過去の日記へ
3月1日(木) 夕食:豚汁
起床するも風邪は抜けず。見かねた妻の人から「とっとと病院に行け」と言われる。
ということで、もう一日休暇を取って病院に行くことに。
診断の結果は、普通の風邪。診察の後で薬局で薬を入手。
例によって、量が多いが、今回はプリントアウトされた名前を注意書きのリストがもらえた。
ちなみに薬は、
- ロキソニン錠 60mg 消炎・解熱
- バリダーゼオーラル 内服錠 消炎・抑痰
- フロモックス錠 100mg 抗生物質
- フスタギン末 鎮咳
- メジコン散 10% 鎮咳
- マーズレンS顆粒 胃保護
とのこと。
ありがたいことに今日は妻の人が休暇をとってくれたので、
昼夜ともにきっちりと御飯を作ってもらえて助かったです。感謝。>妻の人
昼頃には頭痛が治まり始め、漫画程度なら読めるようになる。
なにせ、頭痛中は本が読めないどころか、考えことすらままならず実に辛い。
夕方頃には本も読める程度に回復。
「ニュートン4月号」読了。
光子を1個ずつ放出する装置の話が楽しい。
カムチャッカの火山の写真は、石と煙の黒、雪の白、溶岩の赤、が印象的。
特集連載のゲノムは、商業絡みの話と生命進化検証の話。これだけの規模の特集だとさすがに分量的には充分。
一通りは分かった(と思う。)
常に倫理を語らなければならないのがゲノムの面白くもやっかいなところか。
「ハイウェイ惑星」(石原藤夫、徳間デュアル文庫)読了。
あさりよしとおのイラストは実は非常にマッチしてました。すみません。>あさり氏
前に読んだことがあったのは表題作だけで、短編集の他の作品は初めて読んだのだが、どれも楽しい。
特にブラックホール惑星は楽しかった。
全作品がそのまま「ぱらふり」や「スペオペヒーローズ」のシナリオになりそうな話。
しかし、全てハードSFなのだな。
「地球環」(堀晃、ハルキ文庫)読了。
こんなものを読めるのだからかなり回復と言えよう。^^;
情報サイボーグシリーズを集めた短編集なのだが、初期とそれ以降とでだいぶ感触が違う。
私は後半の方が好み。「骨折星雲」の展開が気に入っている。
この短編集を読むと、
「バビロニア・ウェーブ」も情報省ものとして長編展開してほしかったと思ってしまう。
3月2日(金) 夕食:豚汁
なんとか回復。ということで、普通に出社・退社。
ただ、薬の一つがも列に眠くなるタイプで、服薬後1時間ほどは使い物にならないは、
服薬間隔を開けるために昼食の時間をずらすことになるは、とそれなりに大変。
自民党のポスターにアリアンロケット。「実在するロケットとは知らなかった。他意はない」とのコメント。
宇宙開発を国威高揚に使う話はよく聞くし、疑義を呈するのもありだろうが、自国の宇宙開発の苦境に対してこうも無関心とは・・・
シルエットなら気づかなかったというのも同情するが、国旗入っているんだから、誰か気付けよ。
録画しておいた布袋のFETISHライブ(WOWOW)をビデオ鑑賞。
編集の映像演出が最低で全てをぶちこわし。
短時間でパカパカと映像を切り替える技術(エヴァのオープニングみたいなやつ)を
ダラダラと使うのには嫌悪感を感じた。音楽にきちんと併せて、短時間だけスパっと使わなきゃ。
クレジットを見る限りではフクシゲ・ノブタカなる人物が元凶らしい。
おくればせながら、今週分のTNSを更新。楽な話で助かった。
3月3日(土) 夕食:鍋
元々「007」を遊ぶ予定の日だったのだが、
風邪で倒れていたせいで仕事のスケジュールがきつくなってしまい、休日出勤。
とはいえ、完全復活したわけではないし、薬のこともあるので、定時出社し3時半頃まで働いて帰宅。
飲薬の影響で服薬後30分後くらいに猛烈に眠くなる。
これが1時間くらい続くので、昼食を食べたら帰るつもりだったのだが、色々手間取ったもんで。
帰宅途中に買い物に出た妻の人に合流。
書店に寄り、「OL進化論」の9,10巻(やはり、病気の時に気楽に読める本は大事だ。)と
探していた「プラネテス」も入手。
「プラネテス」(幸村誠、講談社モーニングKC)読了。
標準以上とは思うが、ちと私のツボからはずれているのかも。
ハインラインの「未来史」シリーズとか、ブラウンの「万華鏡」とかの路線なんで
基本部分は私好みなんだがなあ。
鍋を食べながら「スピードアタック」(ディスカバリーチャンネル)を見る。
レーシングカーの話はよく聞く話をうまくまとめた感じだったが、
第2話は、競走馬/SR71/早撃ち/ボースアインシュタイン凝縮という謎な組み合わせ。
早いというキーワードで集めたエピソード集なのだが、面白かった。
ちなみに、
競走馬は健康管理の充実によりサラブレッドの平均速度が上がった話、
SR71は超音速飛行の話(衝撃波の写真、という珍しいものも見られた)、
早撃ちはライトが着いてから0.5秒で2メートルほど離れた2個の風船を打ち抜く話、
凝縮は超低温状態を作る(レーザー冷却と蒸発利用)話。
3月4日(日) 夕食:豚汁
昼頃まで惰眠をむさぼる。ぐうぐう。^^;
ジーンズの膝に穴が空いてしまったので、新しいものを買うために外出。
ついでに駅前の「焼きたてシュークリーム」を買って帰り、おやつに食べる。
おいしいですな。>「焼きたてシュークリーム」
「スピードアタック」(ディスカバリーチャンネル)の3回目は、エアレースの話。
ピストンエンジン+プロペラ、という以外無制限のレースを紹介しながら、
レースと航空の関係の歴史の概要を紹介。
一次大戦終了で放出された飛行機がベースとなってレースやショーが行われ、
二時大戦時にはレースやショーが人材を供給した、とかいう流れ。
東京初空襲のドゥーリトル氏もレース出身だったのだそうだ。
某所で「SFもRPGも冬の時代」とか言っている人がいるそうなので、一言。
「SF冬の時代」というフレーズが論争のタネになりえたのは一昨年というタイミングが
あってのことで、まともなSFファンはそれを「今」の問題とは思わないはず。
しかし、「TRPG」の世界には「SF」に悪いイメージを持たせようとする勢力がいる
(誤解とは言わせない。私はうんざりするほど見てきた。)のだが、
彼らの意図は何なんだろう? スケープゴートにでもしたいのかな?
3月5日(月) 夕食:唐揚げ弁当
やはりスケジュールはやや押していて、8時まで残業。
「SFマガジン4月号」読了。
但し、管浩江の博物館惑星のみは単行本を読んでからということで後回し。
特集が田中啓文なんだが、悪ノリの限りというか、なんというか、
インタビューまでこの調子とは。しかし、予想以上に苦労人だったんですね、この人。
後半は連載3本だが、傀儡后の最終回が圧巻。
オチ自体は「またかいな?」とも思ったが、無理矢理まとめ込んだ力業に免じて、というか、
読んでいて面白かったよ。
3月6日(火) 夕食:トンカツ弁当
TNS更新。また、ロング氏ねたです。しかし、長いな、このネタも。
「ホンモノの文章力 自分を売り込む技術」(樋口裕一、集英社新書)読了。
あえて、受験テクニック/演出としての作文術を述べ、「手軽に高い評価を得る」ことを
目標としている。
そう割り切ったおかげで、全体が具体的で分かりやすい。
実際には、当たり前のことを当たり前に説明しているのだが、
手際よくまとまっており、ハウツー本として一読しておくことをお薦めする。
「理系の作文技術」(木下是雄、中公新書)という名著があるが、
あれよりも読みやすさや即効性は上だと思う。
自然科学の粋を集めた核兵器でも、実際に殺すことが出来たのは高々数十万。
一方で、社会科学の粋を集めた共産主義が殺すことが出来たのは数億。
技術が人類を危機に追いやる可能性はもちろんあって、それに注意を怠ってはいけないけれど、
他にも注意するべきものがあるんじゃないだろうか? >その筋
あと、SFには、自然科学的SFも社会科学的SFもある。
というか、どんなハードSFだろうと、テクノロジーや科学が社会に影響を与える以上は、
社会学的側面を持っているものだ。
(逆も言える。社会から全く遊離した科学や技術なんてない。)
SFオンラインの「PLANETALINK」(小川一水)前後編読了。
ベタベタだけど、ジュヴナイルなので許す。^^;
でも、この小説が載るべきなのはSFオンラインとかじゃなく、
プレティーンの人が読むような雑誌だな、本来は。
3月7日(水) 夕食:皿うどん
午後は外出だったので、帰りに書泉に寄って「インペリウム」やら「SF・JAPAN」やら
「SFが読みたい2001年版」やらを買ってくる。
ああ、また積読が。^^;
「パナマ侵攻2」(佐藤大輔、中央公論社C・NOVELS)読了。
レッドサン・ブラッククロスシリーズの最新作。というか、3巻が昨夏に出るはずだったのだが、
例によって出てませんなあ。^^;
中南米国際会議の駄目さ加減とパナマ侵攻準備とを平行させたストーリーで、
例によっての佐藤節。
パナマ侵攻時の中南米諸国の動きを説明する伏線を引いただけ、とも言えるかな?
3月8日(木) 夕食:ビーフシチュー
共産主義による大量の死者ってのは、
原発事故よりも、例の「バケツでウラン」の臨界事故に近いと思っています。
考えなしに振り回して大変なことになったという点で。 >さらさらな友人H
突如締め切りが3日速まり、今週末も一日休出せざるを得ない。
というか、データチェックとがかメインなので、残業すれば進むというものでもなく、
どうしても「日」単位で稼がないと進まないのだ。
「エクスターミネーション」購入。
最初の30分くらいを遊んだところだが、「バイオ」の一変奏かな、というところ。
ま、このタイプ好きだからいいんだけど、何か見せ場が欲しいなあと思いながら楽しんでいる。
これを買ったときに「ボクと魔王」の体験版ももらった。
こっちは、凄まじく愚かなテイストが溢れている(誉めてます)。
確かに影を使った演出にはマシンパワーが必要で… などと考えるのもバカらしいほどの
テイストに満ちている。
こっちは妻の人が買うはずなので、さて、どうなることか。
3月9日(金) 夕食:唐揚げ
とにかく進められるだけ仕事を進めて帰宅。10時か。
「SFが読みたい:2001年版」(早川書房)読了。
カタログとして買ったのだが、鏡明氏と山田正紀氏との対談が面白かった。
SFの位置づけというのは、常に難しいものだな、と。
とりあえず、今の積読が片づいたら本をある程度注文したいところ。
3月10日(土) 夕食:ちゃんぽん
起床後、パソコン関係物を中古屋で処分するために秋葉原へ。
ソフマップに査定に出してから、
朝昼食をとったり、CDを買ったり。
朝昼食は、でじこビルの向かい(^^;)にある「飲茶道楽」のランチバイキング。
味は中の上といったところだが、安い(500円+飲み物100円)し、出来たてだし。
ちまきが妙に美味しかったが、これは一人一個の限定。
私の食べる量だと、バイキングではなく適宜注文した方が安くつくかも。
ブックタワーで本を買ってから、日本橋へ移動。
前倒しのホワイトデイということで、
マロンケーキを買い、ダロワイヨ(日本橋三越)でお茶。
このダロワイヨで食べた新作ケーキ(フレジェ)が大当たり。
もう一つ食べたケーキ(クレーム・ブリュレ・マロン)も良かったし、
食べなかったが、パリトキオというケーキも美味しそうだった。
是非、イチゴが美味しい季節に行っておくことを薦める。>その筋。
「SF・JAPAN 2001年春号」(徳間書店)読了。
小説の方は、「血の騎士 鉄の鴉」(吉川良太郎)、「獣のヴィーナス」(谷口裕貴)が
割と面白かった。ちょっと採点甘いかもしれないが、両名ともに第2回日本SF新人賞の受賞者
ということで、ご祝儀込みで。
一番面白かったのは「SFは何と戦ってきたのか?」。
巽孝之、笠井潔、山田正紀、の対談記事で、巽氏の日本SF大賞受賞を記念したもの。
「日本SF論争史」の読み方、という感じで議論する意味付けみたいものが語られている。
この記事を読むと「論争史」もとっとと読まねば、という気になるが、
今これを読むパワーがないので、ちょっと先送り。
3月11日(日) 夕食:焼き肉
休日出勤。8時半から6時半までお仕事。
夕飯は、さらさらな友人Hと妻の人と合流して、甘太郎Jの焼き肉半額を試してみることに。
顔を合わすなり、「目をどうした?」と聞かれるが、単なる疲れ目です。ご心配なく。
焼き肉は値段を考えると充分合格。上カルビと塩タンがお薦め。一人2300円なり。
その後お茶をして解散。
3月12日(月) 夕食:豚肉のトマトスープ
今日も残業。明日はそれほど遅くならない、はず。
アフガニスタンのイスラム組織タリバンによるバーミンヤン遺跡破壊事件。
日本史にも廃仏毀釈なんてのがあったわけだが、これは150年前の話。
21世紀にもなってまだこんなことがあるとは。
しかし、『TORG』的に解釈すると色々と意味深ではある。
仏教遺跡を破壊するってことは、やはり裏で糸を引いているはマルローか?
3月12日(火) 夕食:豚肉のトマトスープ
TNS更新。提督の引退の話。しかし、帝国の貴族は我々の基準からすると長生きですな。
今日も帰りが遅かったが、一応これで一区切り、のはず。
夜コーヒーを飲みながら、
録画しておいた「プロジェクトX 戦場に架ける橋」をビデオ鑑賞。
とっかかりの頃はカンボジアの兵士(工兵)との関係維持にやや配慮が足りなかったのではないか、
というのが第一印象。
ポルポト派の虐殺や強制労働なんてのは、事前に分かっていたことなんだし、
到着早々にその説明は受けていた(という描写がわざわざ番組でもあった。)のだから、
国情の調査や配慮が不充分だったという批判はあるだろう。
とはいえ、日本橋再建のために結婚式を延期してカンボジアに戻った通訳の二人も、
最終的にはきちんと技術者の育成という目的も達した田辺氏も立派。
もうちょっと、技術伝達の苦労(たぶん方法論の違いなのだろう)を
具体的に説明して欲しかった。
3月14日(水) 夕食:ハンバーグ
久しぶりに定時退社。
「新世紀未来科学」(金子隆一、八幡書店)読了。
「SF文学の数だけ人類の未来の選択肢がある」
「本書はSFという人類の文化的資産を再検証、それらに登場する科学技術をジャンル別に通観し、
未来科学の展望を語るものである。併せて、実際の最先端科学がどこまでSFい追いついているのか、
という疑問にも答える。」
という売り文句に偽りはない。
SFか科学に関心があるなら読んで絶対に損はしない。
いつでも参照できるように手元に置いておくことをお薦めする。
与太話をするにせよ、RPGのシナリオを考えるにせよ、純粋に知的好奇心を満たすためにせよ、
必ず役にたつだろう。
2800円は安いとは言わないが、どうせ読むなら良いものを。
時間が間に合ったので、スタートレックヴォイジャー第117話「甦るジェインウエイ家の秘密」を
リアルタイム鑑賞。
はいいのだが、なんか、どうでもいいような話だった。まあ、ヴォイジャーだし、仕方ないか。
3月15日(木) 夕食:豚肉のトマト煮
ボツワナ大統領が、
15〜49歳の感染率が36%に達したことを発表した。
「エイズで国が亡びるかもしれない」とも。
未知の細菌(生物兵器でも可。)によって亡びるというSFなら
いくらでもあったが、防疫体制の不備と薬品不足で国が存亡の危機
というのもなかなかに凄い話である。
急激な人口減少が国家の存立に大きなダメージを与えるのは
間違いのないところ。ボツワナは対処が間に合うのだろうか?
「日本軍の小失敗の研究」(三野正洋、光人社NF文庫)読了
「続・日本軍の小失敗の研究」(三野正洋、光人社NF文庫)読了
太平洋戦争での日本の失策については、「失敗の本質」という名著がある。
この2冊も同じような視点で書かれているが、
「あえて大局ではないものを」という趣旨で書いた本ということになっている。
比較的評判が良かったので読んでみたのだが、残念ながらあまり良い本ではなかった。
調査も考察も不充分であり、それを誤魔化すためだろうか文章も論理展開も紋切り型に陥っている。
この種の本を初めて読むのなら良いかもしれないが、
ある程度の知識のある人にとっては退屈なだけだろう。ネタ的にもたいしたことはない。
3月16日(金) 夕食:豚肉のトマト煮
ロシアの宇宙ステーションミールの突入が近付いている。
現在、高度約240kmを飛行中で、一日に約2kmずつ低下しているとのこと。
時間が分かっていれば目視も可能な状態。
(ISSの方は、年末までは見えていたけれど、今は見えないんだったかな?)
一方、息吹危機管理担当相が、
突入の際、日本上空通過時にはルート下の住民に屋内避難を呼びかけると発表。
ミールの破片よりも車の方がよっぽど危険なのだが、
まあ、屋内への避難程度なら対して悪影響もないから、それはいいだろう。
セガの大川会長が心不全のため死去。74歳。
ドリームキャスト撤退に伴い、私財を800億贈与したのが最後のプレゼントになってしまった。
(ある意味で悟ってたのだろう。)
セガが心配で死ぬに死ねずと言って癌を克服したものの、体力の衰えはなんともし難かったのだろう。
セガの中では最もビジョンとビジネスを兼ね備えた存在だっただけに、惜しい人を亡くした。
3月17日(土) 夕食:宴会
RPGオフの日。
ラックの高い友人MのマスターのSPACE1889に参加。
いつもながらの運営で、私はああいう運営は苦手なんだが、
うまくエッセンスを理解できればばなとは思うんだが、
まあ、それ以前にやらなくてはならないことが多いけど。
昼食は丸井の駅弁フェア。
何かのグランプリととったとか言う「21世紀出陣弁当」を買ってみた。
これがやたらにたくさんの種類のおかずが入った優れもの。
東京駅限定らしい。
あと、弁当だと時間が早めに済むので、時間が厳しめなゲームの時には
時間に余裕ができていいかも。
3月18日(日) 夕食:お好み焼き
「エクスターミネーション」終了。
3Dアクションとして詰めが甘い面があるのは惜しい。
「トウームレイダース」のきっちりとした組み上げに比べるとかなり粗雑な感があり、
アクションによる解決に爽快感が欠けてしまっている。
バイオの一変奏としては、特に「浸蝕」の描写や扱いが面白かった。
5段階だと4かな?
「毒笑小説」(東野圭吾、集英社文庫)
iMacな友人Tから貸してもらったもの。
実は、友人T一番のお薦め「マニュアル警察」は、
世にも奇妙な物語のネタに使われていたのを見ていたのだが…。
他はまあまあな出来。星新一とか筒井康隆とか読んできた人には多少ものたりないかも
しれないが、筒井康隆はかなり癖があるから、これはこれでいいかも。
3月19日(月) 夕食:皿うどん
「永遠の森 博物館惑星」(管浩江、早川書房)読了。
ベストSF2000国内篇1位と聞いて、
「SFマガジンでの連載は読んでいたし、結構面白いとは思うけど、1位?」と思っていたのだが、
続けて読んでみて納得。これなら1位も分からなくもない。
美をだしにした連作SFなのだが、
「審美は認知」という点で
思った以上に一本芯が通っていた。
「金融腐食列島 呪縛」をビデオ鑑賞。
疑似ドキュメントだと思うと、ガサ入れの時の指示(「そこ電話切って」)とか、
社内調査委員会の情報収集場面とか面白かったけど、映画としては、まあ、そこそこ。
このジャンルだと、多分きちんとしたノンフィクションの方が面白いだろうな。
電撃PS−Dの体験版で遊ぶ。
「シスタープリンセス」のブッ壊れ具合に呆然。
兄を呼ぶ呼び方を10通り以上用意して、全妹キャラに呼び方を変えさせるなど芸の細かいところを見せるが、
しかし、こりゃ予想以上の駄目ゲー。^^;
3月20日(火) 夕食:ハンバーガー
今日は、ディズニーランドで妻の人とデート。
ということで、6時起床で舞浜へ。
8時少し前に到着し、8時15分頃に入場。
今回の目当ては、「キャラクターブレックファスト」と「クマのプーさんの新アトラクション」。
ということで、まず、キャラクターブレックファストへ。
これは、朝食メニューなのだが、食事中に着ぐるみのキャラクターが回ってきてくれるというもの。
「何はさておきアトラクション」というのをクリアーした人向けのものらしい。
妻の人は非常に喜んでいたが、私もうまい企画だと思った。
もう一つの目当ての「くまのプーさん」は断念。
混む日とは聞いていたが、280分待ちというのは、もはや意欲でどうこうできる問題ではなかった。
のんびりとアトラクション巡りをしたり、パレードを見たりしていたのだが、このパレードがなかなか優れも
の。
山車の周りで踊りというのはいつもの通りなのだが、なんと、ゲストにも簡単な踊りを踊らせながら
パレードをさせ、同時に山車を動かすという凄いもの。よく、こんなの実現させると関心する。
しかも午後の回も見たのだが、これは微妙にアレンジを変えてあり、両方見ても飽きないようになっている。
いつもながら、この辺には感心する。
夜は、前回見そびれたファンタイルージョンを見物。
ストーリー仕立てになっているのだが、悪役の演出が面白かった。
その後、帰宅。
ちなみに、「くまのプーさん」はこの時点で90分待ちだったようだ。
3月21日(水) 夕食:皿うどん
寝不足と疲労でちと辛い。やはり、年には勝てんのお。^^;
妻の人も多少疲れが残っているようで、となると天気のせいであって、年とは別問題、か?
「ドイツ軍の小失敗の研究」(三野正洋、光人社NF文庫)読了。
「連合軍の小失敗の研究」(三野正洋、光人社NF文庫)読了。
ということで、シリーズ4冊を読破したわけだが、評価は変わらず。
「甘い」の一言。普通に戦史関係の本を読む方がいいだろう。
兵器は運用と一体となって意味を持つという事実を無視するのは二流軍事家にはよくある話。
一番凄いと思ったのはエニグマ暗号についての部分。
「組み合わせの種類は10の50乗。従って人間が解読するのは理論的に不可能なのである。」
と決めつけており、暗号を理解していないことが明らかになっている。
普通は、文庫化するにあたって加筆修正、あるいは、註の付け足しなどをするはずだが、それもない。
ということからも、この本の出来は伺えるであろう。
二流ビジネス書の世界からは、そこそこの評価をもらえるのかもしれないが、読む必要はないだろう。
TNS更新。
TNS内部で風邪が流行って大変、ということで、
SJG自身で風邪が流行っていることのパロディ記事らしい。
しかし、"virus"の文字を見た瞬間、ぎょっとしたのも事実だったりする。
3月22日(木) 夕食:サンドイッチ
IBMがパソコン用の電力を夜間に蓄積しておくことで、負荷分散を図る研究をしていると発表。
昼間は空調や照明などにも電気が必要でピークが大きくなる。
そこで、ノートPCを中心に夜間に充電しておき昼間はバッテリーを使うというのを
システマティックに行おうということ。
言っていることは至極まっとうなので、大規模事業所の割引とかと併用すれば
あっというまに普及するかも。
価格性能比の良いバッテリーが広まれば家庭用にも応用が効くし、将来的に期待。
ケニア国立博物館のミーブ・リーキー博士のグループが
350〜320万年前の猿人化石を発見。
有名な「ルーシー」(アファール猿人)と同時代であるが種類は別ということで、
人類の進化に複数の系統があった可能性を示している。
頭蓋骨しか見つかっていないので他の骨を見つける必要があるが、
複数系統あったのであればそれが現生人類とどうつながるのかが興味深い。
「軍事研究」4月号読了。
RMA(Revolution in Military Affair)という言葉があるように、
軍としてITにどう対処するか、どう利用するかというのは大きな問題になっている。
その解説記事が載っているのだが、筆者も言うように、用語こそ違え、一般会社のIT対応と
変わらなかったりする。
それだけ、IT対応というのは普遍的ということなのだろう。
米軍が開発中の新型歩兵銃OICWの記事も面白い。
管制、モード切替、命中精度など性能は素晴らしいの一言だが、
一丁1万ドルもすることも含めて、オーバースペックという気がしないでもない。
あとは、江畑謙介氏がソ連戦車史の話を書いている。
さすがに昨日読んだ三野氏なんかとは違ってしっかりしている。(って、比べるのが失礼かも。)
3月23日(金) 夕食:牛丼
録画しておいた「プロジェクトX 戦場に架ける橋」の後編をビデオ鑑賞。
ポルポト派は橋を壊そうとし、カンボジアの兵士は雇い主に銃を向けるほどモラルが荒んでいた。
橋桁への高性能舗装は日本でなくてはできず、それには日本から運ぶしかなく、これも難事業。
輸送中に台風に襲われて橋を切り離さざるを得なくなるが、なんとか中国に捕られる前に取り戻す。
そして完成。
工兵さん達は技術者としてその後、立派にやっており。その偉業は紙幣になっているとのこと。
もっと詳しい話をきちんと、という資料はあるのかな?
ミールは無事に太平洋に落下。場所は南緯40度、西経160度近辺。
3度の逆噴射はいずれも順調に行なわれたとのこと。
最後はきちんと締めてくれたようでなにより。
御苦労さまでした。>ミール
あと、かつぎだされて苦労された的川教授も御苦労さまでした。
「海上の要塞 空母 前編」をビデオ鑑賞。
カールビンソンを舞台に、着艦管理、新人トレーニング、海上補給、発艦、パイロットの装備、
事故、メンタルケア、など地味な部分をたっぷりとみせてくれた。
ゲームに使うかどうかはともかく、こういうのは知っておいて損はない。
空母から飛行機を出すのも一苦労というのが分かる。
3月24日(土) 夕食:ちゃんぽん
正午頃までのんびり寝坊をしてから外出。
書留を受け取り、買い物をしてから帰宅。
「エクスターミネーター」の3回目をクリアーする。
ミサイルって強力。
「風のクロノア」もしばらく遊んでみる。
こっちは、柔らかなタッチと心地よいアクションが楽しい。
音一つとっても、よく練り込まれているのが分かる。先が楽しみ。
「8月の博物館」(瀬名秀明、角川書店)読了。
大人のためのジュヴナイルというか、「果てしない物語」というか、
藤子不二雄というか、物語論というか、ううむ。
SFか?というと、ぎりぎりSFの範疇かなという程度なので、
SFとしてどうこうというのは多分あまり意味がないだろう。
個人的にものすごく気に入ったのは紛れもない事実で、
もう一ヶ月早く読んでいればSFオンラインの長編部門はこれにしただろう。
ただ、これが普遍的に面白いと思って貰えるのかどうかはよく分からない。
個人的なツボを直撃、という感がなきにしもあらずなので。
私は、瀬名氏の小説の中では、これがベストだと思う。
ただ、なんとなく遺作めいてしまうの気になるのは、心配のしすぎか?
SFオンラインでは、「瀬名版の脱走と追跡のサンバ」と書かれていた。
言い得て妙かもしれないし、ちょっと違うような気もするし。
語りにくい小説ではあるな。「体験」としては非常に素晴らしいんだが。
3月25日(日) 夕食:鶏皮リゾット
ブランチは買い物を兼ねて丸井のフードコートへ。
宣伝チラシにあったKFCの「ツイスター」を食べてみた。
「ツイスター」はクリスピーチキンとレタスをソースと一緒にトルティーヤで巻いたもの。
食べやすくてボリュームがあり、結構気に入ったよ。
学会誌ってのは、普通の人が読んでも分かり難いことが多いのだが、
中には分かりやすい記事もある。
ということで、「人工知能学会誌 2001/3」から、2つほど紹介。
- 「デジタルクリーチャーズの世界」(土井利忠)はAIBOについて説明した記事。
脚や頭がはずせることは一般ユーザには秘密だとか、やはりブルックスのロボットがヒントになっているとか、
そういうことが書いてある。
- 「日常記憶の諸相」(仲真紀子)は、日常現実世界における記憶の性質を解説している。
関心の引きやすさ、「書いて憶える」の有効性(アメリカ人はほとんどやらない。図形的なものに有効。)、
信用性の問題などが書かれている。
「海上の要塞 空母 後編」を鑑賞。
厨房(5000人分のピザ。面倒な料理ほど喜ばれる。)、
訓練準備、ペルシャ湾での哨戒(日夜を問わずコクピットで待機するパイロット。)、
偵察飛行、情緒不安による海への投身(半年の航海で8人が病院へ。)、
夜間訓練(燃料管理と着陸管制。インタビューに答えつつも目が真剣。)、
赤道祭の馬鹿騒ぎ、帰還。
基地での夜間訓練に色々問題が多いのは承知しているが、
あの真剣な目を見ると訓練が欠かせないというのも分かる。
うまい解決はないものかね。
3月26日(月) 夕食:手羽先煮込み
「ニュートン5月号」読了。
特集がラムセス2世なのだが、一昨日「八月の博物館」を読んだばかりで、色々既視感が。^^;
スフィンクスの道とか墓の構造とかは、イラストの威力を感じる。
サッカラはカイロに近すぎるのは出てなかった。
ギアナ高原の植物相写真はいかにも奇観という感じでよい。
特に柱サボテンというか人影というか、
高さ4mにもなろうかというチマンタエア・ミラビリスの群れが良い。
あとはレバノンの記事があり、「砂漠も石油もない自然豊かな」中東の国とのフレーズ。
レバノンというと戦乱のことばかり思い起こされるが、フェニキア以来の伝統があり、
歴史的にも重要なのだな。
「ログイン5月号」読了。
てくてくテクノ散歩道は、野田司令が登場。
7年前に研究を始めた三重冗長コンピュータにいつのまにかMAGIと名付けられてしまったりと、
やはりNASDAもオタクの巣窟か。^^;
携帯電話と通信衛星の見かけのスペックがそれほど変わらない
(1.5GHzと2GHz、600mWと200mW)のだから、
1kgサイズの衛星が出来るはずだ、というのは、なるほどうまいことを言う。
3月27日(火) 夕食:フライドチキン
TNS更新。事故のニュース。特に裏はない、と思う。
東京高裁が中古ゲーム販売は合法との判決。
法律的にはそうなのかもしれないが、
中古屋が幾ら肥え太ったところで彼らはゲームを作りはしない。メーカーはゲームを作る。
今のような中古は中古屋の利益ではあっても、長期的にはユーザの利益ではない。
ゲームで遊べなければ元も子もないのだから。
ゲームが映画かどうかなどというどうでもいいような議論をしている暇があるなら、
とっとと法律でゲームソフトの権利を定めるべきだ。
というか、10年以上も放置しているのが問題なのだが。
イスラム原理主義勢力タリバンがバーミヤンの大仏破壊跡を公開。
これで、排他性・独善性などイスラムのイメージが更に悪化するわけで、
どうにも理解に苦しむ行動。
いや、もちろん彼ら自身は、自分達が正義であり被害者であると
思っているのだろうけど。
「SFオンライン賞2001」発表。
長編部門は秋山瑞人の「猫の地球儀」(40票/200票)。
表紙のイラストで引いてしまったのだが、読んでおかなくてはなるまい。
短篇部門は野尻抱介の「喪われた思索」(15票/142票)。
私はこの作品は腰砕けだと思っているのだが、まあ授賞は授賞だ。
ただ野尻氏本人も書いているように、
真の授賞作は34票獲得の短篇集「祈りの海」だろう。
ゲーム部門は「ガンパレ」(72票/154票)。
組織票もあるだろうけど、去年のSFなゲームだとするとこれしかあるまい。
授賞コメントも相変わらずのノリだが、「ゲームをつくろう」は良いですな。
3月28日(水) 夕食:手羽先煮込み
突発事項対応で、深夜帯まで残業。帰ってから持ち帰り分の仕事を少々。
なんて生活では書くネタがあろうはずもない。^^;
3月29日(木) 夕食:チキンバーガー
薬害エイズ事件で阿部被告が無罪になった件。
事実認定については素人の私にはなんとも分かりかねるが、
「奴を有罪にしろ!」と叫ぶ周囲の雰囲気は
どことなく魔女裁判的で、嫌な印象。
「奴が有罪でないなら薬害は防げない」という発言に至っては、
誰かに責任を押しつければそれで済むと考えているようにしか見えず、
真面目な事故防止をする気がないとしか思えない。
先日のニアミス事件のこともそうだが、悪役探しばかりに御執心では、結局駄目。
法的責任を問えないというのは、責任も権限も定められていないということ。
なら、それをきちんとしなきゃいけない。
でも、そういう主張は一般受けが悪く、脇においやられがちなのだな。ふー。
なお、阿部氏の件に対しての私の感想は、
法的責任はともかく道義的責任はあるはずだし、
事件が起きた時点でそこそこの立場にいたのだから、
(事件が起きたときに責任をとるのが、責任者の役割の一つだ。)
事実関係の究明なり再発防止メカニズムの設定なりにきちんと貢献して欲しい、
というところ。
日経朝刊にセガとナムコが一面広告。
両社で見開き全面広告となっており、なかなかのインパクト。
明日からのゲームショーで何か隠し球の発表をするための前振りか?
「決戦2」購入。
更に、「セガガガ」と「NFL2K」が配達されていたのだがこっちは不在通知。
受け取りは明後日の予定。
というのとは裏腹に、明後日の007のシナリオの確認をしていた。
妻の人が借りてきた「デビルメイクライ」の体験版をしばらく遊んでみた。
操作系に多少戸惑いを感じる。
バイオハザードのように視点がカチッカチッと切り替わるのだが、
その際にスティックを押したままだと前進、
スティックの向きを変えると「画面上でその方向に」向きが変わる。
そのため画面が切り替わった後に移動方向を変えようとすると一瞬動く方向がふらつく。
これが戸惑いのもとになっている。
あと、これのせいだと思うのだが、舞台となっている建物の3次元的構造が分かり難い。
バイオ風(ラジコン風)でない方法を模索した結果だとは思うのだが、
もうちょっと練り込んだ方がいいんじゃないのかな?
ゲーム自体は、グラフィックも音楽もホラー風の雰囲気が非常に良い感じ。
3月30日(金) 夕食:手羽先煮込み
左右逆でない鏡が考案された。
と言っても、三角柱状に鏡を2枚並べるもので、それ自体は普通の発想。
うまいのは中に水を入れることで継目を消している点。
構造的に奥行きが必要なので普通の鏡から置き換えるのは簡単ではないが、
ファッション系のお店なんかでは重要かもしれない。
東京ゲームショーで、セガがXBox向けでMSとの提携を発表。
発表されたタイトルは「ジェットセットラジオ」「パンツァードラグーン」など
アメリカ好みなものをそろえたような印象。
セガは、当面は、あちこちのハードにたくさんタイトルを出す、というコナミ的な方向を
目指すことになるのかな?
体制転換がうまく進めばいいのだけれど。
あと、私は別にセガが嫌いなわけではない。(任天堂は嫌いです、はい。)
ないが、セガ信者のコミニュテイとは関わり合いたくないと思っている。
セガの方針転換で、ああいう連中が減ってくれと嬉しいのだがなあ。
3月31日(土) 夕食:焼き肉
007の日。
プレイヤーは、ダブルオーの紳士な友人A、ルーキーのさらさらな友人H、
同じくルーキーの妻の人、の3人で、先月のオクトパシーの続き。
色々予想外のことがありながらも、楽しませてもらいました。
ご苦労様。>プレイヤー各位。
検証目的であった「ダブルオーならボンド的に振る舞えるか?」については、
肯定的な結果を得たと言える。
ただ、これが紳士な友人Aの個人的な能力に依存したものかどうかは、要検討。
ということで、今度は紳士な友人A以外の人にダブルオーをやってもらうことにしよう。
何人か候補は考えているのだが、個々に聞いてみないとな。
シナリオは、市販のどれかにするつもり。
手元にあるのは、「美しき獲物達」「黄金銃を持つ男」「ゴールドフィンガー2」
「ドクターノー」「ゴールドフィンガー(これのみ日本語版)」。
「二度死ぬ」が欲しいのだが、入手はできないだろうな。
朝やってきた紳士な友人が「朝は雪だった」と言い、
昼食の帰りには霙混じりの雪になっていた。
どうなることかと思ったが、夜にはあがっていた。しかし、雪ねえ。
ホームへ