過去の日記へ
4月1日 (火) 夕食:豚汁

ニュートン5月号

 特集はタンザニア。 大地溝帯の説明のところで、 「そのうち海になる」と書いている記事と「ひっかかるので海にはならない」と書いている記事があった。 どっちが正しいのかというと、きっとまだ論争中なのだろうな。
 あとは、人類祖先ネタ。 現在では、600万年前のサヘラントロプスまで遡るのだそうだ。 従来は、DNA解析をもとにチンパンジーと人との分離が500万年前と言われていたが、 一昨年チャドで発見されたサヘラントロプスは人類の祖先らしい。 この矛盾はどうなるのかというと、DNA解析の方がもう少し幅がありそうだということ。 その程度の幅はあるのだな。

 あとは狂牛病の原因物質とされているプリオンの話。 面白かったのは、「根絶は出来ないだろう」、「不活性化技術が不可欠」というところ。
 「根絶できない」というのは、異常型プリオンが自然発生する可能性が高いということ。 だから、プリオン病にかかった家畜を処分しても最終的な解決にはならないのだそうだ。
 「不活性技術」の方は、これが確立しないと医療器具を使い捨てにしなくてはならず、 医療費の高騰につながってしまうから、だそうだ。


4月2日 (水) 夕食:うどん

TNS

 更新。
 ソードワールド星系での武装反乱のニュース。

補給、兵站

 昨今、こういった単語がニュースに頻出するようになった。 と言っても、右から左へ聞いた話を流しているだけのような印象だが、 後方支援にも関心が向くのは悪いことではない。

 で、ついでなので補給・兵站をきちんと勉強して貰って、 北京政府が時折広げる「自衛隊がアジアの脅威に」という難癖に根拠がないことを きちんと理解してくれることを期待する。


4月3日 (木) 夕食:皿うどん

SARS

 遂に、政府が「新感染症」に指定するところまで進んだ。 各所で中国への渡航自粛勧告が出てきており、 実は私の会社でも(私は関係ないが)香港への出張自粛の指示が出ている。

 原因と思われるウィルスが特定されたとのニュースがあったので、 収束に向かうと思ったのだが、 感染ルートとかがはっきりとせず、収束には向かっていないようだ。 「新感染症」の指定をしないと強制入院などの措置がとれないというのが、 今回の指定の理由とのこと。

 急なマスク特需で供給が追いつかなくなっているということだから、 一般の関心もかなり強そう。 注意するのはよいことだが、必要以上に煽られませんように。

80年代SF傑作選 上(小川隆/山岸真 編、ハヤカワ文庫SF)

 80年代と言えばサイバーパンク、で、冒頭の一作がギブスン(ニュー・ローズ・ホテル)で、 最後がエレン・ダトロウのエッセイ「追憶のサイバーパンク」。

 雰囲気が良かったのは、 「北斎の富嶽二十四景」(ロジャー・ゼラズニイ)と 「竜のグリオールに絵を描いた男」(ルーシャス・シェパード)。

 一作選べと言われたら「シェレーディンガーの子猫」(ジョージ・アレック・エフィンジャー)。 ほぼタイトルから予想されるストーリーなのだが、 このスタイルはやはりサイバーパンクの影響なのかな、格好良いです。


4月4日 (金) 夕食:豆腐のカレー醤油味炒め

後かたづけ

 実は、今月1日付で異動となり、来週から赴任。 ということで、引き継ぎやら後かたづけやらでおおわらわだったりする。

 休日出勤は避けられないと諦めていたのだが、 半ば深夜残業をしつつなんとかまとめ終えることに成功。 ふう。


4月5日 (土) 夕食:ハンバーグ

80年代SF傑作選 下(小川隆/山岸真 編、ハヤカワ文庫SF)

 もう、「鏖戦」(グレッグ・ベア)に尽きますなあ。 遠未来のどことも知れぬ場所で繰り広げられる、 現地球人とはかけ離れ、しかもお互い全く相容れない二つの勢力の戦争が舞台なのだが、 とにかく描写が凄い。 その相容れない二者が、戦争に勝つという目的もあるのだが、何とか相手を理解しようとする。 その混乱と道程を読者も追っていくことになるのだが、これもまた凄い。
 更に、翻訳。 いったい原文がどうなっていたのか想像もつかないような、でも不思議と説得力のある文章。 って、酒井昭伸氏か、どうりで。

 他のにも少々。
 「間諜」(ブルース・スターリング)は、 やっぱり一流のサイバーパンクは面白いということを改めて分からせてくれる。
 「ペーパー・ドラゴン」(ジェイムズ・P・ブレイロック)は、 文章の絶妙さが読んでいて心地よい。
 「ぼくがハリーズ・バーガ・ショップをやめたいきさつ」(ローレンス・ワット=エヴァンズ)は、 軽くて分かりやすい(多分、上下巻合わせた全作品の中で、ずば抜けて軽くて分かりやすい。)ストーリーが 最後のオチで見事に引き締まっている。 上手い人の朗読で聞いてみたいなとも思った。

攻略本「ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団 編

 FF−XIのガイドブック。 情報量が多く斜め読みをしただけだが、 マンガ部分だけでも最低限必要なことが分かるようになっている親切設計。 拡張ディスクの発売が近いので、情報制限も大部緩和されたのか結構細かいことまで書かれている。

 あとは、執筆者グループ独自解釈ではあるが、 全体のストーリーや背景設定への推測なんかもあり、 私(レベル25のナイト。ミッションランク4)でも、単なる確認以上の読み応えがあるし、 丘ゲーマーの人がざっと斜め読みするにも良いのではないかと思う。


4月6日 (日) 夕食:タケノコ御飯

探偵小説論序説(笠井潔、光文社)

 「探偵小説とは?」についての論説書。 「作者・作品・読者」の三肢的構造という近代小説に対して、 「読者=探偵=プロット」という構造が探偵小説の特質である、 というのが、一応私の理解したところ。
 どうやら、 最後に「解決」があるということに対して批判が加えられているというのが作者の危惧であり、 それに対する反論というのが強く意識されている。 ミステリーでは、特に、最後に解決が提示されるので、 作者の優位性が強く見なされがちだが実はそれは違う、 「作者=犯人=ストーリー」に対して「読者=探偵=プロット」であり、 後者の重要性を認識することがミステリーのとらえ方だということになるようだ。

 そもそもこの本を読む気になったのは、 SFの兄弟ジャンルであるミステリーが自分をどのように定義しているのか、 という興味からだったのだが、 そういう点から言うと、「第一章:世界論」についてはSFに通じる部分が多いが、 第二章以降はミステリー独自の論理立てという印象。 ジャンル内での積み重ねが資産となり新たな作品を生むと言う点では似ているのだが、 SFにはミステリーほど強い作者・読者の対置関係はないものな。 まあ、島田荘司編の「21世紀本格」を読めば、現時点においてSFとミステリーは別ジャンルというのは 明らかと言えば明らかなのではあるが。

 あと、ポストモダニズム文学論への批判が多い(これは著者も自覚している)。 私が知っているポストモダンというと「動物化するポストモダン」(東浩紀)くらいなのだが、 著者の主張と東氏の主張には、意外と祖語を感じなかった。 私のとらえ方が変なのかもしれないが、そこは素人なのでご容赦。

 少なくとも本論については、詳細な前提知識がなくても何とか読める。 ミステリーについても、ポーとクリスティを知っていればあとは概ね解説がある。 ジャンル論に興味があるならお薦めできると思う。
 一方(本論の方には半分くらいはついて行ったつもりだが)、 「付論」の方はほとんど理解できず。 まあ、付論なのでいいか。

まるいち的風景 1〜4(柳原望、花とゆめコミックス)

 「ピノキオ型(日本人にはアトム型という方が分かり易い。)、フランケンシュタイン型、に続く 第3の種類のロボット」と勧められて読んでみたのがこのマンガ。 作者が一体どこをどうやってネタを集めて選んだのかは知らないが、 なかなかに鋭い見方が随所にある。 身体性(という単語こそ出てこないが)が何であり、なぜ大事かは、 このマンガを読めば概ね分かると思う。

 とは言え、作品自体は、SFと言うよりはぐちゃぐちゃ人間関係をベースにした コメディタッチのものなので、単純にそれを楽しんでもOK。 登場人物が類型的な変人なのは、コメディとしての設定だからだろうけれど、 「トレース型」ロボットというアイディアに妙にマッチして話をうまく回せているのもよい。 (キャラクターとしての魅力には乏しいが。)
 ちなみにアトムとまるいちについてはここに簡単な説明あり。

 一方、SFだと思うと、伸ばせるところが伸ばせていないという批判もあるだろうし、 鋭い見方についても、視点とエピソードがかみ合っているとは言えない面も多い。 人とモノの境界の問題についても、身体性の問題の次には語るべきだと思うがそれも無い。 が、このマンガはこれとして素直に楽しんでおけば良いと思う。

 1995年〜2000年にかけての発行なのだが、 途中に97年のアイボ試作機発表が挟まっており、 これがどういう影響を与えたのかが知りたいところ。 4巻の「うつくしきもの」への影響は明らかだけど、 それだけではないだろうし。


4月7日 (月) 夕食:鶏肉のレモン風味焼き

遺伝子研究の成果と今後の課題 DNA the promise & the price(ディスカバリーチャンネル)

 基本的には一般向け科学雑誌で何度も取り上げられている程度の基本的な内容。 常に倫理の問題がつきまとうというのもいつも通り。

 ただ、 遺伝性筋ジストロフィーを避けるために妊娠前遺伝子検査を受けたバーコウィッツ夫妻、 臍帯血移植のためのに特定の遺伝子を持つ弟の妊娠を行ったナッシュ夫妻、 血友病の遺伝子治療を受けたクリス・ブレント、 幹細胞治療を受けたネルソン・アグイア。 こういった人々がインタビューを受けている映像というのが一番重いかも。 結構、嫌がらせとか受けたらしいが、よく出てくれたと思う。

 SFファンとしては、「フレームシフト」とか「星界の紋章」とかを 思い浮かべながら見ていたが、 みんながこの辺の小説を読んでいてくれると、大部話もしやすくなるんだがなあ。

アトムの誕生日

 2003年4月7日は鉄腕アトムの誕生日。 各所でイベントが行われたらしい。 手塚治虫記念館ではアトムの誕生式をやったそうだ。

 一方私の方は「アトムの子」(瀬名秀明)を読み直してみたり。 世間は、瀬名氏が期待していたほど前向きでも、 瀬名氏が恐れていたほど後ろ向きでもなかったようだ。 作中で瀬名氏が設定したタイムリミットは2055年。 原作マンガでは絶望的な状況が提示されていた年だが、さすがに50年後の予想は難しい。 とりあえず、今年の末にロボットの話題がどの程度扱われているかを見てみるか。


4月8日 (火) 夕食:唐揚げ弁当

TNS

 更新。政変のニュースだが、背景が色々と複雑そう。

児童ポルノ

 オタク関係な視点から世の中を見ていると、「児童ポルノ禁止 = 表現の自由の侵害」という 主張を目にすることが多い。確かにこれは一面の事実である。

 一方で、児童に対する性的搾取が絶えないのも事実。 ユニセフニュースの最新号(197号)には、 400名ものコロンビア人女性をストリップ劇場に送り込んでいたという事件が、 日本で摘発された例として紹介されていた。

 どっちの言い分もそれなりに納得できるだけに、難しいところ。


4月9日 (水) 夕食:ムニエル

遺伝子操作と超人出現の可能性 Designer Babies(ディスカバリーチャンネル)

 いつもの倫理問題(安全性とか優生学とか社会階層化とか)や いつもの指摘(環境の影響とか組み合わせの複雑さとか)は当然扱われているのだが、 とりあえずそれを別にすると、

といったところが興味深かったエピソード。

 ただ、個人的にはデザイナーベビーの誕生は時間の問題だと思う。 最初は病気治療から始まるだろうけれど、 ある遺伝病を避けると、有利と見なされる形質が現れるとしたら、 お金のある人は必ずその検診を受けるようになるだろうから。


4月10日 (木) 夕食:ちゃんぽん

勝てば官軍

 としか言いようが無い状態になったイラク戦争。 事態の進展の早さは、 自称評論家のトンチンカンぶりを顕わにしたり、 トンデモキャスターの思慮の浅さを見せつけてくれたり、 独仏の厚顔豹変ぶりを分かり易く示してくれたりしたが、 一方で戦場からの報告がいかに不確実なものであるかを教えてくれる教材にもなった。 そもそも実際には何が起こったのかということなどは、 半年くらいしないとまとまった情報にならないだろうな。

遺伝子研究とショウジョウバエの役割 Superfly(ディスカバリーチャンネル)

 ドロソフィラ・メラノガスターという怪獣のような学名を持つ ショウジョウバエが使われるようになったのは、 1910年頃モーガンが遺伝学の研究対象に選んだのが始まり。 人体への悪影響が無い、農業の害虫ではない、繁殖が早い、餌代が安い、 というところを見込まれたもの。
 その後一旦すたれたが、20世紀後半になってからも、 発生と遺伝子との関係、 行動様式と遺伝子との関係、 などの実験で成果をあげている。
 時間と費用が低いという長所は今でも代わるモノがなく、 ちょっと変わった実験でも気軽に試してみることが出来る。 それが上記のような成果に繋がったとのこと。

 また、ショウジョウバエとヒトとの遺伝子は3分の2が一致することも分かった。 つまり、ショウジョウバエの実験で得られる知見の少なからぬものが ヒトにも応用できるということなのだそうだ。

 私も高校生の時実験に使わせて貰った記憶がある。 扱いやすく、時間的にも費用的にも簡単というのは確かにその通りだったな。 今でも、高校で使っているのだろうか?


4月11日 (金) 夕食:宴会

霊長類クローンは困難

 ピッツバーグ大学のチームが、 アカゲザルの体細胞クローン実験を行ったが 妊娠に成功しなかった。
 調査の結果、紡錘体に異常があるため 細胞分裂がうまくいかなかったということがわかった。
 このトラブルが霊長類であることに起因するのか、別の要因によるものなのかは 分からないが、研究チームでは霊長類のクローンが困難との結論を出したようだ。

 ただ、細胞分裂というレベルに霊長類特有の問題があるというのも にわかには納得しがたい部分がある。 どういうことなんだろう?


4月12日 (土) 夕食:ピザ

WeirdWarsII

 RPGオフの日。 本日のお題は、姐さんな友人Aがマスターの"Weird Wars II"。 「第二次大戦の裏にはオカルトな真相が……」という設定のRPGで、システムのベースはD20。

 シナリオは市販シナリオなので内容は伏せるが、ちょっと遊び方が難しいゲーム。 というか、どこまでミリタリーするのかが難しい。 舞台がWWIIなのだが、スコードリーダー的な戦術行動を取るほどのシステム的サポートは無いように思う。 (そもそも、本来のD20システムが銃撃戦や部隊間戦闘に向いていない、という面もある。)

 戦闘をフレーバーだと思ってオカルトホラーなシナリオを遊ぶのなら、 d20版のCallOfCthulhuで、背景をWWIIにすれば良さそうなものだし、 このゲームならではのウリとか遊びどころというのが、ちょっとまだ分からない。

 プレイ自体は楽しく遊べたのだが、マスターの技量によるところが大きく、 システムの評価は又別ということで。


4月13日 (日) 夕食:豚肉とジャガイモのバター炒め

軍事研究5月号(雑誌)

 3月28日現在での状況分析をまとめた記事 「イラク戦争作戦計画の核心と共和国防衛隊」(編集部:河津幸英)が興味深い。
 本記事では、 「基本的な作戦に問題は無いが、 第4歩兵師団の再配置(トルコの政策により必要になった)が終わっていないのが問題だ。 第4歩兵師団の準備が整ってからバクダッド攻撃を始めるべきだ」 となっているが、ここは大きく異なっている。
 わずか2週間で状況が激変しているのだが、 この記事は来月号に載るであろう続報と比較すると面白くなると思う。
 もうちょっと軽い記事が「ワールドワイド・インテリジェンス」(黒井文太郎)。 「バクダッドの病院で頭に包帯を巻いた幼児が泣き叫んでいる映像が伝えられたが、 良く聞くと『ママ、おしっこしたいよ〜』と泣いていたのだった。」(p.234)とか、 「イラク人側(イラク側ではない)の視点に立ったつもりで私見を」(pp.238-pp.240)とか、 面白い。

 あとは、思ったより大きかったグローバルホーク(翼長35m、全長13m)とか、 近接航空支援における移動目標攻撃能力不足を明らかにしたアナコンダ作戦の記事とか (結局、統御や通信の問題なのだが)。

上海退魔行(エンタープレイン、朱鷺田祐介)

 副題「新撰組異聞」、 帯の煽りが「新撰組vsドラキュラ in 魔都・上海」。

 システムは同じく朱鷺田氏の「ブルーローズ(BR)」の改訂版と言えば8割方当たっているだろうか。 使いやすく分かり易いとまでは言わないが、BRよりはかなり改善されている。 基本判定システムは「2d6+能力値」で、これに各種特殊能力が加わる。 更に、状況修正だのが入るが、ポイントは特殊能力の方だろう。

 強力な特殊能力である「明星効果」には、対応する明星(著名NPC)に 了解をとっておかなくてはならないという制限があり、 これにより、PCがNPCに接触するようにシステム的な仕掛けがしてある。 著名NPCに関わることの面白さに加えて、 GMからすると押し引きの機会が増えることになる。 なかなかうまい工夫だと思う。

 また、キャラメイクの説明やシナリオの記述も分かり易くなっている。 ここも評価したい。

 一方で、 (まだ未プレイだが)「結局、特殊能力中心の大味なゲームなのではないか?」という気がするし、 シナリオの記述フォーマットも、 上記のシステムを考えるとナゲット形式をベースにした方があっているようだが、 本体付属のものは一直線形式のものになっている。 背景世界が、シナリオの作りやすさよりも朱鷺田氏の趣味優先になっていることも含めて、 センスの良さみたいなものは感じられなかった。

 ということで、複数回プレイに耐える代物かどうかは分からないが、 一度くらいならプレイしてみてもよいかも、といった印象。 希望者います? >その辺


4月14日 (月) 夕食:豚肉とジャガイモのバター炒め

バグダッド略奪

 行政機関の建物やフセイン宮殿は当然だろうし、 商店が目的にされるのも貧困状態なら分からなくもない。 が、病院や博物館まで対象になっているのだとしたら、 イラクという国、国民の民度が問われることになるだろう。

 文化財の保護がおざなりになるのには、

と言った状況があり、今回のは3番目に相当する。 ハムラビ法典まで略奪にあったとの報道もある。 もし本当だとしたら、もったいない話だ。

496,319人

 昨日の神奈川県知事選挙で「田嶋陽子こそ県知事に相応しい」と投票した有権者の数。 神奈川県の有権者数はおよそ700万人だから、 14人に1人ということになり7%、 投票者数ベースの比率だと約15%、になる。

 一定割合で妙な人が混ざっていること自体は、ある意味健全性を示す (旧イラクや北朝鮮の国民投票の異常さを考えれば分かるはず。)ものだが、 7%(15%)は多すぎ。 3〜5%程度もあれば充分だろう。

 なにはともあれ、当選させないだけの理性はあったということで、これは目出度い。


4月15日 (火) 夕食:宴会

TNS

 更新。ソロマニ書記長選の有力候補者のスキャンダル。 どう見ても、裏がある話。

ニコチン中毒

 13日、マンハッタンのバーで禁煙に怒った客が従業員を惨殺した。 店の従業員が禁煙スペースで喫煙していたバカに注意をした。 ところが、このバカは注意に従わなかいばかりか、 逆ギレして従業員を刺殺。殺人容疑で逮捕された。

 ニコチン中毒か何かで理性が崩壊している連中は とっとと駆除しておくべきだったのだが、対応が遅かったようだ。

 日本にもこの手のバカはいるだろうから、お互いに注意しましょう。>周囲


4月16日 (水) 夕食:唐揚げ弁当

新型PS2

 プレスリリースはここ

iLinkを外して、DVD-Rを読めるようにし、ファンを静かにしたもの。 従来機では、読めるDVD-Rと読めないものとがあったが、 問題なく全部読めるようになったということかな。 それはありがたい。

 そのうち買い換える……かどうかは、HDD次第だな。 私のは初期型だから、HDDも入手できないと変えられない。

スタートレック・ダイレクト

 スタートレック商品の専門サイト。場所はここ。 今回のエンタープライズ号のプラモ発売を機に設立が通ったのだろうな。

 こういうサイトはデータベースとしての役割も担ってくれると嬉しいのだが、 そういう点はまだまだかな。


4月17日 (木) 夕食:皿うどん

セガ、ナムコ

 サミーと合併という話が出ていたはずのセガに、 ナムコが合併を提案していたという話が明らかになった。 実現すれば売上高3500億の日本最大のゲームメーカーになる。

 サミーとの話は悪い話ではないと思っていたのだが、 内部では意見統一が出来ていなかったらしい。 で、体質強化を目指すナムコが話をもちかけた、ということなのかな。

 セガの内部改革がどこまで進んだかははっきりしないが、 セガブランドは未だ健在なり、ってところか。

ゲームデザイン&エンジニアリング論

 東京大学大学院情報学環が開講を決定したもので、 ページはこちら

 いわゆる自主講座なので継続性があるかどうかは不明だし、 授業内容予定を見る限りでは、 有名人を呼んでお話を聞きましょうというレベルに留まっているように見える。 彼らはスピーチのトレーニングを受けているわけではないので、 この手の人達から有用な情報を引き出すには 聞き手ががんばらないといけない。 だから講座全体のコーディネータにちゃんとした人を据える必要がある。

 東大側はウェブを見る限り、 軍地有子 という院生が中心に見える。
 IGDAの方は、 新清士氏が代表のようだ。
 軍地氏の方は詳細不明。 新氏の方は、「侍はこうして作られた」の著者。 あの著作を読む限りでは、それほど鋭い人には思えなかったのだが、 信用はあるみたいなので、コーディネイトなら問題ないかも。 早ければ来年の春あたりに本が出るだろうから、評価はそれ待ちかな。

 コンピュータゲームには情報技術との関連性が高いという特殊性と 遊びとしての一般性とがあり、 本来は両面から見てほしいところなんだが、 そこまで手が回るのは先になるのだろうな。


4月18日 (金) 夕食:キーマカレー

スパイテク:スパイ対決 SPY TEK SPY vs SPY(ディスカバリーチャンネル)
スパイ・テク:ザ・リアル007 SPY TEK the real 007(ディスカバリーチャンネル)

 スパイ小道具の世界的権威キース・メルトンによるコレクション紹介と 冷戦期のスパイエピソードの紹介番組。

 例えばカメラ。 小型カメラのミノックスには、距離を測るひもが付いていて失敗を防ぐようになっている。 他にも盗聴器やら小型カメラやらがたくさん紹介されるのだが、 もちろん冷戦期の古いモノばかり。 当時の技術で小型化したのは、それはそれで凄いのではあるけれど、 今見て面白いかというと、ちょっと。

 あとは、様々なスパイのエピソード。
 キューバ危機発生時にソ連のミサイル戦力の正確な情報を西側に流したペンコフスキー。 これによりケネディはキューバ危機の際の海上封鎖を実施できたが、 この直後にペンコフスキーは逮捕され死刑になった。
 一方、ソ連・ロシアに二重スパイの情報を売っていたリック・エイムズ。
 70年代に金目当てで通信を流していた大西洋艦隊の当直将校ジョン・ウォーカー。 志願してベトナムに赴きそこでもスパイ行為を続行していた。 彼の情報により死ぬことになった兵士は数知れない。

 テクノロジーとして面白かったのは、 東ドイツのSTASIによる体臭の利用。
 STASIの主な監視対象は市民だったのだが、 少しでも怪しいと疑った人物については、 当人が立っていた場所や座っていた椅子に残った体臭を回収しておいたのだそうだ。 で、何年かたってから追跡する必要が起きたら犬を使う、 という研究を延々と行っていたとのこと。 で、これが結構有効だったのだそうだ。

 なんか、この番組を見ていると、冷戦期の双方の情報はお互いにばれまくりだったように見える。 もちろん、全部ということではないのだろうが、 ある意味では情報がお互い漏れていたから戦争にならなかった、ということなのだろうな。

プレプレ2 vol.7

 プレイステーションクラブが発行している PSの情報ディスクの最新号が到着。

 体験版では、「R−TYPE Final」が懐かしい感じで面白かった。 ハードが2世代代わっても、ぐにゃぐにゃっとした雰囲気は健在でしたなあ。

 ムービーの方は、戦争映画のノリでまとめた「蚊2(仮称)」が爆笑モノ。

 ただ、プレプレの始まった95年と比べて、最近はデモムービーとかデータベースとかは ウェブで簡単に手に入るんだよな。 更に、PS−BBが本格稼働していくこともあるわけで、 どういう方向に進めるつもりなんだろう? >プレプレ


4月19日 (土) 夕食:宴会

スパイ・テク:命がけのゲーム SPY TEK the Deadly Game(ディスカバリーチャンネル)

 スパイによる暗殺の歴史の紹介。

 本当に殺しのライセンスを持つイギリスの諜報部員、ピーター・メイソン。 チャーチルによって結成された暗殺部隊ベーカーのメンバーだった。 戦後にナチと思われる人物を見つけるとその場で捉えて射殺するのが任務だった。

 一方、東側では、 トロッキーの即時暗殺に失敗したスターリンが速やかな暗殺技術を研究させた。 冷戦期にブルガリアはソ連の援助のもとで反体制派を何人も暗殺している。

 アメリカでは大戦中にOSSが組織される。 いわゆる非正規戦部隊で、終戦後一旦解散。後に、CIAが組織される。 カストロの暗殺計画などを実施したが、70年頃には暗殺を止めている。

 冷戦後は、テロ対策が中心になっている、というのはまあ誰でも知っているな。

 ディスカバリーチャンネルの紹介系の番組によくあるつまみ食い系なので、 できればもう少し絞って突っ込んだ話が良かったなあ。

ハートのタイムマシン!(瀬名秀明、角川文庫)

 瀬名氏が99年に刊行したの「小説と科学」の改訂&文庫化本。 前著も読んでいるので、追加された第二部が主な目当て。
 第二部には、 講義の続きとなる「四限目」、 毛利衛氏との対談、 おまけコラム、 エッセイ、 などが含まれている。

 全体的な印象は、前著とほぼ同じ。 四限目に追加されている内容も充分興味深いので、 前著を読んだ人にもお薦めできる。
 230ページにある 「宇宙に行ったら人間の目でも光のスピードがわかるんじゃないか」 という毛利氏の台詞は、 下手をするとトンデモになりかねないが、 一方で視点の変化という点では非常に興味深い。

 おまけコラムの「科学な日常」というのが、 大学研究室ネタの自爆系エッセイといった趣のコラム集で、非常に笑える。


4月20日 (日) 夕食:カレー

サンダイバー(デイヴィッド・ブリン、ハヤカワ文庫)

 ブリンの知性化シリーズの一作。 太陽に知性体がいる、それが人類を知性化した種族なのかもしれない、 という調査を行うために、人類異星人合同探検隊が組織され、 「サンダイバー」計画がスタートする。
 しかし、そこには、何とも知れぬ奇妙なものと、 銀河間文明の争いに端を発する陰謀が渦巻いていた。

 なんと言っても、灼熱の太陽面に知性体がいるかもしれない、 そのために特別な船を用意して突入調査を行う、 というところからしてワクワクもの。 この描写だけでも充分満足できる。

 加えて、渦巻く陰謀が、この調査と不即不離の関係を持ちながら進んでいく。 この辺の混ぜ方が面白い。

 地球上でのとある問題についての描写も含めて最終章がやや浮いている印象を受けたが、 そこも含めての素朴な楽観主義・素朴な上昇志向がこのシリーズの大きな魅力であるのは確か。 うるさ方が何を言うのかはともかく、 楽しいハードSFを読みたい人にはお薦め。


4月21日 (月) 夕食:カレー

全面禁煙

 東急など首都圏の大手私鉄8社が 5月から全ての駅を終日禁煙にすると発表。 喫煙場所から周囲一光年が喫煙可能範囲だと思っている中毒者も 少しは考え直すようになるだろう。

 違反者をきちんと取り締まってくれないと意味無いのではあるが、 一歩前進には違いない。 次は、ラッシュ時ですら暴煙を放置しているJRをなんとかしないとな。

コマンド50号

 今回の付録ゲームは「北海道戦争」。 と言っても、戊辰戦争ではなく、佐藤大輔の「征途」を元ネタにした仮想戦。 おおざっぱに言えば、朝鮮戦争の前半を北海道を舞台に移植したものといった感じ。 こっちは、まだルールをちゃんと読んでいないので、明日にでも。

 記事は、もとが仮想戦なのである程度仕方がないとは言え、 ちょっとおふざけが過ぎる記事や 焦点が分かりにくい記事が多くて残念。
 「征途」絡みとしては、「大和型戦艦再検証」という記事がある。 力作であり、巷にあふれる「誤解」を何とかしたいという意図も分かるのだが、 記事としてはいささか読みづらさを感じた。 これは連載なので、次回以降に期待かな。

 一般記事としては、「検証:カード・ドリブン・システム(後編)」が面白かったのだが、 これは、p.75の「コラム:CDSの限界」と組み合わせると、より興味深くなる。 「色々な可能性を含めることが出来る」のはCDSの強みだが、 それ故に「そこから漏れたもの」が完全に切り捨てられてしまうのが残念だ、 という意見も頷ける。 ま、まだまだ工夫する余地はあるということなのだろう。


4月22日 (火) 夕食:皿うどん

TNS

 更新。サクノスでの政治スキャンダルのニュース。

2000億投資

 ソニーとSCEIが総額2000億円の設備投資を発表。 例の「CELLプロセッサ」を造るためのもので、 2005年には量産体制を構築するとのこと。 (ちなみに、2003年度の全世界の半導体設備投資額は約4兆円。 2000億はかなり大きい。)
 ってことは、PS3の発売は再来年か。

 また、同じ発表会で、PS2のワンチップ化(EEとGSの統合)も発表された。 初期には、EEが240平方ミリメートル、GSが279平方ミリメートルだったが、 これが86平方ミリメートルのワンチップになるのだそうだ。

 チップ面積の減少はすなわちコストダウンである。 まだ当分売れるだろうから 面積比が6分の1でワンチップ化となると相当のこと。 で、これが投資回収と次への投資資金となるわけだ。 国内半導体で東芝が好調なのも頷ける。

川原泉の本棚(川原泉・選、白泉社)

 漫画家、川原泉が選んだアンソロジー。 マンガの作風と思い合わせると色々興味深いかもしれない (寄生虫やらヘリコプターの飛ばし方やらが入っているところも含めて)が、 単純に面白い短編集としても読んでもよし。
 最後のお薦めリストとか見ても「漂流サバイバル系」とか「グルメ系」とかの 項目があり、よく分かると言うかなんと言うか。

 ということで、個々の作品をどうこう言ってもしょうがないのだが、 やっぱ「ロビイ」はいいねえ。^^;


4月23日 (水) 夕食:カレー

読書用端末

 松下が発表した読書用端末 ΣBook

 記憶型液晶を用いた省電力設計(単三電池2本で3ヶ月)と 著作権保護機能搭載が売り。 XGA(1024×768)で階調表示というから、 画質の問題は無さそうだが、 値段が3万円台というのは微妙、というか専用端末としては高い。 (本の代用品以外に何らかの価値を提供しなければ3万など論外。)

 一番の不満は 「単行本サイズ見開き2画面で従来の紙の本と同じデザインを採用」 という部分。 重さにも依るが写真を見る限り片手で持つのは辛そう。

 私は読書端末なら、 軽くて、片手でしっかりと保持できて、メモが書けるのがいいな。 というかこの液晶をパームに入れてくれればおおむね満足できるのだ。
 パンフレットとか情報誌とかに使おうと思うと、 どうしてもメモ機能が欲しくなるし、 やはりマンガ・週刊誌とかの更新が早い読み捨てモノがメインターゲットなのかな。

 あるいは本当に紙の本の代わりにするのであれば、 それはそれで歓迎(数十冊の本がカードに納まるならスペースが空く)だが、 その場合には数年後に起こるであろうメディア移管の際に 著作権ごと移れることを保証して欲しい。 コンテンツに対して代償を払っているはずなのに、メディアが変わる毎に金を取られるのは気分が悪い。 そのメディアに限って、ということなら充分安くして欲しいよ。

SARS

 どうやら北京政府による隠蔽はかなり悪質だったようで、 すごい勢いで数が大きくなっている。 香港でも、本土でも死者が100人を超しており、 ということは患者は5000人を超えていると思われる。

 WHOは、北京、山西省、トロントへの渡航延期を勧告した。 この調子だとイラク戦争なんぞよりよっぽど影響が大きくなりそうだ。

 こういう問題だと、 正体がはっきりしないのが一番良くないのだが、 北京政府の体質とイラク危機で世間の目がずれたのとが重なったのが痛かった。


4月24日 (木) 夕食:唐揚げ弁当

レンズの子供たち(E・E・スミス、創元SF文庫)

 レンズマンシリーズ本編の最終巻であり、 アリシアとエッドアとの最終決戦、 銀河文明ヴィジョンが描かれる巻でもある。 (あと2冊あるのだが、「前史」に属するものなので。)

 しかしねえ、1954年ですよ。 50年前ですよ、この本が書かれたのは。 よくもまあこれだけ、というのは素直に感心する。 概念もさることながら、描写もよくやるよなあ、と。

 一方で、スピード感とのトレードオフとは言えかなり駆け足感があるし、 現在の最高水準のものと比べるとヴィジョンについてもさすがにきついものがある。 (あくまでも、キニスンの活躍する世界の到達点としてのヴィジョン。) それは、訳者(小隅黎氏)後書きや解説(永瀬唯氏)で書かれている内容が 本書の内容ではなく、なんとなく周辺を回っているようなものであることからも伺えよう。 現在において、本書は一流のSFではあるが超一流のSFではない。 レンズマン・ヴィジョンをまとめる一冊ではあるが、 歴史的なものを離れれば必読の一冊ではない。

 ということで、レンズマンを読むなら、まずは「銀河パトロール隊」から。 で、順番に読んでいくのがやはりお薦め。 レンズマンシリーズが超一流のスペオペであるのは、依然として事実なのだから。

 しかし、やはり

 もしスペースオペラのヒーローを喜ばせたいなら、 地球のバターでミディアムレアに焼いた厚さ3センチ重さ1キロのステーキに 金星の最上級マッシュルームを山盛りにまぶしたのを大皿に盛って出してみろ。 (p.404 キニスンの台詞より)
ステーキなのか。^^;

健康増進法

 全文はここ参照。 いよいよ一週間後に施行。

 来月からは、プリントアウトして第25条のところにマークを入れたものを持ち歩くとしよう。 で、店などで汚臭を垂れ流している奴がいたら、 店長に突きつけてやることにしよう。


4月25日 (金) 夕食:おにぎり

ニュートン6月号

 核融合についてのまとめ、 特に、トカマク、ヘリカル、レーザー核融合、の現状と課題の比較が分かり易かった。 なかでも大阪大学の高速点火方式というのが、 実は結構早めに小型化装置になるかもなあ、という印象を持った。 ネタにするならこれだ。^^;

 あとは、クローン生物の異常についてまとめた記事にあった「ゲノム・インプレインティング」。 相同染色体のうちの一方の塩基配列にメチル基でマーキングすることで、 その遺伝子の発現を抑制することができる。このマーキングのこと。
 これが全能性と関係ありそうなのはすぐに予想ができるわけで、 実際このマーキングが不適切だと発生時に異常がおこるらしい。
 一方で、よく言われるテロメア遺伝子が短いことに因る短命性については、 実はあまりはっきりしていないのだそうだ。


4月26日 (土) 夕食:唐揚げ定食

D&D

 キャンペーンの日。 パーティの親玉(^^;)は更に強化され、領主への途を一直線、という感じだろうか。

 ゲームとしては、 パーティレベルが7ともなると、もはや前衛と後衛の役割は完全分離している。 私のキャラクターはクレリックなのだが、 戦闘中にやるのは、支援魔法だけですな。 当たり前のようにキャラクターが空を飛び始めるし、 色々戦闘的には難しい段階にきたのかも。


4月27日 (日) 夕食:パスタ

トゥームレイダー(映画、2001年)

 活劇映画としては中の上といったところか。 ロンドン、カンボジア、ベニス、シベリアと舞台を移しながら 主人公が漫画的な活躍を続けるあたりなどは、 007に通じるものがある。 悪の秘密結社の陰謀がオカルトめいたもの (惑星直列の時に活性化する時間制御装置を手に入れようとする。) であるところは007と異なるから、 レイダースとかのほうが近いのかも知れない。

 一方、ゲーム原作の映画化としてみると、充分合格点。 ララ・クロフト(アンジェリーナ・ジョリー)はまさに原作ゲームのイメージそのままだし、 各種活劇シーンもゲームのイメージを良く再現している。 最後の殴り合いのシーンにはかなり違和感を感じたが、 それ以外では原作ファンも「そうそうこんなイメージ」と納得できると思う。 オカルト的悪の秘密結社の陰謀も原作のイメージに合っている。

 現代物アクションRPGのネタを求めている人、 原作ゲームのファンの人、 にはお薦め。

RED SHADOW(映画、2001年)

 忍者(本格派)でもNINJA(勘違い風)でもないギャグ調映画。 やたら豪華な傍役陣と言い、 どうにもちぐはぐな印象を受けた。

 モノトーンっぽい画面とか、「サムライフィクション」に似ているなあ、 最近のはやりなのかな、とか思っていたら、 監督が同じ(中野裕之)だったのか。 ただ、オリジナルな「サムライフィクション」に比べて 原作のある分だけズレが感じられてしまい、 出来としてはあまりよくないように思う。

 ところで、最初のシーンに出てきた布袋は一体?


4月28日 (月) 夕食:おにぎり

どこでもいっしょSTORE 〜横浜編

 妻の人も有休を取れたので、横浜三越のどこでもいっしょのイベントを見に行く。

 コンビニを模したスペースにグッズをずらりと並べたスペース、 トロ関係のディスプレイ、 「私なえほん」のパネルで飾られたカフェ、 といった作りで雰囲気はなかなか面白い。 特にグッズスペースのコンビニのりは、 商品・非売品(ポケピブランドの紙パック飲料とか)を絡めてかなり愉快だった。

 その後で、お昼御飯を食べに大珍樓新館 へ。 飲茶が一つ500〜600円程度で味は良好。 というか、中華街だとよほどのことがない限り最低限の基準はクリアーしてるものですが。

THE ドラえもん展

 全国巡回中のドラえもん展が 横浜に来ているので、そちらの見学。

 いわゆる「アーティスト」な人達が作った作品の展示なので、 ドラえもんが持つ複数の側面(マンガ表現、ギャグ、成長もの、SF、etc.)を うまく統合して表現するようなものは無かったものの、 デザインとかは面白い。 あと、ドラえもんについて各制作者からコメントが寄せられているのだが、 「弟から奪って読んで…」とか「全部立ち読みして…」とか 割と実も蓋もないものも。^^;

 ドラえもんをモチーフにしたドレスとか、 レンブラント風ドラえもんとかが、自室にも飾っておきたくなるアイテムだった。 あと、動くおもちゃ風(ビデオ展示のみで動いていなかったのだ。)のタイムマシンが 良かったなあ。
 一方、昭和50年代を云々という展示もあったのだが、 これは完全に外していると思った。

 展示を見てから、ふたたび中華街へ移動して肉まんを食べてから帰宅。


4月29日 (火) 夕食:肉豆腐

SFマガジン 6月号

 特集は「スプロール・フィクション」。 文学に疎い私にはよく分からないのだが、「浸透と拡散」の英米版といったところなのだろうか。 短編が5本載っていて、いずれも良い出来の小説だとは思うが、 じゃあこういう短編集が読みたいのかというと、ううむ。

 連載(「膚の下」、「パンドラ」)はどちらも次への展開を控えた感じ。 読み切り短編の「青銅の人形」(草上仁)は軽口ファンタジー系の小品。 TRPGを遊ぶ人は、NPCのモデルにどうぞ。
 「栄曜邸の娘の魂が抜けた話」(林巧)は、 雰囲気は良いのだが、最後がよく分からなかった。 あの夫妻って何だったんだ?

TNS

 更新。ハイトのクーデターは、前支配者の暗殺を受け、収束に向かいそうです。

パナウェーブ研究所

 急に目立ち始めた「白装束集団」。 どうみてもカルト集団なのだが、背景などは不明。

 小説やシナリオなどにはこの手の集団がちょくちょく出てくるが、 現実に出てくるとは。 道交法などの法規に違反しているのは明らかなのだが、 意外にも強制執行などには至っていない。 地下鉄サリン事件直後の対オウム取り締まりのやりかたを一方の極としたら、 こちらの方は、もう一方の極とでも言えるのだろうかな。
 将来、もしこの手の団体が何らかの犯罪を起こしたとしたら、 どの時点で線を引くべきだったのかもめることになるのだろう。


4月30日 (水) 夕食:鶏ゴボウ丼

贈る物語Wonder(瀬名秀明/編、光文社)

 先日読んだ「川原泉の本棚」なんかもそうだが、 それなりにカラーを持った作家が選んだ選集というのは、やはり興味深い。
 そして、相変わらず「SF」に対する距離の取り方の戸惑いがそこかしこから感じられるところも いかにも瀬名氏らしい。

 第一章に「愛の驚き」と称して4編入れている。 「夏の葬列」(山川方夫)、「愛の手紙」(ジャック・フィニイ)が大人の回想、 「窓鴉」(式貴士)、「雨傘」(川端康成)が少年の回想、といった趣になるのだろうか、 どっちの流れからも瀬名氏の小説への影響が確かに感じられる。
 そういえば、「雨傘」は私も教科書で読んだっけなあ。

 第四章には「鏡地獄」(江戸川乱歩)と「託卵」(平山夢明)を持ってきているのだが、 その解説文にある

科学者と芸術家は、いつの時代においても最高に自由な存在なのかも知れません。
しかし、完全な自由は破滅を導くということを、ぼくは「鏡地獄」で無意識のうちに 感じ取ったのだと思います。(p.228)
なんかも、いかにもと思う。

 で、フィナーレに「太陽系最後の日」(クラーク)。
 この作品において、瀬名氏の言う「靱さ(つよさ)」を表現している支えは、 ストレートにSFのビジョンと方法論だと思うのですよ。>瀬名先生

スタートレック 指揮官の条件(ウェス・ロバーツ/ビル・ロス、ダイヤモンド社)

 新・スタートレック(TNG)のピカード艦長が宇宙艦隊アカデミー向け教科書として執筆した本、 という設定のリーダーシップ論の本。 日本で例えれば、「孔明に学ぶ戦略論」とかそんな感じになるのだろうか。 要するにフィクションからビジネス教訓を学ぼうということ。

 具体例がTNGのエピソードから拾われていることを除けば、 「集中力、緊迫感、率先力、能力、コミュニケーション、 正当性、知的誠実さ、信頼関係、精神力、探求心」 と言った項目は、常識的なものだと言える。 言い方を変えれば、特にTNGだからどうこうという面はない。

 結局、TNGを見ている人向けの平易なビジネス書というところに留まるので、 TNGを知らない人には分からない代物になっている。
 一方、普通にTNGを見ている人ならこれぐらいは言わずもがな、と昔は思っていたのだが、 スタートレックの掲示板(例えば、ここ)を 見ていると、スタートレックを見てはいても、 自分に都合の良い勝手な解釈をする人は結構いるものなので、 こうやってきちんとまとめるのも意味があるのかもしれない。

APACHE

 家のサーバに入れてみた。

 普通には動いているようなのだが、CGIでひっかかる。 一通りのエラーを出し、それを解決しつつ最後に 「Internal Server Error」で壁に突き当たる。 "Premature end of script header:"なのだが、 原因はどこだよお。;_;


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