10月1日 (火) 夕食:サンマ

TNS

 更新。 2年前から話題になっていたブーティアン同盟の政治危機が 一応の収拾をみた、というニュース。

路上禁止条例

「人込みの中では喫煙すべきでないと思うが、一律に禁止するのではなく、 それぞれの地域の実情を考慮し、 喫煙者、非喫煙者双方に配慮した適切な処置が取られるよう望みたい」

 千代田区の路上禁止条例が施行。 上記に引用したのは、日本たばこ産業の言いぐさ。 暴煙者と煙草会社は、 何十年もマナーでやれば良いと実効性の無い言い逃れを続けた。 ようやく実効性のある条例が生まれたのだが、 まだ妨害を続けたいらしい。

「人込みの中では毒ガスを散布すべきでないと思うが、一律に禁止するのではなく、 それぞれの地域の実情を考慮し、 加害者、被害者双方に配慮した適切な処置が取られるよう望みたい」
と言ったらタダの馬鹿だが、日本たばこが言っているのはそういうこと。

 台風接近の雨の中、相変わらず有毒ガスをばらまく馬鹿が駅やらスーパー前やらに 蠢いている。当地でも一刻も早い制定を。>川崎市

ゲームジャーナルNo.4

 特集と付録ゲームはともにマンシュタインの「後手からの一撃」。 第3次ハリコフ戦がメインだが、 スターリングラード戦、ロストフ回廊死守、の場面もある。

 ヒストリカルノート、ゲームリプレイ、ゲーム本体が見事に繋がっており、 GJ誌全体の中でもかなりクオリティは高い方だと思う。 というか、リプレイの記事がこれほどイメージ鮮明に読めるのは珍しい。 誌面の作り方がこなれているせいもあるのだろうけど。


10月2日 (水) 夕食:皿うどん

政府ファイルUFO全事件(ピーター・ブルックスミス、並木書房)

 基本的なUFO文献の一つであり、 公開された情報を中心に有名なUFO事件を紹介した本。 主要な事件の紹介、関係文書の写真(とその翻訳)などが多く掲載されている。

 「政府の文書が明らかにしている秘密とは、地球外生命体やその乗り物、技術、 なぞめいた意図についての秘密ではなく、人間の魂とその状態についての秘密なのである。 だが、その話はいずれ別の場所で」(p267)とあり、 「その話」が語られているのが「人類はなぜUFOと遭遇するのか」(C=ピーブルズ)ということになる。 一方、本書は政府との関わりに重点が置かれているので、 1980年代に始まった「陰謀伝説」の説明は本書の方が分かりやすいと思う。

 ドキュメンタリーとしての迫力、説得力は「人類はなぜ……」の方が上だが、 資料として用いるのであれば、本書の方が向いている。 索引が付いているのも嬉しい。 (と言うか、「人類はなぜ……」には索引が無いので参照が大変。)

第三種接近遭遇(アレン=ハイネック、ボーダーランド文庫)

 原著は1972年発行。 コンドンレポート(1968年)の後、UFO研究は混迷の時代に入った。 少なからぬ欠点を抱えていたとは言え、 コンドンレポートはそれなりにしっかりしたものであったからである。

 そんな時代に、コンドン委員会に批判的だったハイネック教授が 「UFO研究の良書」たらんとして上奏したのが本書である。 UFO研究とは何か、UFO情報をどのように分類するべきか、 どのように研究を進めるべきか、を細かく記している。

 さすがに四半世紀前の著作ということもあり、 教授の考え方があまりにもナイーブに過ぎるということは、現在の目からは明らかである。 オカルト系の事象を相手にするには、それなりの方法論が必要というのが現在の知見だろう。 ただ、教授の誠実な人柄は充分に伝わってくる。 陰謀論台頭以前の誠実なUFO学者というのは、ハイネック教授のような人なのだろう。 なお、本書は映画「未知との遭遇」の元ネタでもある。


10月3日 (木) 夕食:総菜(オリジン)

新人賞の獲り方おしえます(久美沙織、徳間文庫)

 久美沙織氏がカルチャー講座で小説の書き方(「本の学校『作文術』」)を 講義したときの内容をもとにまとめた小説作法の本。 「賞の獲れる作品とは?」を10回に分けて解説したもの。

 内容はともかく具体的。 一々抜き出して紹介するのもどうかと思うほどで、 しかもそれが、見出しになっていたり、太字で強調されていたりと妙に目立つ。 まさに、典型的な実用書。 でありながら、安易なハウツー本には留まらない。 その辺は、あとがきの「生クリームの泡立てについて」でしっかりと語られている。

 私は別に新人賞に応募しようという気は無いのだが、 「なんであれ、およそ人様に見せる文を書くのであれば必読」と言われたので読んでみた。 確かに、その目的にも充分使える。

 一方、小説論としても面白い。 かなり構えている(講座の話をまとめたのだから当然だが。)し、 大胆な割り切り(ハウツー本なのだから、これも当然。)もしているが、 そこを忘れなければ楽しめる。 お薦め。


10月4日 (金) 夕食:おにぎり

世にも奇妙な物語 秋の特別編(TV)

 ネタに困った作家は、向かいのマンションに奇妙な男がいるのに気が付く。 その男は窓から飛び降りようとしたり、自殺未遂を起こしたりする。 作家は、その男の様子をネタにして小説を書き、好評を得る。 そして、次の締め切りが近づき、作家は再び男をネタにしようとするがカーテンがかかっている。 そこで、こっそり忍び込んでみると、その男は終末思想・世直し思想に染まった異常者だった。 そのまま男の様子をネタにし続けるが、派手な展開を望んだ作家は、男に過激な行動をそそのかす。 傷害、誘拐、殺人とエスカレートする行動の果てに、男は作家自体に手をかけようとし始める。

 という展開の「連載小説」というのが割と面白かった。あとはそこそこで、 それほどのアタリは無かったかな。

港湾スト

 米西海岸の港湾封鎖が長期化の様相を呈している。 合理化と雇用補償要求とで労使の対立が深刻化したもので、 大型コンテナ船だけでも、日本郵船13隻、商船三井12隻、川崎汽船9隻が足止めされている。 さらに困ったことに、労使紛争は契約上「不可抗力」扱いされるため、損害賠償すら出来ないとのこと。

 なんか、色々無茶なような気もするが、実際に起きているわけで、 シナリオのネタには充分なりそうな気がする。


10月5日 (土) 夕食:オムレツ

CEATEC JAPAN 2002

 半分仕事で、CEATECの展示会を見学に行く。 どうせなら平日に行って直帰で帰れれば良かったのだが、そうもいかない。

 仕事関連を別にすると、サンヨーの超小型ディスプレイ(目の近くに配置するやつ)と パイオニアのウェアラブルディスプレイが面白かった。

 サンヨーのは、焦点深度が深くなるように光学系に工夫がしてあって、画面と外部とを 交互に見ても目のピントを合わせ直さなくて済むので、疲れ目になりにくいようになっているのが特徴。 解像度はそれほどでもないが、意外に見やすかった。

 パイオニアのは、ディスプレイを服などの一部に組み込んでしまい、そこに動画を表示するというもの。 現在は名刺サイズ程度の大きさなので、もっと大きいと良いと思うが、 実際に説明員の人が付けているのを見ると、イベントとかには使えそうな感じだった。

導きの星2 争いの地平(小川一水、ハルキ文庫)

 惑星オセアノに住むリス状知的生命スワリス、ヒキュリジの発展を陰から支える シビリゼーション・オブザーバー辻本司とサポート役AI達の活躍(?)を描くSFの2巻。 今回は、大規模戦争の危機、宗教の発生と堕落、近代天文学の誕生、などの危機に対処する。 一方、地球政府や流通企業の暗躍も本格化する。

 と書くと面白そうだが、本編の方はいささか退屈な(読者にとっては、だが。)展開。 暗躍の方を発展させていきそれが主人公達やオセアノにうまく絡んでくれれば面白くなるだろうから、 そういう展開に期待。

 ブリンの知性化シリーズ、眉村卓の司政官シリーズ、のレベルを期待するのは無茶だろうが、 いずれ地球を追い越しかねない勢いのオセアノの発展を人類はどう見るのか、 「導き」(監視・指導)の意義と正義をどうとらえるか、 というところに行ってくれるといいのだがな。

フリードリヒ大王最後の勝利(佐藤大輔、徳間文庫)

 レッドサンブラッククロス外伝の一作。 昔出た本に新作短編「ペリカンはいつも血を流す」を付け加えたもの。 新作以外は既読。

 例によって皮肉の塊みたいな小説ばかりだが、 このシリーズについては、ファンしか読んでいないからいいか。

 個人的なお気に入りは「海底戦隊<隼>」。 現実世界の問題の翻案ものも多いのだが、出来は並かな。 新作の「ペリカン……」は、ちょっとひねりすぎ。


10月6日 (日) 夕食:サンマ

藤子・F・不二雄のまんが技法(藤子・F・不二雄、小学館文庫)

 1988年のてんとう虫ブックス「マンガゼミナール」、コロタン文庫の「まんが大学」をもとに まとめて一冊の文庫にしたもの。 基本的には子供向けのマンガ入門なのだが、藤子・F氏の創作技法の紹介でもある。

 映画の影響の大きさが伺えるところが面白いし、 一方ドラえもんの実際のマンガが大量に引用されて説明されているので分かりやすいというのも特徴か。

藤子不二雄論 FとAの方程式(米沢嘉博、河出書房新社)

 作品史の中で、両者がそれぞれ何をしようとし、何を達成し、何が達成されなかったかを 検証する第一部「FとAの時宇宙」。 その上で、FとAの関係を考察する第二部「FとAの内宇宙」。 本書の目的は第二部になるわけだが、 その支えとなる第一部にも圧倒的な迫力がある。

 第一部では、FとAの違いはマニアでしか意識しないようなものであることと、 それでありながら明確に違うということを検証していく。 最初は「黒い藤子不二雄」と「白い藤子不二雄」から始まり、 「用心棒」と「未来の思い出」まで。

 第二部は、その差(これは驚くほど多い。)と類似点(これは驚くほど少ない。)を整理していく。 なぜ、二人は一人であったのか、なぜコンビ解消を宣言しなくてはならなかったか。 最後の結論は平凡で単純な言葉だが、 そこに至るプロセスに裏付けられているだけに非常に重い。 軽いファンに過ぎない私には重すぎる内容であり、 理解したとは言わないが、今後はドラえもんやまんが道の見方が変わるだろう。 アニメーション映画の大長編ドラえもんの位置づけがこんなに重要だとは思ってもいなかった。

 なお、蛇足ながら著者の米沢氏は、コミケット代表の米沢氏。 凄い人なんだな、と改めて感心した。

藤子・F・不二雄論(浜田祐介、文芸社)

 Fマンガの真価を解き、愛、夢、希望のウラ側に隠された真意を探るという触れ込みの評論本。 約半分が大長編ドラえもんの解説に当てられていると言う点で、 米沢氏の著作と好対照をなしている。(米沢氏の本でも大長編ドラえもんの重要性は語られているが、 個々の作品への言及は無い。形式こそが重要と見ていたからだ。)

 ただ、残念ながら本書は評論としては駄作。 時系列的には本書が先行したのだが、米沢氏の著作のある今、本書には歴史的価値しかない。

 個々の評の浅さというのもあるし、論証の杜撰さというのもあるのだが、 一番の問題は、 事実と分析と意見とが(おそらくは意図的に)混同されていることであり、 その意味では本書は評論になっていない。 本書は、著者の政治的主張を言うがために藤子・F・不二雄を利用しているようにしかみえない。

 高校生が書いた同人誌向け評論なら充分な出来と言えるし、 藤子・F・不二雄ファンが書いたエッセイだと思えば、これはこれでよい。 米沢氏の著作と同じ日に読むのは、読んだタイミングが悪いとは言えるかもしれないが、 私は本書に評論書としての価値を認められない。


10月7日 (月) 夕食:炒り卵

SFマガジン 11月号

 特集は「SFミステリ再考」で、ソウヤーの新刊に合わせたものなのだろうが、 それに合わせた短編の一つも載せて欲しかった。 (横山えいじの「おまかせレスキュー」がミステリーねたではあるが・・・^^;)

 圧巻なのは飛浩隆の「蜘蛛の王」。 大袈裟な煽り文句があって、どんなものかと思っていたのだが、確かに面白い。 言ってしまえば単なるヴァーチャルワールドであり、それは明言されているのだが、 それでも確固たる世界があるように感じさせられる。

USEN値下げ

 有線ブロードネットワークスが値下げ。 11月分から1300円値下げされて4800円になる。

 ついでに新サービスもあって、 集合住宅内に8戸以上開通していれば500円、 16戸以上なら700円、 30以上なら1000円、割引をするというもの。 あまり増えると速度低下の原因になるが、8戸くらいなら問題にはならないだろう。 私の住んでいるアパートも、加入者増えないものか。


10月8日 (火) 夕食:おにぎり

小柴昌俊教授ノーベル物理学賞受賞

 宇宙物理学への貢献が認められての受賞。 先日修理が終わったカミオカンデが、 1987年にニュートリノを観測した件も含まれているとのこと。 目出度い、目出度い。

スペースコロニー:立花隆トークセッション(ディスカバリーチャンネル)

 「人類はなぜ宇宙を目指すのか」という題で、毛利衛、立花隆が語る番組。 去年の暮れにBS朝日とディスカバリーチャンネルが共同製作したらしい。

 なんか、内容は妙に薄いのだが、 頭の悪そうな(悪い?)アナウンサーがぶち壊しているのか、 実は立花隆ってたいしたことはないのか。 毛利さんが披露するエピソード、 「火星に到達したが時間は10分しかない。火星を代表する岩石を集めろ、という訓練があった」とか、 「軌道から地表に降りてきたその日は、みんなベッドから落ちる」とかは面白かった。

 スタジオの聴衆の中に速水螺旋人そっくりの人(本人?)がいたような。

TNS

 ソロマニ連合から亡命してきたスピリディオ氏が講演旅行を開始した、というニュース。


10月9日 (水) 夕食:中華惣菜

島津製作所の田中耕一氏ノーベル化学賞

 島津製作所の田中耕一氏がノーベル化学賞受賞。二日続きの慶事。 日本人としては9人目(私は、平和・文学は除外する立場)。

 蛋白質の解析技法、特に生体高分子の質量を精密測定する技法、が授賞理由。 しかし、43歳とはお若い。 日本の民間企業所属というのも初めてかな。

スペースコロニー:宇宙の暮らしと人類の未来(ディスカバリーチャンネル)

 宇宙移住についての番組。 宇宙開発の概要説明、火星移住、スペースコロニー、テラフォーミング、が簡単に説明される。 中身はたいしたことはないのだが、 もう30年も地球圏を出た人類がいないのだという事実が切々と語られ、 一方、それでも行くぜという意欲を持ち続ける人が次々登場する。

 1977年撮影のオニール博士(スペースコロニーの提唱者として有名)の画像が貴重品かな。

 それはともかく、字幕が半分くらいしかついていなかったのは、事故かなにかかな?

ゴジラと科学

 科学未来館で10月30日から始まる展示。 年末のゴジラ映画とのタイアップ企画らしい。 特撮技術関係の展示がメインらしく、 SF生物学とかそういうわけではないみたいだ。


10月10日 (木) 夕食:おにぎり

ジオニックフロント 2(林譲治、角川スニーカー文庫)

 読み忘れていた本。PSのゲームのノベライズ。 かなりの駆け足で話が進んでいくので、ゲームの攻略本に小説風解説がついていて それを読んでいるような印象。 この程度の小説なら林譲治を使わなくてもいいんじゃないだろうか。 もちろん、一定水準は保っているけれど、 彼に書いてもらうなら、もっと背景とか説明とかを書き込んだ方がいいと思う。

GPS

 雑誌にGPSのデータが出ていたのだが、GPSの衛星からデータが送られてくるスピードは、 50bpsなのだそうだ。 だから、スイッチを入れてすぐに位置を出すというわけにはいかない。

 さらにシュードライトというのもある。 Pseudo Satelliteの短縮形による造語で、 これを空港とか港とか精度の必要な施設の近くに置き、 GPS衛星と同じフォーマットの信号を地上から出すことで、 安定的に高精度の位置情報が得られるようにしよう、というもの。 既に仙台空港で試験も行われているらしい。


10月11日 (金) 夕食:宴会

ポリオワクチン

 ユニセフのニュースレターの10月号を読んでいたら、 マンガで「予防接種”+”」というのが載っていた。 開発途上国での予防接種事業の裏方さんの紹介なのだが、 経口ポリオワクチンの配達の紹介があった。 ワクチンは暑さが苦手なのだが、そういう国もある。ではどうするか。 なんと、ラクダに太陽電池とクーラーボックスを据えつけて、保冷しながら運ぶとのこと。 写真が見たかった。


10月12日 (土) 夕食:鶏雑炊

ハーフドラゴン

 ドラゴンハーフではない。 今日はRPGのオフがあったのだが、 友人HがD&Dのマスターをやってくれることになった。

 彼が用意した(というか、今日買った)シナリオには、 モンスターPCを作っても良い、と書いてあった。 どう作るのかと尋ねたところ、DMG(Dungeon Masters Guide)の22ページを見せてくれた。 そこには、色々なデータがあり、中に「Half-dragon」というのがあり、 3レベル相当で取れるとある。 ということで、これを選択。 ブレスは吹くは、ナチュラルアーマーはあるは、噛みつき攻撃はできるは、と無茶苦茶。
Halfの相手はorcを選択。ということで、Strの修正値は+12。 ポイント割り振りで18を当てたので、Strは最終的に30。 荷馬以上の輸送力を誇る。^^;

 二度とこんな機械があるかどうか分からないので、色々とやりたい放題。 キャラクターレベルが6〜8くらいだとかなり強いと思う。


10月13日 (日) 夕食:サンマの塩焼き

FF−XI

 レベルアップして28に。 改めて、クフィムに移動し、ミミズ狩りをしてみる。 獲物の取り合い問題が起こらなければ、かなり妥当な感じで戦える。

エナジー・エアフォース(PS2)

 リアル志向(といっても、コンシューマ機としては、だが。)のフライトシューティングゲーム。 PC機のリアル志向も面白いのだが、 メリハリがある方がゲームとしては面白くなる。

 1時間ほど遊んで、F−16の基本操縦訓練をクリアー。 修了試験には時間制限があり、これが遅くても早くても駄目というもの。 着陸アプローチ中に「早すぎ」と言われても、これ以上遅くできんよ。^^;


10月14日 (月) 夕食:皿うどん

チーズケーキ分科会

 今月はやや早めに到着。 ものは、菓子司新谷の「ふらのチーズケーキ」。 ただ、メンバーのスケジュールの都合がつかず、 最初から小分けされた一口大のケーキと言うことで、 随時取りに来て貰うことにした。

 ということで、うちでは一足先に食べてみたのだが、 ふんわりさっぱりした感じでいくつも食べられそうな危険な(^^;)ケーキ。 ジャム(ブルーベリージャム)がアクセントになっていて ほのかなチーズ味と引き立て合っている。

侍はこうして作られた 〜アクワイア製作2課の660日戦争(新清士、新紀元社)

 今年の2月に発売されたPS2用ゲーム「侍」の製作記。 開発中の取材を許された取材者が書いているのが特徴。 (通常は当事者が書くものが多い。)

 混乱と人集めと解決(妥協?)が生々しく描かれており、 この生々しさが本書の一番の見所だろう。 「奮戦する姿を通して、現代におけるゲーム製作の難しさを描く」というのは、 そこそこうまく行っている。 (もっとも、金と納期の問題はあっても外部から仕様や製作に口を出す人がいないのだから、 通常のソフト開発よりもやりやすかっただろう、と見ることもできる。)
類書に「ゲーム職人は眠れない」(野間口修二)があるが、 比較すると時代的な違いや製作体制の違いなども興味深い。 おそらく、「天誅」の制作時の雰囲気は「ゲーム職人……」に近いものだったのだろう。 もっとも、単独で読んで面白いのは「ゲーム職人……」の方。 本書は、いささか淡々としすぎている感がある。 著者の分析が不充分で、何がポイントなのかはっきりしないせいだろうが、 そこは生々しさを優先したのだと思うことにする。

 一方で、意地悪い読み方になるが、 当初企画がどんどん後退していく様を描いている「妥協の歴史」のドキュメントとして、 本書を読むこともできる。 (もっとも、中西氏が当初語っていた「野心」は 既に「ガンパレ」が成し遂げてしまっているのだが。)


10月15日 (火) 夕食:広島焼き

TNS

 反政府暴動の話だが、またソロマニリム宙域。 あいかわらずきな臭いことで。

軍事研究 11月号

 江畑謙介氏が「アフガン軍事作戦一年の教訓」という記事を寄せている。

などなど、数年するとこれらの戦訓が反映した施策が行われるのだろう。

 あとは、20世紀の戦車と小銃の発展を概観する記事が4本。 微妙な視点の違いがあるのだが、それが良い方に作用しており、 個々の武器とその戦術との関係とかが、 4本まとめて読むことでかなりすっきりとわかる。


10月16日 (水) 夕食:唐揚げ弁当

ジェットトレイン

 ジェットエンジンで走る列車と聞けば、普通は際物だと思うだろう。 ところがカナダのボンバルディア社が本当に開発、15日にワシントンのユニオン駅で公開した。 最高速度時速240キロで、ディーゼル車に比べてガス排出量が3割以上少ないとのこと。

 北米の非電化区間用高速鉄道、のための列車ということらしい。 しかし、うるさくないのか?

コマンド47号

 付録ゲームはエポックの「ドイツ戦車軍団」の再版。 これにヒストリカルノートや戦術指南の採録と幾つかの作戦研究の記事が載っている。

 ドイツ戦車軍団は、マップもユニットもリライトされ、 昔のカラフルなイメージから落ち着いたイメージのものに変更されている。 システムは特に変更無しのようだ。(というか、変更しようがないか。) 作戦級入門としてはワン・オブ・ザ・ベストのゲームなので、関心のある向きは是非入手を。

 ハリコフなら2時間あれば遊べるよなあ。


10月17日 (木) 夕食:トンカツ弁当

拉致問題

 27日に衆参統一補選があり、それの選挙運動が始まった。 おかげで、通勤途中にぎゃーぎゃーと騒がしい連中が増えた。

 で、その騒がしい連中の一人は某宗教(だとしか私には思えないのだ。)政党の所属。 「我々は1988年以来一貫して拉致問題の解決を……」とやっている。 他人の功績を自分のものであるかのごとく語るのは 無責任政党の常とは言え、 「拉致の証拠は無い」とやったのはここのトップだったよな。 いや、信者(支持者)の人達はそれで満足するのかもしれないが。

 しかし、電車のホームに聞こえるように騒ぐのはやめてくれないものか。 こっちは動きようがないのだから。

FF−XI

 最近は、ジャグナー森林でのキノコ狩りが中心。 まとまった時間がとれればパーティの方が経験値の割は良いのだが、 1〜2時間となるとパーティを組むまでの時間がネックになる。

 白魔導士なら、いくらでも声をかけて貰えるのだが。^^;


10月18日 (金) 夕食:ざるそば

心の決死圏

 今週のスタートレックDS9。 DS9の後半には、 違法な遺伝子操作によって知能を向上させられたがそれを隠して人助けをするドクターと 所謂汚い仕事を請け負っている秘密機関とを絡ませると言う うまい設定があった。
ドクターの苦悩を中心にして、 何が同じで何が違うのかというところを描いていけば面白い話が作れたのだろうが、 一方的な正義感を突っ走らせただけで全然生かせないままに終わってしまった。

 これに限らず、DS9の後半には、 設定をうまく生かせていないエピソードが多いように感じる。 残りあと3回なのだが、どうなることか。

日本版シャトル実験機

 キリバス共和国クリスマス島で行われた飛行試験が成功裏に終了。

 全自動の全長約4メートルの無人機は、 離陸後、600メートルまで上昇し、9分30秒後に無事着陸。 離陸は米国のシャトルと異なり、飛行機のように行われる。

 例の「ふじプロジェクト」が提起した問題に対して、 シャトル側はまだ答えていないと思うのだが ともかくも実験が成功したのは良かった。


10月19日 (土) 夕食:唐揚げ定食

D&D

 怪しい友人MがマスターのForgottenRealmsキャンペーンの日。

 いきなり大量のオオカミにパーティ全体が包囲されたり、 OwlBearにgrappleされて殺されかけたり、 レベルが倍以上もある敵が一騎打ちを要求してきたり、 とどうしようも無い (後から考え直しても、betterな行動が思いつかない。) 戦闘が続く。 もうちょっとキャラをいじらないと駄目かなあ。

 ま、結構シナリオは進展したので、それはそれでよし、といったところか。


10月20日 (日) 夕食:豚汁

ハリーポッターの秘密まるごと大辞典(ディスカバリーチャンネル)

 ハリポタに出てきたあれは、というのをざっと紹介した番組。 私は原作を読んでないので、どうもピンとこなかった。

 空飛ぶほうきの前後の向きが、本物(本来の方丈の儀式)と一般の認識とは逆だ というのが面白い情報だったかな。

あしたのロボット(瀬名秀明、文藝春秋)

 この2年ほどの間に瀬名氏が発表したロボット連作を一冊にまとめたもの。 アシモフのロボットものが一旦進んだ道をあえて忘れ、 AIBO・ASIMOというテクノロジーと アトムという概念とをもとに ロボットをどう捉えるのかを探った作品。

 ロボットには感情や意識があるのか、あるべきなのか。 作品を読む限りでは、 あってしかるべきだが、それをうまく表現するのには困難を感じている、 というように思える。 そのせいもあるかもしれないが(ご当人の発言には反するが)、完成度にはやや疑問が残る。 むしろ、瀬名氏のノンフィクションやエッセイなどの発言と重ね合わせる面白さが大きい。 ロボットの話をしているのか、科学の話をしているのか、SFの話をしているのか、 という部分が随所にあるように思う。

 現時点での瀬名氏の結論めいたものは「アトムの子」に書かれているのだろう。 ところが、老研究者の回想的なシーンを織り交ぜて語られるこの話は鉄腕アトムを作ろうという話。 そして主題はよりにもよって「正義」。 充分に面白いのだが、「もっと行けるだろう」という感じも受ける。 多分、このテーマは書き続けられるだろう。次作が楽しみ。

 「亜希への扉」に出てきた、ロボットに死を演じさせる男が興味深い。 これは、近いうちに現実化するだろうな。
 あとは、9.11テロ関連の記述。 こういう書き方ができる人は、瀬名氏を含めて少数。


10月21日 (月) 夕食:豚汁

南北戦争 49の作戦図で読む詳細戦記(クレイグ・L・シモンズ、学研M文庫)

 米国南北戦争の戦争全体を、 個々の戦い毎に簡略な図を付けて説明した本。 前後も含めて戦争全体についての記述が少ないのだが、 その分個々の戦闘については分かりやすい。

 南北戦争より前のメジャーな戦争というと、ナポレオン戦争になるのだが、 それに比べると、 戦術的な機動についてはあまりぱっとしない面が多いように感じる。 一方で戦略的機動の面では鉄道や船舶を利用しての移動というのが面白い。 あとは、内戦という制約のせいもあるのだが、 政治的な理由で無能な指揮官が選ばれたり、選挙の結果を受けてその指揮官が罷免されたり というのが面白い。

まぬけ

 民主党の菅直人、社民党の土井たか子等が 日本人拉致事件実行容疑者の辛光洙の釈放運動をしていたことに対して、 阿部副長官が「まぬけな議員」という批判をした。

 売国奴と言われても反論しようのない行為なのだから「まぬけ」ぐらい言われても仕方がないと思うが、 この発言で阿部副長官を批判する人がいるそうだ。 恥の上塗りになるだけなので止めた方がいいと思うのだがな。

 「何故私たち皆が、自分たち共同社会の出来事として、 この人々の不在をもっと強く意識し続けることが出来なかったか との思いを消すことができません」と言うのが良識ある人の感想だろう。 で、原因追及と再発防止策を講じるのが政治家の役割のはず。

 ブリーリボン運動というのもあります。


10月22日 (火) 夕食:豚汁

賢いマウス

 東京大学の広川信隆教授が、遺伝子操作を行って記憶・学習能力に優れたマウスを作ることに成功。 KIF17を増やすように操作したマウスで、 KIF17は神経細胞間の受容体を運搬する役割を果たしている蛋白質。

 痴呆症の治療法に繋がるというのが建前だが、 霊長類などに適用できれば非常に面白いことになる。

皇后陛下

 昨日の日記の「何故私たち皆が……」というのは皇后陛下の発言からの引用。 皇族の発言というのは概ね柔らかいトーンのものなので、 その基準からするとかなり厳しい批判なのだろう。

 皇室の発言としてはかなりぎりぎりの線であって、 というか皇室がこういう発言をせざるを得なくしている時点で、 政治の失態だと思う。

 皇室でこの種の発言をするのは、美智子皇后が多いような気がする。 皇族の中では(良い意味で)庶民に近い人だからかもしれないが、 私は皇室ウォッチャーじゃないのでよくは分からない。 さすがに、そういうデータはないだろうし。


10月23日 (水) 夕食:炒り卵、コロッケ、豚汁

TNS

 トレイン教授がシリア大学に到着。 そのうち、学説の発表とかするのかな?

仮定法

 TOEIC向けに英語の参考書などを読んでいたのだが、 問題とかを解いてみると、ある分野が非常に悪い。 それが「仮定法」。

 私が読む英文のほとんどは、 論文とゲームのルールブックなのだが、 考えてみると仮定法過去完了なんてのはほとんど出てこない。 と言うのは言い訳で、やはり勉強不足なんだよな。^^;

大ワニの襲撃

 今週スーパーチャンネルで放映されていたサンダーバードのエピソード。 特殊な成長剤が漏れだしてしまい、沼地のワニが巨大化してしまったという設定なのだが、 ペット用のワニを模型の前に置けばそれだけで巨大ワニになる、 と言うアイディアが先にあったのだろうな。

 しかし、2号のメカは何度見てもいいねえ。


10月24日 (木) 夕食:カツ煮定食

藤子不二雄A

 日経夕刊にインタビューが載っている。 それによると、 『「オバQ」までは完全に合作でした。』 『「オバQ」以降は別々に作品を描き、同じペンネームで発表していましたが、 作風が少しずつ分かれてきた。』とのこと。

 一方、『FとAの方程式』によれば、 二人の合作の白眉である「海の王子」(1959〜1961)は同時に合作の困難さを示すものであり、 1961年にトキワ荘を出たのを契機に作風が大きく分かれている、とある。 オバQは1963年開始。 スタジオゼロに参加した漫画家の合作として始まるが、 1965年の再開時にはほぼF氏が一人で描くようになり、 連載終了後はA氏との合作もほぼなくなってしまった、とある。

 周囲の観察と本人の記憶とでどっちが正しいのか、と言うのは私のレベルでは分からないが、 オバQが大きな転機になったのは間違いないのだな。


10月25日 (金) 夕食:サンドイッチ

チェス

 スラッシュドット にもあるよと教えて貰ったのだが、コンピュータチェスの話。 前回は専用スーパーコンピュータ、今回は複数台とは言え、ノートパソコン。 ここが技術的には一番のポイントかな。 もう3年もすれば個人用PCで世界チャンピオン並の強さが実現できるだろう。

 カスパロフが惨敗したときに騒ぎになったのは、 歴史的に、西洋ではチェスを知性の象徴として扱ってきたというのがあるから。 あのときのカスパロフは自滅に近かったのだが、 そのプレッシャーの一つに「チェス=知性」という一般認識があったのであろう。

 人は鳥のように羽ばたくことには失敗したが、 飛行機やロケットによって空を飛ぶことを可能にした。 凡人はカスパロフのようにチェスを指すことは出来なかったが、 ディープブルーによってカスパロフ並に強いチェスプレイヤーを作ることが出来た。 これが、科学や工学の勝利以外の何であろうか。

ログイン12月号

 ネヴァー・ウィンター・ナイツ(NWN)の記事が4ページほど。 D&D3rdベースのMORPGで、 舞台はForgottenRealmsダンジョンツールも付いているらしい。

 ローカライズ担当のプロデューサーがD&Dファンだったというところから始まったということで、 そこの路線がきちんと踏襲されていれば期待できる。 AMC2002でお披露目があるらしい。

 ただ、これを遊ぶにはパソコンを新調しないと駄目なんだよな。 FF−XIもあるし、どうしたものか。


10月26日 (土) 夕食:鶏雑炊

トラベラー

 月例トラベラーキャンペーンの日。 戦争間近なのでシナリオの選択に困り、小ネタを幾つか用意しておいたのだが、 妙にうまく立ち回られたりしてちょっとたるんでしまったかも。

 ゲームの後は、D&Dのうまいプレイ方法についての相談など。 とりあえず目を据わらせて電波系を目指すのと、 アトリビュートの修正を少々行うつもり。

 あとは、「101トラブル」とかのアイディアを貰う。 実現できるかどうかは分からないが、検討だけでも。

英国16世紀グルメ王・ヘンリー8世の食卓(NHK教育)

 美食家としても知られるヘンリー8世の食事を再現したもの。 「珍しい肉ほど健康によい」とか、 新大陸からもたらされた「砂糖」が甘みの点からも装飾の点からも重用されたとか、 イタリアと仲が悪かったのでフォークはあまり使わなかったとか、 意外と衛生への配慮が行われていたとか。

 じっくり焼いたローストが美味しそうだった。

 栄養バランス的には、いささから野菜不足のきらいがあったようで、 むしろ栄養不足で無い限りは庶民の食事の方がバランスは良かったらしい。


10月27日 (日) 夕食:けんちん汁

FF−XI

 テレポクエスト遠足に同行させてもらう。 と言っても私のキャラはまだクエストを受けていないので、 どんなところか観光旅行にいったようなものだったりする。

 社会人中心のグループなのだが、それでも私はかなり遅いほう。 こういうところがMMORPGの難点なんだよな。

ワールドタンクバトルズ

 有名な食玩ワールドタンクミュージアムの戦車模型を使って簡単なSLGを遊んでしまおう、というゲーム。

 手元のカード(5〜6枚)の中から行動を選び、判定はダイスで行う。 命中判定、ダメージ判定ともに修正値は2〜3個で、あとはダイスを振って表を見るだけ。 さすがにドクトリンとかまで表現するわけにもいかないが、 このお手軽さは悪くない。 バランスとかは少し遊んでみないとわからないな。

PEG-NR70V

 前に使っていたPEG-S500Cが完全に故障。 しばらく前から調子が悪く、妻の人からお下がりを貰うか、 SJ30を買うか を考えていたのだが、 とりあえずお下がりを試すことにする。

 今まで使っていたソフトを入れたり、データを移したりの作業をしたのだが、 辞スパの国語辞典が エラーを起こして動作せず。 問い合わせのメールを出した。


10月28日 (月) 夕食:けんちん汁

辞スパ

 問い合わせの返事が来た。 バージョンアップしたプログラム があるから、それを使いなさい、ということで、無事に解決。 ありがとうございました。>スリー・エー・システムズ様

劇場占拠テロ

 24日にモスクワの劇場を占拠したテロは、 26日に特殊部隊が突入し解決をみた。 と、同時に突入時に用いられた特殊ガスにより多くの犠牲者が出た。 (100人以上らしいが、重態患者がいるためもう少し増えるだろう。) 本来非致死性のガスだったが、人質の体力が低下していたことで 被害が大きくなってしまったようだ。

 もっとも、ガスを使わなければ爆弾により数百人の死者が出た可能性が高く、 ガスの使用自体は非難されるものでもなかろう。

 問題は、突入後の解毒治療措置が不充分だった可能性の方で、 こちらについては準備態勢の不足が批判されよう。 又、使用したガスが化学兵器禁止条約に抵触するものだったとの話もある。 ただ、条約を守って数百人死なせても誰も誉めてはくれないのだから、 条約違反を批判するのはあまり意味がないだろうな。

 チェチェンの情勢がどうであれ、 今テロをやったところで政治的主張が通るわけもない。 殺された人質を別にすれば、一番の被害者は真面目にチェチェン問題の 解決に努力してきた人達ということになるだろう。


10月29日 (火) 夕食:けんちんうどん

イリーガル・エイリアン(ロバート・J・ソウヤー、ハヤカワ文庫)

 人類は初めてエイリアンと遭遇した。四光年あまり彼方のアルファケンタウリに住む トソク族が地球に飛来したのである。 ファーストコンタクトは順調に進むが、思いも寄らぬ事件が起きた。 トソク族の滞在する施設で、地球人の惨殺死体が発見されたのだ。 片脚を切断し、胴体を切り裂き、死体の一部を持ち去るという残虐な手口だった。 しかも、逮捕された容疑者はエイリアン。(本書あらすじより)

 エイリアンの生態や思考法を法廷の場で徐々に明らかにしていく形式で表現する というアイディアで8割方勝利と言える。 ミステリとしてはフワイダンイット型になるのだろうが、 最後は、SFとしてもミステリーとしても納得のいく形でまとめてくれる。 で、それを踏まえたエピローグがSFファン感涙もの。 CJ5に行く人は読んでおきましょう。 絶対話題に出るから。

 あとは、頻発するスタトレねたに大笑い。 ソウヤーがスタトレファンだとは聞いていたが、 本作は現代アメリカが舞台なせいか使いたい放題。 最後の一言なんかも含めて 本作全体からもスタートレックの香りが漂ってくる(多分TNGが一番近い)。 (「ロムランのバード・オブ・プレイ」というのは残念だった。「ロミュラン」だよなあ。)

 少々まじめな話をすると、 アメリカが法治主義や陪審制の維持に膨大な手間をかけているのだな、というのも感じられた。 弁護側があの手この手で評決を自分に有利なようにしようとする工作を描くことで 陪審制がはらむ危険を踏まえつつ、 最後は陪審員(一般市民)の良識を信じているのだ、ということも。 まあ、甘いと言えば甘いのだろうけど。


10月30日 (水) 夕食:カツ煮定食

TNS

 ソロマニ内部の内輪もめ。 ソルセックが無政府主義者を援助していたという非難の記事。 どうなっているのやら。

 それよりも、今回のニュースの舞台がちょっと妙。 Euxene/Aldebaran というのは、アルデバラン宙域のエウゼーネ星系という意味のはずだが、 エウゼーネは星域の名前であって星系の名前ではない。 ちょっと調べても分からなかったので、何か御存知の方は御一報を。

ストーンエイジCOP(藤崎慎吾、光文社カッパ・ノベルス)

 午前一時。
 埼玉県みずほ市やなせ中央公園前にあるコンビニの店内は、がらんとしていた。 (ストーンエイジCOP、p.9)

 大手コンビニチェーン警備員兼警察官の主人公が、 コンビニ強盗未遂で捕まった少年から奇妙な話を聞かされる。 「家には偽物の俺がいる」と。 という出だしから始まるストーリーは、 SFというよりはアクションもののような感じ。 近未来の退廃した世界を舞台にしているものの、どことなく借り物感があり、 これといったビジョンも無い。(ネタはまあ、かなりありふれたもの。)

 アクション系エンタテイメントだと思えば、小説自体の出来は悪くないが、 そう思うと、 主要な登場人物である少年少女達にもあまり魅力が感じられないのが難点。 藤崎慎吾って、この程度の作家ではないはずなんだがな。


10月31日 (木) 夕食:チキンバーガー

ニュートン 12月号

 特集は、ダークマターとダークエネルギー。 なぜ、ダークマターやダークエネルギーというものが考え出されたか (渦巻銀河の回転が内側も外側も変わらないから、 宇宙の膨張が加速しているから。) それらが「何でない」ことが分かってきたか、を説明している。

 相変わらず、「元素を材料としないブラックホール」とか、 「宇宙空間が膨張しても真空のエネルギーは薄まらない」とか、 聞いているだけでも面白い。

 ノーベル賞関係の記事は来月らしい。

日本シリーズ

 いつの間にか終わっていましたなあ。^^;

 それはさておき、昨今の経済状況を鑑みてか、 両監督を人材管理と絡めるビジネス記事がちらほらと。 さすがに読んだことは無いけれど、 野球を題材にすることで分かりやすくした記事なのかか、 一流プロと普通の人をごっちゃにしたトンデモ記事なのか、どっちなんだろう?


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