 (月) 夕食:ポトフ

新しい科学の教科書(左巻健男/編、文一総合出版)

「いっしょに自然を学んでいくみなさんへ」
「世の中には分かっていることより分からないことの方がずっと多く、 現在正しいと考えられていることでも、 修正されたり、全く新しい考え方に変わったりすることはよくある」 (「はじめに」より)

 教科書問題と言えば、歴史教科書が結構な騒ぎになったことがあるが、 「何をどう教えるべきかきちんと考え直し、作り直そう」 という意識自体は批判されるようなものでもあるまい。
 ということで、こちらは中学1年生用を想定して作られた理科の教科書。 科学上の知識と科学の手続きとを教えようという意図はよく分かるし、 読んでいて面白いのも事実。
(酸素を簡単に発生させる方法として、 酸素系漂白剤を加熱する、というのは初めて知った。 いや、言われてみればその通りなのだが。 もちろん、昔ながらの「二酸化マンガン+過酸化水素水」も載っている。)

 ただ、結構内容は高度だし、科学の手続きを意識している分だけ 表現に制約が来ているというのも分かる。 これをきちんと使うには、 教師がかなりしっかりしているか、 あるいは生徒が相応の国語力を持っているか、のどちらかが必要そう。 そこは大丈夫なのだろうか?


3月18日 (火) 夕食:ポトフ

準備

 米国が最後通牒を発表。まあ、それはそれ。

 まだ、戦争と決まったわけでもないが、 このまま開戦となった場合、 DoSやらワームやらで 当日ネットがめちゃくちゃになるのはほぼ間違いない。
 ということで、それへの備えが必要。

TNS

 更新。
 ソロマニ党大会議開会のニュース。 しばらくは関連ニュースが続くはずだが、さてどうなる。

ツタンカーメン暗殺の疑惑を探る The Assassination of King Tut(ディスカバリーチャンネル)

 ツタンカーメンの暗殺説の検証番組の前編。 主役は二人の刑事、マイク・キング、グレッグ・クーパー。

 番組中で提示されたヒントは以下の通り。

 要するに、側近の誰かが黒幕で、動機はツタンカーメンが操り人形として使えなくなったから。 ということらしい。

 で、続きは来週、と。


3月19日 (水) 夕食:ポトフ

A君(17)の戦争 1 まもるべきもの(豪屋大介、富士見ファンタジア文庫)

 いわゆる異世界もの。 強大な軍事国家に攻められ存亡の瀬戸際に陥っていた国を救うため、 一人の高校生、小野寺剛志が召還された。 最初は何も出来ずにおどおどするばかりの彼に、 周囲も疑問を抱いていたが、 敵偵察部隊の動きを封じるなど 実力の片鱗を見せ始めたことでわだかまりも徐々に薄れていく。

 そして、軍総帥に就任した彼は、 敵軍の罠にかかり包囲全滅の危機に陥った軍勢を救うため、 王を囮に使うという奇策に出る。 更に王を救うと見せかけた重部隊を追加投入して 敵軍の陣形を崩したうえに、予備兵力まで投入させたところで、 快速部隊を用いての迂回突撃で突破口を形成。 敵軍が対応できぬ間に、部隊の撤退を成功させる。

 と、メインプロットだけ見ると重厚な戦記小説のようだが、 この王と言うのが80年代オタクだったり、 (総帥というのもジオンにちなんだ命名だったりする。) 取り巻きが美女・美少女・美幼女だったり、 敵味方含めて、ありがちと言えばありがちなキャラが勢揃いしていたり、と 典型的なYA小説でもある。

 というか、やっぱりYAの皮をかぶった佐藤大輔にしか見えない。 で、既に2巻も読み始めたのだが、魔王様が凄いことになってるなあ。


3月20日 (木) 夕食:おにぎり

開戦

 コソボの時も、アフガンの時も思ったのだが、 止める条件が明確にもかかわらず止められないというのは、 国際機関の非力の証拠なんだろうな。

 既に色々と報道は始まっているが、 12年前のトンチンカンな報道 (甚だしくは、自分の発言の前半と後半とで食い違いがあった自称評論家など) を思い起こせば、慌てて情報をどうこうすることもあるまい。
 速やかな集結を期待する。

A君(17)の戦争 2 かえらざるとき(豪屋大介、富士見ファンタジア文庫)

 両軍とも損害が大きかったため攻勢継続は困難となった。 そんな中、敵軍の王立特務遊撃隊による補給破壊攻撃の被害が増大、 監視ネットワークの維持が危ぶまれる事態にまで発展する。 対抗策として偽装補給部隊を組織して誘因撃滅を図るも、 見破られて空振りに終わってしまう。

 一方、剛志総帥は、損害回復のための補充(人と金)に苦心する。 金の補充のためには戦時国債をさばかなくてはならない。 しかし、国債を売るために戦果が必要ではあっても、 そもそも劣勢ではそれもままならない。 幸い、剛志のニュースインタビューが好評で、 人金集めがなんとか回り始め一息つくことは出来た。 その頃、敵国は新たな行動計画を発令していた。

 と、例によってメインプロットだけみるとまともな戦記小説。 でも、 前巻で囮となった王は捕虜となっており(これはまだいい。)、 幽閉された部屋で同人誌作成にいそしんでしまうなど、 相変わらずのふざけっぷりも健在。


3月21日 (金) 夕食:パン、スープ、ジャガイモ

A君(17)の戦争 3 たたかいのさだめ(豪屋大介、富士見ファンタジア文庫)

 王国の放った暗殺部隊が剛志を襲うが、側近の活躍により辛くも撃退に成功する。

 一方軍事面においては、来年になった時点での戦力差の拡大を鑑み、 即時の奇襲的反攻作戦「カルネアデス」の発動を決定する。

 徹底的な欺瞞と情報統制により、 冬季演習と戦時国債消化のためのブラフとが目的であると信じさせることに成功した剛志は、 敵軍の兵站線自体に対する奇襲攻撃を決行し見事戦果をあげる。 だが、救援のために出てくると予想した敵軍への戦術的奇襲攻撃は空振りに終わる。

 そして、作戦終了を目前にして、 撤退中の王立特務遊撃隊が本部部隊に遭遇戦をしかけるという事件が起こる。

 というメインストーリーはさておき、 両国の戦いそのものに介入する第三者の影が現れたのも置いておくとして、 本巻で一番印象的なのは、シレイラ王女と田中魔王との間で交わされた 「陰謀からオタク談義、んでもって自分にとっての戦争への意味づけへ、 と話がズレまくっている」(p.56)論争ではないだろうか。^^;

 ところで、豪屋大介と佐藤大輔の関係については色々と言われているのだが、 妻の人からの指摘で 「佐藤=>砂糖=>甘い=>苦い=>ニガウリ=>ゴーヤー=>豪屋」 というオチに、今さっき気が付いた。^^;

RPGamer vol.1

 定期購読の人には届きだしたらしく、うちにも到着。 で、一通り読んでみた。
 結論から先に書くと、 「良い部分は多く、期待出来る面も多い。 ただ、もうちょっと編集サイドが方針を徹底させないと つまらない雑誌になってしまうかも」といったところ。

 冒頭の「七つの祭壇ふたたび」は望み得る最高レベルだと思う。 絵柄が20年前と変わっていないのも凄いが、 「RPGって何?」「30過ぎの大人が遊ぶRPGって?」 というものを見る大事なテキストになるだろう。 特に「あとがき」は。
 私自身がこういう遊び方をするかというと別の話ではあるし、 細かい欠点はいくらも指摘できるだろうが、 現時点では間違いなくオンリーワン。 この記事を載ったというだけで、本誌は歴史に残るだろう。
 一番の問題は、このプレイをサポートできるゲームが存在しないこと。 このリプレイはプレイヤーとマスターの経験に支えているから。

 付録ゲーム「アステロイド」関連も良好。 何が楽しいかが良く伝わってくる。
 桂氏の「キャッスル・ファルケンシュタイン」関連の記事は、 手慣れた感じで安心して読める。
 芝村インタビューは、 「TRPGの抱える3つの問題点」だけでも頭に入れ置くとよいかも。

 一方、柳川房彦、安田均、の両氏は、 もうちょっと考えて記事を書いて欲しい。 こういう記事を続けるようだと、この雑誌、迷走して潰れるぞ。
 「七つ……」は単発だし、 アステロイドはゲーム自体の魅力(しかも復刻ゲーム)に頼っている。 桂氏だけでは雑誌が持たないと思う。 (他の記事は、正直月並み。雑誌を支える力は無いと思う。)

反戦平和運動

 最近報道されている「反戦運動」「平和運動」のほとんどは、 反米運動の隠れ蓑だが、 反米目的でない反戦運動はないのかというともちろんある。

 まず、非常にナイーブな平和主義がある。 「そりゃ、戦争より平和の方がいいよね」 という素朴かつ自然な考えで、 一定水準以上の暮らしをしている人は8割方根っこの部分でこれだろう。
 次に団体だが、一番大きいのは米軍。 平和屋サン(^^;)は認めたがらないだろうけど、 これは当然の話で、 実際ドンパチやらなくてはならないのは自分なのだから、 出来ることなら戦わずにすませようとする。

 今回のイラク問題についても、 査察案のとりまとめに奔走したのが誰だったかと言えば、 米軍のトップであるパウエル統合参謀本部議長だったわけだ。 そのあと安保理の分裂を何とかしようと奔走したのも議長。 残念ながら、フセイン、シラクによって議長の苦労は報われなかったのではあるが。

 もちろん、 (よほど理不尽なものでは無い限り)最後は政府の命令に従うし、 必要ならば力は行使する(してきた) という「裏付けのある反戦主義」である。 そこが平和屋サンとの一番の違い。


3月22日 (土) 夕食:アサリのバター蒸し

トラベラー

 CT(ClassicTraveller)の新日本語版の発売記念イベントで 秋葉原のホビーステーションへ。

 翻訳者の田中氏を中心に、 苦労話(の一部)や今後の予定などの話題が出たのだが、

などもポイントか?

 その後でショートシナリオをプレイすることができた。 トラベラーの「プレイヤー」をやるのは数年ぶりだったが、 単発シナリオのお約束の一つ「鉱山惑星で働かされている」だったので、 それほどとまどいもなく楽しめた。

 それはそうと、著作権的に問題あるものがウェブに残っているとの指摘があり、 一通り削除しました。 何かありましたら、別途ご連絡下さい。>関係者各位

 あと、「Book0」はボックス版のみのおまけで、単体売りの予定はないとのこと。 これは残念な話で、実のところ「Book0」こそがトラベラーをプレイしない人であっても 単体で入手する価値のある一冊である。 (実は、馬場講座と通じる部分が多いのだが、言い方や例が違えば、とらえ方も変わってくるだろう。) 付近に持っている人がいれば、是非一読をお勧めする。

A君(17)の戦争 4 かがやけるまぼろし(豪屋大介、富士見ファンタジア文庫)

 「作者、何を考えている?」と言われている第4巻だが、 えらくトリッキーな本を書いたものだ。 虚構世界(RSBC世界)の番外編(本作の現実部)を書くために、 別の虚構世界(A君の1〜3巻)を作り、その別解釈(本作の虚構部)を創作したのだから。 (しかも、その虚構世界での虚構サンプルに現実が混ざってまでいる。)

 だとすると、このシリーズは4巻で終わり。 4巻の内容に比べれば、この先の魔王領とランバルトの戦争は正直どうでもいい (田中魔王とシレイラ王女の漫才は捨てがたいが。^^;)わけだし。
 ただ、番外編(本作の現実部)の意味合いは、RSBC世界を知っている人でないと分からないだろうから、 そういう人達はなんだか分からないままになってしまう。 とは言うものの、さすがにRSBCはYA系とは読者層が異なるし。


3月23日 (日) 夕食:ハンバーグ

ゲームマーケット

 時間があったので、こちらも覗きに行く。 会場直前について入場待ちの人が200人ほどといったところ。

 で、ざっと回ってみたのだが、 会場の半分くらいはプレイスペースで、「マーケット」と言うよりは、 「コンベンション&マーケット」という方が適当のようだった。
 次回からは、プレイするつもりで行きたいな。

 戦利品は、以下の通り。 企業ブースで入手したものばかりなのは、 同人系が早々に売り切れていたから。 (2,3欲しいのがあったのだが……)

ガブガブの本(ヒュー・ロフティング、国書刊行会)

 ”沼のほとりのパドルビー”の靴屋ジェイコブ・スタビンズの息子トミー・スタビンズが、 本書とブタのガブガブについていささかの説明をする。(p.5)
という冒頭の一文で嬉しくなってしまう人なら必読のドリトル先生番外編。

 ガブガブが語る「食べ物語」10編を集めたものという体裁で、 「ドリトル先生月へ行く」と「ドリトル先生月から帰る」の間に書かれたもの。 動物たちは出てくるが、ドリトル先生は出てこないのが残念。 って、先生が月にいるから出てこないのか?

 お話としてよりも、ドリトル仲間の会話を読めるのが嬉しい。 ドリトル先生を読んだのは小学生の頃だから、4半世紀ぶりってことになる。 長生きはするもんだ。^^;


3月24日 (月) 夕食:唐揚げ弁当

三人のゴーストハンター(我孫子武丸/牧野修/田中啓文、チュンソフト)

 「かまいたちの夜2」が縁で実現したシュアワールドものというか競作連作短編集。 怪奇現象に対処する国枝特殊警備という警備会社が取り組んだ9つの事件と それをふまえての最終章からなる。 3人がそれぞれ3個ずつで9つなのだが、 では、最終章はというと、これが3種類あり好きなのを選ぶようになっている。

 個々の作品は、 個性を生かしたというか、相変わらずというかな感じのものだし水準も高いと思う。 というか、最終章での伏線の使い方の差違が面白かった。

 個人的な好みで言えば、我孫子さんかなあ。 途中でうすうす気づいちゃってたんだけど、 それでも面白かったし。

徹底抗戦

 今から約半世紀前、日本は米軍に対抗して3ヶ月にわたるねばり強い抵抗を沖縄で行った。 個々の兵士・住民の努力は称賛に値するが、 後知恵的には3ヶ月稼いだことは有効な結果に繋がらなかった。 (むしろ悪化させたと言って良い。) 政治家達は、ソ連による仲介をとか夢想していて要らぬ損害を国民に強いてしまったのだ。

 結局、政治の失敗のツケを国民(軍人も民間人も)が払わされたことになるが、 冷たい目で見れば、そういう政治にしてしまったのは国民なわけだしなあ。


3月25日 (火) 夕食:サンドイッチ

ツタンカーメン暗殺の疑惑を探る Tutankhamun -A Murder Mystery(ディスカバリーチャンネル)

 先週の続き。殺人だとすれば、動機と機会と手段が必要となるのだが、さてそれは?

 本番組に登場する刑事二名の結論は、アイ犯人説。 本来アイに王になる資格は無かったが、 ツタンカーメンの後継者は宰相アイであった。 后と結婚することでその地位を正当化したと考えられる。
 動機は権力、機会は身近だったのでいくらでも、手段は王の病気のことを知っていたので容易に実行可能。 これがこの番組の結論。

 アイの墓には、王族の墓には描かれない狩りの絵が描かれている。 狩りの絵は平民特有のもので、これはアイの神への告白ではないか、という推測が成り立つ。
 アイの後継者はホルエムヘブ。 彼は、アイもツタンカーメンもツタンカーメンの父も記録から抹消してしまった。 彼にとっては、あってはならぬ時代だったのかもしれない。

 知名度については他のエジプト王を圧倒するツタンカーメンだが、 その生涯は決して幸せではなかったようだ。

TNS

 更新。奇妙な海賊のニュース。


3月26日 (水) 夕食:サンドイッチ

もし月がなかったら If we had no Moon(ディスカバリーチャンネル)

 ジャイアントインパクト説をもとに、月が地球に与えているる影響を紹介。 代表的なものは、地球に衝突する隕石を防ぐ盾としての役割。 生物の活動周期への影響もよく知られている。 (もっとも、満月の明るさや潮の満ち干という面からだが。)

 地軸を安定させる効果も大きいそうだ。で、ここから話が大きくなる。 月は地球から徐々に遠ざかっているのだが、 それにより地軸安定効果が薄れている。 これを防ぐために、海流を止めるとか木星から衛星をもってくるとか、 なかなか凄い話が紹介された。

 あと、有名なミラーの実験について。 「大気の組成が変だ」という批判があったが、 ジャイアントインパクトの直後には大気の組成は特殊なものだったのではないか、 という説があるそうだ。
 だとすると、ドレイクの方程式には別のファクターが必要かも、ということになる。 これは面白い話題。

世にも奇妙な物語 春の特別編

 いきなりバタフライ効果の解説が「?」だったが、割と当たりの回だったかな。

 原作付きの「超税金対策殺人事件」「影の国」が今回のお目当て。 「税金…」の方は映像化したことで馬鹿らしさが増して良かったが、 「影の国」の方は小説の方がよかったかな。
 「存在」とか「観測」とか、台詞にするとちょっと浮いてしまうように思う。 大杉漣さん演じる男でも多少違和感があったし、 女優さんの方だと更に。


3月27日 (木) 夕食:カツ煮

ログイン5月号

 コラム「さいてっくゴーゴー」でUWB(Ultra Wide Band)が紹介されていた。 7.5GHzの帯域幅を使ったスペクトル拡散通信で、100Mbps以上の通信速度を実現できるという。

 問題は電波天文学にかなりの悪影響が出そうだというところ。 SETIなんかもかなり影響を受けるだろう。
 便利な通信か、電波天文学か、となったら 電波天文学に勝ち目は無さそう。 地上から観測する電波天文学は存続の危機になるのかも。

肺炎

 ここ数ヶ月、東南アジアを中心に流行している謎の肺炎(SARS)があるが、 香港大学がこの原因を新種のコロナウィルスであると発表した。 同時に、診断・治療法も発表。 早期に対処すれば軽症で収まるという。

 意外と早く判明したな、というのが感想。 これで収束に向かうだろうか。


3月28日 (金) 夕食:ちゃんぽん

情報収集衛星

 無事打ち上げ、および分離に成功。 H2Aについては、更に実績を増し、コストも順調に下がっているようでなにより。

 ただ、衛星自身の方は、 実用に供するには相当のテストとノウハウ蓄積をしないと駄目で、 当分は自衛隊の部隊の動きとかのように、別手段でつきあわせられるようなものを 一生懸命見て回るということになるだろう。

 ちなみに、松浦さんの記事が ここ に出ている。 もちろんきちんとしてくれた方がよいが、 運用ノウハウの勉強ということでも今回はいいかな、とも思う。 それよりは長期方針の確立をやって欲しいよ。

旅の仲間

 DVDの"SpcialExtendedEdition"を鑑賞。 約4時間の長丁場だったが、 ファンの人は通常版よりこっちを見た方が良いと思う。

 しかし、3部作の拡張版を通してみると半日かかることになるな。 小説版を通して読むよりは時間がかからないとは言え、大変には違いない。 面白いから良いけど。


3月29日 (土) 夕食:ピザ

二つの塔

 上映中の「ロード・オブ・ザ・リング」第二部「二つの塔」を見に行く。 初回開始の1時間前に映画館到着を狙ったので、7時半に到着。 1回目は全席自由と言うことで、通常は指定席にされている良い席を占めることに成功。

 で、映画ですが、あちこちで指摘されている「誰かレゴラスを止めろ」という言葉の意味は よく分かりました。確かに、「プレイヤーが暴走しているキャラ」そのものでした。
 ヘルム峡谷の戦いは、「三国無双」で再現できそうだな、とかも。

 かなりはしょっている部分もあるし、3パーティ同時進行なので、 概要を知らない人には何が起きているのか分からないのかも知れないが、 ある程度分かっている人なら文句なく楽しめると思う。
 絵になるシーンも多いし、 前作で酷評された字幕も、今回は特に問題は無かったようだし。

モンサンクレール

 映画は11時半に終了。 折角だからと言うことで昼食(坦々麺)の後に 自由が丘のモンサンクレールへ。

 立地的にはかなり駅から離れているので、何かのついでというのは難しいかもしれない。 が、お菓子の品質は確かに高い。
 同行したさらさらな友人Hと妻の人が散々悩んだあげく9品を選択。 これを3人で山分けしながら食べたのだが、満足。 柔らかいケーキが多いので、イートインしてしまいたいところだが、 客席は少なめなので待ち行列になる。出かけるときはそのつもりで。
 焼き菓子系はテイクアウトで良いだろう。

神奈川県知事選挙

 ポスターが貼られ始めているのだが、 いかにも外した感じのポスターが田嶋候補者のもの。 まだ、公約とか見ていないので断言は出来ないが、 普通に考えれば、真っ先に投票候補から外す対象だろうな。

 ちなみに、前回の参議院選挙の比例区だが、 自民党の2位が汚職疑惑辞職した高祖憲治、 民主党の1位が途中で逃げ出した大橋巨泉、 社民党の1位がこの田嶋陽子。
 この選挙方式、やはり直した方がいいんじゃないだろうか?


3月30日 (日) 夕食:豚汁

月面着陸の真実とは DID WE LAND ON THE MOON?(FOX)

 昨年あたりから色々と話題になっていたFOXの月着陸捏造説番組。 ようやく見る機会が出来た。

 作りとしては捏造説擁護の立場からのものなので、 まあ信じる人は信じるのだろうな。 ドキュメンタリーとしては(当然ながら)落第だが、 プロパガンダとしてはまあまあ。 もっとも、こういうのは矢追純一が上手かったよなあ。

キャラクター小説の作り方(大塚英志、講談社現代新書)

 理屈づけの立場からは「私小説 <=> キャラクター小説」という対立的位置づけが 色々と流用できそうかな。 ただ、ここまで書いておいて「字マンガ」という言葉を知らないのは調査不足。

 TRPGゲーマーの立場からは、著者のTRPGに対する偏狭な見方が気になるところだろう。 ただ、本書を「ハウツー本」だと思えば、これはそれほど気にするものでもあるまい。
 一方、著者は本書を「文学入門」、「文芸批評」だとも言っており、 そっちの面から考えると、著者の視野の狭さや調査不足を露呈している点だとも言える。

 ハウツー本としては余分なものが多く分かりにくい。 批評としては浅い。 コンプレックスとか優越感とかが悪い意味で露呈されれている部分もかなり鬱陶しい。 ということで、あまり良い評価はしないし、お薦めもしない。


3月31日 (日) 夕食:豚汁

SFマガジン 5月号

 特集はナノテクSF。 だが、面白かったのは鹿野氏のコラム「ナノSFなの?」。 「とくに僕が今のSFのナノテクに感じる不満は限界が設定されていないことだ。 限界なく何でもできるというのは、つまり御都合主義で、 そう思うとやっぱりちょっと興が削がれちゃうんだよなあ」(p.60)というのには同感。

 連載は、どちらも小休止というかタメの回なのかな。

 もう一つの特集は「ネメシス」合わせのスタートレック特集。 プロデューサーのインタビューが興味深い。
 あと、堺三保氏のコラムには、 「エンタープライズに関しては、つい先日、第三シリーズ以降、 方向性を転換するという正式なコメントがプロデューサーから出された」 というのが気になった。 第二シーズンは今ひとつなのかな。 放映中の第一シーズンは良い感じなのに。
 ベストエピソードガイドは、SFファン向けにして欲しかった。 SFマガジンなんだから。

危険な過去への旅 The City on the Edge of Forever

 録画しておいたスタートレック(TOS)のエピソード。 もしかすると、これは見たこと無かったエピソードだったかも。

 内容については、上述のエピソードガイドでも2位に入っているように よく知られているものなので省略。
 アイディアもさることながら、見せ方も上手いですな、この回は。

 ところで、SFファン向けのエピソードとなると、 ヒューゴー賞受賞作が代表ということになるだろう。 調べてみたら、スタートレックの受賞作は以下の4本。

確かに、どれも良い出来。
 ちなみに、ライバルと言われるバビロン5の方は、 の2本。
 受賞作は対抗馬にも影響されるので、ノミネートまで広げると、 となる。 60年代のがTOS。 86年のがTNG。 96,97年がDS9。 TOSが多いのは、対抗馬が他に少なかったというのが大きいかな。 ボイジャーはノミネート無しか。分かるような気もする。
 ちなみに、バビロン5の方は、1994年度に「序章 "The Gathering"」がノミネートされている。

 こうして並べてみると、パラレルワールドとかタイムトリップとかの変化球的な話が多いように感じる。 シリーズものの場合、綺麗に決まった変化球の評価が高いというのは良くある話だけどね。


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